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麒麟がくると私⑤

またなんかスイッチが入ってしまった(笑)いやもう何回言ってんのかな…自分は元々ハッピーエンドが好きなんですが、バッドエンドというか、一緒に地獄に堕ちていくのも決して嫌いではないというか、そういうCPをほむほむのように何度でもループして(脳内で)幸せになるルートを探し続けているというか。

麒麟の展開は十兵衛からしたら本当に信長は変わってしまったわけで、理想の上司になって自分との関係も最高に良好になっていったと思ったのになんか権力に憑りつかれた感じになってしまいには自分のいう事聴かなくなるし、それはお前のせいだとか言われるし、帰蝶Pにもお前が作ったんだろって言われるし、そうか、じゃあ自分が責任とるしかないのかって覚悟決めるのもよくわかるし、そんな中でも天海ルートを感じさせる終わり方をしてくれたのは夢があって本当にありがたかった。
麒麟信長はあまりに否定形型で、こういう形でズレが起こるのは仕方のない部分もあるし、彼も自分しか見てないのに他者と上手くやってると勘違いしてしまい(決して芯の部分でわかりあえないのに)だからどんどん人が離れていくのを「子供のころからみんな自分に背を向ける」と捉えてしまうというスパイラルから脱出することが出来ず、結局一番大事な十兵衛に刃を向けられるという流れも本当にツボで萌えるんですよ。
でもやっぱりどうしてもこの二人の結末が悲しくて、しかも二人ともお互いのこと思い返して泣いてるし、そんなこんなでこの3年もの間、誰のためでもない、自分自身の祈りのために描き続けています。こういう暁美ほむらになってるオタク、他のジャンルにも山ほどいそう。

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