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諏訪四社まいり

GW初日は諏訪に行きました。四社すべてお参りしようということになり、最初は上社本宮へ。

人出は多かったですが、境内は広いので清々しい空気を吸いながら、ゆったりとお参りすることができました。

この時期は新緑と青空が美しいです。諏訪はまだ少し桜が残っているところもあり、半月ほど季節がゆっくりな印象を受けました。

その後、せっかくなので次の前宮には鎌倉道を参考にしたという登山道と遊歩道の間くらいの道を歩いていくことにしました。約2キロ、下の道路で行けばもう少し早く楽に着きますが、道中いろんな見どころがあってなかなか楽しかったです。また良い運動になりました。

前宮で御朱印をいただいていると、何人か御朱印帳の上にお財布を乗せていて、社務所で売ってるのかな?と思ったんですが、特に売ってはいませんでした。ここでは地元の方が休日だけ開くカフェもあります。

帰りは下の道路をさくっと戻り、下社方面へ異動しました。

これにデザートがつく。少なそうに見えるけど普通にお腹いっぱいになります。美味しい。

食事をするところで悩んでいるうちに下社の秋宮に到着。近くに食事処はたくさんあるのでそこでお昼にしました。↑目の前にある神楽さんというところでいただきました。健康的!

こちらは上社とはどこか違った雰囲気でした。でもどちらにもというか、四社に共通しているのが自然と共にあるような雰囲気でした。大きな木々も多いからなのか、まあ一般的に神社は自然豊かな場所にあることが多いですが、それとはまた違った雰囲気がありました。

またこの秋宮から春宮も歩いて行ける距離ではありますが、さっき歩いたしいいか(笑)ということになり、車で移動。駐車場は満車と思いきや、入口の一番良いところがちょうど空いて、ありがたかったです。
↑春宮はこれまでの中で一番大きな木があって(写真左側)思わず木肌に触ってしまいました。そして、上社前宮で見た謎のお財布ですが、ここで謎が解決!四社すべて回ると記念品としていただけるものだったそうです。私もここでいただきました。お風呂セットの中にいれておく小銭入れが欲しかったのでそれに使います。

最後は春宮近くにある万治の石仏を訪ねました。春宮の横辺りから下っていき、川を渡った奥の方に大きな石仏が佇んでいます。形はアタマが妙に小さく、アンバランスなのですがそれがとてもユーモラスというか愛らしいです。名前の通り、何でも治してくれるということで、私もお参りしてきました。

不思議だったのが、最初左側に立ち、拝んだ後に石仏の周りをまわり、最後にまた拝むのですが、その時右側に立ったのに、最初も最後も自分の方を向いているように見えました。そういう造りのものなのか、それともそう感じ取っただけなのかわかりませんが、お参りできて良かったです。

帰り道に御柱祭の紹介をしている「おんばしら館よいさ」というところがあったので立ち寄りました。
中には御柱祭の写真だけでなく、使われる衣装や実際と同じ大きさの木をカットしたものが展示されていて、座ることができるようになっていて見応えありました。また、映像を観れるところではこの日限定なのかわからないですが、下諏訪町木遣保存会の方々が御柱祭で唄われる「木遣り唄」を披露してくださり、客も一緒に掛け声に参加する、というのを体験できました。
この木遣り唄というのが凄くて、唄というか、もうその声というか唄というか、行為そのものが神事の一つであると思うのですが、身体全身を楽器というか音の出る形として使っているというか、甲高い空に突き抜けていくような声の塊というか、上手く言語化できないんですが実際に聞くことができて感動しました。

ゆるキャラ可愛い

御柱祭の映像も観れたんですが、あの先頭に乗る人は決まっているらしく、終わった後人がうわっと群がるけど、あれは先頭の人を守って先頭にのせるためにみんなで一斉に動いているんだそうです。次の御柱祭は5年後?くらいのようですが、一度見てみたいなと思いました。

帰りは日帰り温泉に立ち寄り、中央道に乗る前に立ち寄った道の駅で美味しい揚げたてコロッケやメンチ食べたり、お土産買ったりと楽しい一日になりました。諏訪は何回か来たことがありますが、また是非ゆっくり訪れたいです。ありがとうございました。

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