【競馬】セントライト記念ゆるゆる予想&反省会
いつもの予想です。
ほぼ自分のために書いたので粗が目立ちますが悪しからず。
追記:反省&次に活かせる傾向を書きました
特徴
本レースの特徴を見ていきます。
①中山競馬場開催
ということは直線が短いので追込勢は届きません。
差しも厳しいです。余程の馬がいない限り(ここ重要)
②大外枠は超不利
中山競馬場のレース全般に言えることですが、外枠に入ると積みます。中山のレースは息をつく暇がなく、基本的にスタミナが強い馬が勝ちます。追込馬だけどゴルシとか。
そういうレースではポジショニングがモノを言います。ポジショニングのプロと言われる川田騎手(今回出てこない)やルメール騎手が好成績を残しているのも頷けますね。
いいポジションにつくにはいい枠に入ること。8枠を引いちゃうと勝率は極端に下がります。
ただし複勝圏内に入る馬は結構いるため、切るのはよく考えてからにしましょう。
③過去3年の結果は当てにならない
今年はとにかく層が厚いです。その層の厚さの一因として、「関東所属の馬が強い」というのがあると思います。
エフフォーリア、タイトルホルダー、オーソクレース…
西高東低と言われてきた傾向が、本世代に関しては是正されつつあるのです。
そうなるとレベルが高くなるのが、関東馬のためのトライアルレース。
10番人気まではヴィクティファルスとルペルカーリア以外すべて関東の馬であるセントライト記念。
今回、レベルが高いのでこれまでのデータがあまり参考になりません。
かろうじて参考に出来そうなのが、実力馬や後の重賞〜GI馬が多数出ていた2017、14、11年。
地方馬が3着に飛び込んできた14年を除き、概ね上位人気だけの固めな決着をしています。
今年も似たような展開になりそうだと予想します。
④ノーザンファームの馬が不気味
関東所属の馬が強くなった一因が、ノーザンファーム天栄(外厩)のクソデカ坂路です。
あそこで調教してればレース出さなくても勝てるんですよね。ソースはフィエールマンとアーモンドアイ。
今回もホープフルステークス以来の出走というふざけたやつが2番人気です。不気味すぎないですかねこれ。
有力馬分析
人気順に見ていきます。
タイトルホルダー
人気云々は置いといて勝って欲しいというのが率直な気持ち。
先日天国へ旅立った父ドゥラメンテのためにも、ダイナカールから続くGI制覇の血脈を後世に伝えるためにも、菊花賞を勝って欲しい。
そのためにはここを勝たないと始まらないのです。
皐月賞やダービーでは着差以上の実力差を感じさせる敗北を喫したものの、今回の鞍上は横山武史。
札幌でペルシアンナイトを3着に持ってきた彼ならやれるはず。
馬も中山競馬場は経験しているし、できないことは無い。期待しています。
オーソクレース
怖い。買わないと終わりそう。
前走が中山2000で2着とはいえ、9ヶ月前ですよ?
