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ウマ娘のサポカ、史実での強さが反映されてる説

みなさん、ウマ娘やってます?

この記事を書いた当日、SSRサポカ確定チケが配布されました。ありがてえ。


このゲームにおいて最も重要なのがサポートカード。どんなレアキャラに遭遇しようと、強さを引き出すサポカに恵まれていなければ、真価は発揮できません。


で、サポカでいうとここ1ヶ月で大事件が起きたじゃないですか。

そう、キタサン事件です。

あいつが実装されたせいで環境がほぼキタサンブラック一色になってしまいました。


でも、なんであんなにキタサンをぶっ壊れ性能にしたんでしょうか。

アニメ効果?にしてはサトノダイヤモンドは全然強く無かったですよね。


ここでわたくしマツウラはある仮説を立てました。

ウマ娘のサポカ史実での強さが反映されてる説


そりゃそうだろとお思いかもしれません。

しかしキタサンの壊れ方を裏付けするにはこの説を立証しないといけないのです。


急なインフレは不安よな。

マツウラ、調べます。


検証① アイネスフウジン

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ストーリー3章にてエモエモの化身と化したアイネスフウジン。

日本ダービーを逃げ切りで制した屈指の逃げ馬だが、サポカのスキルはというと、

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こんな感じ。(画像はアルテマ様から拝借いたしました。助かってます)

ひたすら根性で逃げた一戦だったので、根性タイプかつ「勢い任せ」や「食い下がり」などのスキルがあるのも納得だ。


そして育成イベントでは度々体力を奪われる。これはアイネスが食いしん坊だったことと、ダービー後に走れないほどくたくたになったことに起因すると思われる。

食いしん坊は先行スキルになってオグリとスペの象徴になったから仕方ないね。


検証② エイシンフラッシュ

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かわいい。それ以外に言うことが無い。

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優秀なスキルが揃っているが、「がんばり屋」が入っているのもエイシンフラッシュのかわいいポイントの一つだ。

フラッシュちゃんは日本ダービーで亜光速の末脚を炸裂させたかわいいだけじゃないウマ娘なので、SSRになると直線加速の上位スキルか、全身全霊が取得可能になると思われる。どちらにせよ強い。


ところで、エイシンフラッシュは馬の方もイケメンホースで有名だった。(騎手も色んな意味でイケメンだったけど)

そして黒鹿毛だからウマ娘になると黒髪美少女になった。


導き出される結論は…

黒鹿毛イケメンホースはウマ娘になると激カワ黒髪美少女になる


ということだ。

競馬に詳しい方ならもう言いたいことが分かるだろう。

もう一頭いた。フラッシュ並にイケメンと囃された黒鹿毛イケメンホースが。


ハーツクライ…

ハーツクライお前ぇ…美少女になって帰ってきてくれよお…(心からの願い)


Cygamesさんならびに社台レースホース関係者の皆様。どうかハーツクライをよろしくお願いします。



検証③ シンボリルドルフ

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レア枠からの参戦。
3回しか負けてない究極のウマ娘。強すぎてマルゼン含む一部のつよつよウマ娘以外からは恐れられている。テイオーとダジャレへの愛は誰より強い。


そんな皇帝のスキルは…

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こわい…


ヤンデレたんぽぽさんも思わず我に返るほどのデバフの量。見るもの全てを屈服させる皇の圧力。
これは漫画「シンデレラグレイ」でも垣間見ることができます。

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(3巻買おうな)


それにしてもこのスキル群、めちゃめちゃ原作準拠なのだ。

シンボリルドルフはスーパー賢いため、競馬のルールが分かっているような走りをしたという。
レースは出遅れずにスッと中団に入って好位追走で脚を溜めると、自分から動いて敵の進路を狭めたり、騎手が動こうとしてもまだ動かず、最後の直線で抜けて勝ったりしていたとか。(真偽不明)


雨の日○はデビュー戦が不良馬場だったことと、ジャパンCを重馬場で勝ったことからでしょうかね。
自分の体調さえよければどんな状況でも負けないという、まさに最強の馬。

SSR実装したらまたインフレするんだろなあ…(遠い目)



検証④ トキノミノル

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元祖幻の三冠馬として競馬界に今なお大きな印象を残している顕彰馬・トキノミノル。

戦後の馬で全戦全勝はトキノミノルのみの記録。

サポカイベにてミノルはタイキシャトルに追い付いたり、マルゼンスキーのバブリーな会話を唯一理解していたが、これはミノルの強さと生まれた時代を考えると至極当然のことなのである。

そのうちノーザンテーストのサポカも実装されると思うが、果たしてどのような性能になるのか。期待したい。



検証⑤ キタサンブラック

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はい出た問題児。こいつのせいでフレンド欄のクリークとウオッカとスマートファルコンと(以下略)がどれだけ消えたことか。


イベントストーリーのカノープスとの絡みがかわいかったから許してやるよ。スキル見せろスキル。

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やっぱ許せねえよな。

長距離逃げに対する最適解をこれでもかと詰め込んだような性能。ライスシャワーとかこいつ3枚積みで育成したいもん。


ただ…ねえ…

文句は言えるんですけど、史実の性能と実績がまさにこれだからなんとも言えないのがね…


まずGI7勝(当時歴代1位)。

そして古馬GI6勝(たぶん未だに歴代1位)。

他の7勝馬は同世代限定戦とか牝馬限定戦で勝利数をかさまししてる面があるが、こいつとオペラオーは前後の世代の牝牡馬問わず真っ向勝負で挑んで6勝を挙げている。


そして、ウマ娘的には最大のライバルみたいになってるサトノダイヤモンドに負けたのはたった1回だけ。ドゥラメンテにこそボコボコにやられたものの、ドゥラメンテが引退してからは完全に無双状態。


