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【ウマ娘】カレンチャンってどんなウマ?実績と特徴を解説してみた

どうもマツウラです。

いつもはウマ娘と絡めて競馬の歴史を解説してるわたくしですが、今日は穏やかではない。



カレンチャン…

まさか実装されると思ってなかった大穴カレンチャン。全く準備してなかったからクソデカ感情が渦巻いているんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。


もうニシノフラワーしかありえない脳になっていた方も大勢いらっしゃると思うので、カレンチャンって誰ンチャン!?(ここで皇帝が笑う)(エアグルーヴは死ぬ)って方はこれをぜひご参考にして頂ければと思います。


(のんきに考察してた時のぼく)




スプリンター界のヒロイン

カレンチャンはその名前からは想像出来ないほどの強さを秘めたスプリンターだった。(ちなみに名前は馬主さんの娘さんの名前から付けられたらしく、今でも冠名「カレン」はGIでよく見る)


まずはカレンチャン(ウマ娘)のプロフィールを見ていこう。

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カワイイの権化。ウマスタグラムで300万フォロワーを誇る自撮りの天使。生まれてから秒で自分のカワイさに気づき、その魅力で両親や先輩を屈服させ、人生のピラミッドを登ってきた。自分がいかにカワイイかを示すため、トゥインクルシリーズの頂点を目指す。(公式サイトより引用)

魔性の女ッ…!そしてキャラが濃いッ…!!!!


ウマ娘でダイワスカーレットの育成イベントにチラッと顔を出すのだが、そのわずか数秒で落とされたトレーナーも多いだろう。奴はまさに魔性である。

どけ!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!!



じゃあなんでこんなにキャラが渋滞してしまったのかも含め、本家を見ていこう。

カレンチャン

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性別 ♀

父 クロフネ 母父 トニービン 母母父 マルゼンスキー

18戦9勝

主な勝ち鞍 高松宮記念、スプリンターズS

適正 芝短距離、先行(逃げも可)

2007年生まれ

ライバル (世界の)ロードカナロア

主戦騎手 池添謙一


競走馬らしからぬつぶらな瞳。キラキラしてる。

まず勝負服のデザインを見て欲しい。ウマ娘verとほぼ同じだ。落とし込みの技術がすごい。


GIは2勝のみと、ここまで実装された星3キャラの中ではいわく付きキャラ(丸善&鈴鹿)を除いて最も少ない。

だが、彼女も十分に星3になる実力は持ち合わせている。それがウマ娘シナリオに反映されるかは置いておいて。


カレンチャンを語るにはまず、最大最強のライバルの話をしなければならない。


カレンチャンが生まれた2007年頃はディープインパクト最強時代であり、「競馬における日本最強馬は?」と聞かれたら、誰もがディープインパクトだと答えただろう。


未だにディープが最強だと答える人は大勢いる。でも僕はオルフェーヴルが好きです(半ギレ)ちなみにカレンチャンの池添騎手は後にオルフェに乗って最強になります(謎のガチギレ)



…話を元に戻そう。では、「短距離最強馬は誰か」と聞かれたら。これも答えは大体同じだった。


サクラバクシンオー。

ウマ娘ではネタにされがちだが、スピードをガン振りするだけで勝てるバクシンさんは、史実でもとりあえず短距離(1400以下)に出しとけば絶対勝てる激強馬だったのだ。

90年代からずっと彼が最強のスプリンターであり、これからもそうあり続けるだろうと思われていた。


しかし、バクシンオーを優に超えて、世界に手をかける最強の短距離馬が現れてしまった。


ロードカナロア

彼の名は龍王・ロードカナロア。

国内GI4勝、そして凱旋門賞(日本馬未勝利)と同じくらい制覇が難しいとされた香港スプリントを連覇した、短距離GIだけで6勝をもぎ取った、まさに世界の王。


彼の功績を挙げれば枚挙に暇が無いのだが、特筆すべきは19戦中18戦で連対し、最低成績が3着だったことだろう。

つまりどのレースに出ても絶対2着か1着の馬だったのだ。


逆にこんな強いと3着になったレースが気になってしまう。

ちょっと見てみよう。





もうおわかりいただけただろう。

最強の短距離馬に最大の土を付けた最強牝馬、それがカレンチャンなのだ。


加えて言うと、当時はウオッカやジェンティルドンナがちょうど頭角を現した頃。

まだ牡馬>牝馬が当たり前の時代で、当時から最強と謳われていたカナロアを破ったこと。そして次のカナロアとの対戦でも2着ながら名勝負を繰り広げたこと。

勝ったGIがどちらも牡馬牝馬混合のGIであること。


こうした点を考慮して、カレンチャンは星3で実装されたのではないのかな〜と思っている。

(初期実装組は不憫だったということで)


でも、今言った通りカレンチャンが輝くのはロードカナロアがいたから。カナロア無しで実装されてしまうとゴルシみたいな異次元シナリオになってしまうのでは…?と杞憂する自分もいる。


そんな杞憂を紛らわすため、カレンチャンの愛されエピソードを見ていこう。


愛されカレンチャン

ウマ娘での設定と同じく、カレンチャンは魔性の女で、つぶらな瞳で世の競馬ファンや関係者を虜にしていた。

ちなみに、カレンチャン調教師の安田さんはカレンチャンを「俺の女」扱いしている。愛だ…


その魔性っぷりは人だけに留まらず、馬すらも彼女の虜だった。

なんと世界のロードカナロア、カレンチャンにガチ惚れしていたのである。

ロードカナロアが優勝した香港スプリントはカレンチャンも出場しており、共に香港へ移動する事になったのだが、カナロアは完全にカレンチャンに夢中であり、二人っきりになると発情するので、色々と苦労したらしい。

ちなみに片思いだった。ドンマイカナロア。



しかし、カナロアが香港スプリントを連覇するほどの伝説になり、年度代表馬になり、引退して種牡馬入りすると話は変わってきた。


関係者がカナロアとの仔を見たかったというのもあり、なんやかんやでカレンチャンはカナロアの仔を身籠ることになった。やったなカナロア。努力は報われるんだよ。


産まれた牝馬の名前はカレンモエ。

も、萌え…?

モエはハワイ語で夢らしい。カナロアもハワイが元なのでらしいっちゃらしい名前だけども。


ちなみにカレンモエ、現在も現役だが最高戦績がGIII2着な上、何を誤ったかカナロアくんはアーモンドアイとかいうぶっ壊れ牝馬を世に輩出してしまったので、ますます影が薄くなってしまっている。

みんなでカレンモエを応援しよう。ついでに春の天皇賞に出るカレンブーケドールも応援しよう。


まとめ

カナロアがウマ娘にいないのでとにかく心配ではあるが、マルゼンスキーと血縁関係だし、ウオッカとかダスカと世代近いし、そこらへんでなんとか補っていくのかなと予想している。


ただ、もしそうならエイシンフラッシュのシナリオにオルフェーヴルがいなかったり、マンハッタンカフェのシナリオにジャングルポケットがいない結末が見えてきてしまうので本当にやめてほしい(切実)


90年代から先に出してって…ライバルの許可取れたら00年代出そうよ…お願いだよサイゲさん…

追記:出せる馬が少ない中でめちゃくちゃに仕上がったシナリオをぶつけられ、さすがに感動しましたよ…


何はともあれカレンチャンはカワイイのでOKです。

みんなでカレンチャンのお兄ちゃんになろう!

それでは。



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