フィエールマンを超えるスーパーゆとりローテです。
ただ、父エピファネイアなんで長距離適正やスタミナはズバ抜けてることは確かだし、母もパワー系牝馬のマリアライト。
マリアライトはピークが一瞬だったので、使い詰めしなければピークも長持ちしたはず。
そう考えるとオーソクレースのローテも正しく思えてくるんですよね。
しかもルメールだし。これで勝たれたら個人馬主の人は絶望しそう。
ソーヴァリアント
オルフェーヴル産駒が勝てるのか。微妙なところです。
オルフェの子は勝てない子は絶望的に勝てないし、勝てる子はほぼ100%GIに出せるくらい強いという、馬主泣かせのガチャ馬です。
ソーヴァリアントには後者の気配を感じます。
母父がシンボリクリスエス(有馬記念連覇)なのも中山で勝てそうな感じを増幅させてます。
ただ、鞍上が戸崎さん。怪我を負ってから成績不振気味の戸崎さんです。
2着なら来てくれそう。そう思ってます。
グラティアス
人気より実力はほんの少し劣るかな、という印象。
ハーツクライ産駒ということで成長力には期待できますが、外枠かつ厩舎も中堅、鞍上も怪我してから少し不調気味の松山弘平ということで、1着は無いかなという感じ。
ただ、紐に加えるだけの実力はあると思います。
ルペルカーリア
(気持ちの上では)大本命です。
今回の上位人気では唯一の輸送組、しかも馬としては初輸送ということで不安はあるものの、母がアメリカまで輸送されてGI楽勝したシーザリオ、父も香港がホームになってたモーリスなんで心配はしなくていいかもしれませんね。
中山2200の勝利に要求されるポイントが割と似ている中京芝2200GIIで2着なのは好印象ですが、この馬がここで勝ったとして菊花賞の距離が保つのかはかなり微妙なところですね。
シーザリオは2400までしか走ってないし、モーリスに至っては2000までの馬だし。次走は天皇賞ですかね。
トライアルレースとかガン無視したウイニングポストみたいなローテに疑問が残るものの、馬に罪はないし、今回の鞍上は先日ファインルージュで中山のGIII勝った福永祐一先生だし、頑張って欲しいですね。
レッドヴェロシティ
微妙です。けどなんだかんだ買い目には入れます。
中山2200の経験はあるものの、青葉賞3着が重賞最高順位のヴェロシティ。
普通に皐月賞出てる馬より実力は明らかに劣ります。
鞍上はパワーで押し切る競馬が持ち味のデムさん。
馬質補正がない今回はちょっと厳しいんじゃないかなと思ったりもします。
ヴィクティファルス
大穴です。そう思いたいです。
鞍上は有力馬をマークさせたら強い、我らが池添ちゃん。
ルメさんのオーソクレースを見ながら競馬を進め、直線で叩き合いになるのが理想。
タイトルホルダーとルペルカーリアがそれを許すかどうかは別として。
ノースブリッジ
実力がないモーリス産駒が2200を走り切れるかは微妙。モガミの血が入りまくってるんで掛かりそう。ただ、モーリス産駒は晩成です。急に覚醒してもおかしくはない。
レインフロムヘブン
これ買ってる人は鞍上のバシシューさんが中山で強いことしか見てないはず。とても勝てる馬じゃないと思います。
アサマノイタズラ
鞍上が田辺さんに変更し、もしかしたらがありえる馬。
ヴィクトワールピサ産駒の牡馬に重賞馬が1頭しかいないのか絶望的ですが、下位人気の中では比較的好走してくれるかも。
ワールドリバイバル
枠順が発表されるまではこの馬に期待してました。
ラジオNIKKEI賞2着。距離伸びた方が勝てるエピファネイア産駒。
でもさすがに大外枠18番はキツいて。無理よ。
結論
7番人気までは誰が勝ってもおかしくない
有力馬がわんさかいて、実力も拮抗している。後に振り返って「あのレースの豪華さはGI級だったよな」と感じるレースになることを期待してます。
馬券
上位人気のワイドをしこたま買う
何かと穴が突っ込んできやすいセントライト記念。
今回は上位決着な感じがしますが、買ってない馬が飛び込んで来たら死にます。
タイトルホルダー軸のワイドを何点か、大きめに賭けましょう。
(僕は三連複狙うんですけどね)
買い目
◎タイトルホルダー
○ルペルカーリア
▲ソーヴァリアント
△オーソクレース
☆グラティアス、レッドヴェロシティ
✕ヴィクティファルス
こんな感じになりました。
この7頭で3連複を買おうと思います。
大穴を狙うならこの3頭
ノースブリッジ
アサマノイタズラ
ワールドリバイバル
〜〜〜ここから追記〜〜〜
タ ナ ベ ノ イ タ ズ ラ
思わず馬券を破り捨てそうになりました。
タイトルホルダーがこれでもかというくらいに沈み果て、前残りだろ〜とタカをくくってたら差し馬が飛び込んできて、それも9番人気。
アサマノイタズラは弥生賞で終わった馬だと思ってました。再起の追い込み。感動しました。
鞍上変えるだけでここまで変わるんだ…
ただ、今回の予想もおおむね当たってました。
アサマノイタズラを穴馬として推してましたし、有力馬の中ではソーヴァリアント、オーソクレースは来ると踏んでました。(ルペルカーリアとタイトルホルダー…どうして…)
今回の賢い買い方は、上位人気のワイドでしたね。
ソーヴァリアント軸で買えた方は勝てたと思います。
反省点
①結局今年もいつもと変わらなかった
今年はハイレベルなどと口にしましたが、話題性がハイなだけで実力は普段の年と変わらないメンツでした。
故に荒れるのは当然です。こんなレースで三連複買ったアホおる?
