愛で地球は救えませんでした2024
今年も24時間やっているテレビ、見事に終わりましたね。毎年恒例のあれですよ、感動の押し売りと寄付金集め。ええ、「愛は地球を救う」って言葉、何回聞いてもピンとこないんだよなぁ。だってさ、愛で地球救えるんだったら、もうとっくに救われてるはずでしょ?なのにどうして、毎年毎年地球は相変わらず問題山積みなんですかね?いやほんと、今年も愛で地球は救えませんでしたっていうオチ、最高に皮肉だよね。
さあ、出演者の皆さん、今年も涙流して頑張ってましたけど、その涙の向こうにあるのはギャラってことでしょう?善意ってやつも、いい感じにお金に変わるとモチベーション上がりますよね。番組終わった後は、豪華な打ち上げでもやってるんだろうなぁ。視聴者はせっせと寄付して、番組は視聴率とお金を稼ぐ。なんとも素敵なエコシステムじゃないですか。
それにしても、あのランナーの感動のゴールシーン。今年も涙腺崩壊とか言って煽ってましたけど、正直あの場面、もう見飽きましたよね。「この涙で地球を救う!」って顔して走ってるけど、その一方でスタジオの皆さんは高い椅子に座って感動を共有するだけ。いやー、やっぱり「感動のマラソン」も大事なのは完走じゃなくて、感動をどう視聴率に変えるかなんでしょうね。
というわけで、来年もまたお祭りがあるわけですけど、もう少し捻ったスローガンが必要かな?例えば、「愛と視聴率でテレビ局は救えました!」とかね。少なくとも地球を救うのは無理だから、まずは自分たちの懐を救うのが先決でしょ?お疲れさまでした、また来年も頑張って愛で地球を救わないとね。どうせ救えないんだからさ。
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