生涯獲得賞金は脅威の18億。

ディープを4億も上回る圧倒的な数字。


そして長距離で怖いくらい強かった。

これとか見ていただくとわかりやすい。

最後の直線、後続が必死に追い縋るのを見つつ余裕の表情で駆け抜けてレコード勝ち。

そもそも競馬において逃げ馬って結構不利なのに、最初から最後までレースのペースを作り、後続を寄せ付けず快勝したという強さ。


海外には強い馬たくさんいますけど、3200mにおいてはキタサンブラックが最強筆頭なんじゃないですかね。

なのでまあ、この性能も致し方ないかな。


サトダイは…言っちゃ悪いけどサポカの性能まんまの感じだったので…うん…
凱旋門賞挑むまではかなり強かったんだけどね…



検証⑥ エアシャカール

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あっ…


この子…触れなきゃいけないんでしょうか…?

Twitterで検索するとかなり悲惨なことになってたりするんですけど…


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とりあえずスキルは放置しておいて、ウマ娘の育成キャラの査定のお話をしましょう。


育成完了後に出てくる白因子ってあるじゃないですか。末脚とかURAファイナルとか。

あれの総量って、GI勝利数で決まるらしいんですよ。


なのでサポカにもその理論が応用されててもおかしくないんですよね。

GIだけで決めると上位と下位の差が開きすぎるから、恐らくオープン戦まで含めた勝利数で取得スキルの多さが決まっているんだと思います。


その理論で行くと…エアシャカールさん…

20戦して4勝しかしてないんですよね…


でも、アグネスタキオンとかどうなるんだよ!あれだって4勝だろ!って言われそうですけど、まああれは怪我の分とか戦った敵の強さとかを考慮して補正入れてるんだと思います。


アグネスタキオンはマンハッタンカフェのみならず、3歳でジャパンカップを制したジャングルポケット、短距離ダートで大差勝ちとかいう狂気の沙汰を見せつけたクロフネと戦って、そいつらを子供扱いして勝ってますからね。


対してエアシャカールは…
その…クラシックの同世代が…最弱レベルと言われていて…
その中で7cm届かず日本ダービー負けて…
菊花賞以降1勝もできないまま引退したんですね…


決して弱くはないんですよ。大阪杯(当時GII)は2年連続2着だし、金鯱賞も2着だし。

ただ、一個上にテイエムオペラオー、二個下にシンボリクリスエスっていう伝説しか生まなかった名馬達に挟まれてるから過小評価されてるだけで。


スキル数は少ないにしても、あの絶望的に噛み合わない固有はどうにかなったはずなんですよ。追込のくせに差し返しとか考えるな。


史実のみならずウマ娘でも不憫な馬だなあ、と思いますね。

だからこそ俺たちは愛していこうな。


検証⑦ テイエムオペラオー

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史実での不憫度なら負けてないTM歌劇王さん。

他のどの馬にも不可能なことを次々やってのけたにも関わらず、エルグラスペの三強時代を一強に変えてつまらなくしたこと、騎手が下手なのに全勝しちゃったこと、種牡馬としては失敗したことなどが響いて競馬関係者からめちゃくちゃ嫌われていた(らしい)。実際オペラオーアンチは昔の2ch漁るとめちゃくちゃいる。


でも残した実績は本物。こいつに並ぶのはルドルフかディープかオルフェ、ナリブ、キタサンぐらいしかいない。


きっとウマ娘でもめちゃくちゃ強いサポカ性能を発揮してくれるはず。
見てみようではないか。世紀末覇王の実力を。

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テイエムさん…?


あの…中距離長距離は置いておいて、差しと先行のスキルまで付いてくると、もはや誰を育成したらいいのかわかんなくなってくるんですけど…テイエムさん…?

非根幹距離のGI2勝しかしてないのになんで少し得意になっちゃってんすかテイエムさん…?


テイエム(の時代)は来ないのか!?(SSR実装まで)残りあと310日しかありません!!(もっと早く来そう)


…ここで一つ結論が出ました。

史実で過小評価された馬は、ウマ娘でも弱めです。

かなしい。


検証⑧ ツインターボ

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続いて過大評価の象徴・ツインターボ。(かわいい)

大逃げ馬は愛されるからね、仕方ないね。


GIII3勝というパッとしない戦績ながらも、20世紀の名馬100にランクインしたり、ツインターボの名前の付いたレースが開催されたり、今なおファンに愛されているターボくん。


レース中盤でナリタブライアンに50馬身差を付け、レース終盤で50馬身差を付けられ負けた伝説があったりなかったりする。かっこいい。


そんなターボのサポカ性能を見てみよう。
多分そこそこいい感じにはなっているだろう。


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ターボくん…?

どしたの君、無駄なスキル一つも無いね?

何でそんな強くなっちゃったのかな?


え?おまけに育成イベントで体力20回復する?しかも2回?



…また一つ結論出ましたね。

愛された馬が一番強い。

間違いないね。




検証結果

_ゴルシとターボは 何しても許される

様々な点を考慮してたどり着いた結論はこうです。

あいつらなら何しでかしても許されるんすよ。競馬でもウマ娘でも。


人の愛は業より深い、そんなことを思い知る検証でした。


皆ではちみーとターボを舐めていきましょう。

それでは。

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