(涙目)
②やっぱりキレよりスタミナ
中山競馬場はキレよりスタミナ、末脚の瞬発力より持続力が試される場所です。(アサマノイタズラは例外として)
そういう競馬に対応出来なかったのが今回の敗者。
負けた馬が弱いのではなく、上位に来た馬が強いと思っておきましょう。
中山で強い馬は阪神でも強いですからね。京都でもそこそこ戦えます。東京は知らん。
③調教なんてアテにならねえ
今回、試験的にノースブリッジの馬券を買ってみました。
普通に考えたら勝てない彼なのですが、調教でめちゃくちゃいいタイムを叩き出してたこと、脚質が前目の競馬に向いていることを加味し、なんとなーくで買ってみることにしました。
結果はご覧の通りです。
中山が特殊だったことも影響してると思うし、途中控えたのも原因ではあるとは思います。けどやっぱ実績か実力が伴ってない馬は調教だけで買ってはいけない。
そう思いました。
アサマノイタズラは弥生賞(中山)2着。
ソーヴァリアントは中山2200で勝ってるし条件馬ながら実力を感じさせる走りっぷりをしてた(エイシンヒテンにも圧勝してる)。
オーソクレースはホープフル(中山)2着。
上位はちゃんと実績があります。
中山の3歳馬戦は実績のある馬から買うべき。
学びを得ました。
③ソーヴァリアントは希望の星
オルフェーヴル産駒は、牡馬が全く走りません。
僕の一番好きな馬がオルフェーヴルなんです。初年度からラッキーライラックという化物牝馬を輩出したため、他にも強い馬いるんじゃ…?と調べてみても、牝馬、ダート馬、エポカドーロ。
せめてGI2勝できる後継者が欲しい!!
ということで、ソーヴァリアントには期待してます。
なんか海外馬っぽい名前なんでドバイ挑みましょうドバイ。
④タイトルホルダー…?
今回、アサマノイタズラを切った理由がタイトルホルダーでした。弥生賞でアサマノイタズラを下したタイトルホルダーが、再戦して負けるわけが無い。
ですが、タイトルホルダーはパドックからよくない雰囲気(チャカつき?)を醸し出し、ブービー負け。
ダノンザキッドの皐月賞みたいな負けっぷりに顔面蒼白になりました。
ルペルカーリアは明確にいつもと手応えが違ったらしく、何かしら理由があると思うので、そこを取り除けば戦えると思うのですが…タイトルホルダーは…なんなんだ…?
もしも、スロー逃げでしか勝てないタイプの馬で、持続力も距離も合ってなかったため沈んだだけだったとしたら…
彼がもう一度重賞を勝つ日は、まだまだ先になりそうですね…
⑤今回はイレギュラー
出入りが激しく、ペースも早め。
馬群はギッチギチ。
先団が軒並み崩れた中、ソーヴァリアントだけがスッと抜け出し。そしてまさかの中山で追い込みが決まっちゃう展開。異常です。
ソーヴァリアントが力付けてきてる事以外、見なかったことにしていいと思います。
まとめ
3歳馬のGII・GIIIは買わん方がええ
ノブもそう言ってます。(知らんけど)
綴る文面とは裏腹に、来週の神戸新聞杯もシャフリヤール軸の三連複を買おうとしている筆者なのでした…
それではまた来週!!
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