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「Zero to One」   ぜろいちPiano Concert に行って。



ぜろいちさんのコンサートに参戦するにあたって考えたこと

ぜろいちさんのライブには、絶対行くぞ!と、心を決めていた。結局、10月のプラネタリウムの方は、行かれなかったんだけど、行きたかったなぁ。行かれなかったんだけども。と思いつつ、Zero to Oneへの期待に胸を膨らませてた。コンサートへの期待感は、切り絵フライヤー(自称)等を作成することで形にしていったw
何枚かのぜろいちさんの切り絵、オオカミ🐺チャーム作り(ブレスレットとバッグチャーム)…。バタバタと日にちが過ぎて、さあ、そろそろファンレターを書こうとして、気がついた。私はぜろいちさんのピアノが好きだけど、何がどう好き、って説明できない😱なんてこった。
そこで、Zero to Oneコンサートに行って、そのあたりを確かめてこようと思ったのでした!
そして、感想文にまとめることで、ファンレターのやり直しをしよう。記録(記憶)に残そう。

コンサートの前、ギリギリ間に合ったフライヤー。応援になってるといいな。
ペーパークラフト的な何かを作りたい!平面フライヤーから、立体にもなるもので、比較的簡単に作れるもの…ということでこんな形にしました。
立体にしたもの。実際の切り絵を重ねて撮影したので、陰影があって深みが増した!?首に👺お面をかけたかったので、首が長めw

会場に入る

開場時間の少し前にいき、地下への階段に並ぶ。壁にチラシが貼ってあって、それだけでドキドキしちゃう。

オオカミチャームブレスレットと壁に貼られたチラシ。ワクワクしすぎて、もうテンションおかしくなってきた

ホール入り口には、赤と白で一対になったスタンドのお花。届けてくださった方、ありがとう!
受付前には、素敵な蒔絵のグランドピアノが、展示してある。
そして中へ!受付に、アレが!私のフライヤーが置いてある!一瞬、頭の中が白くなった!ありがとう😭😭😭

そのまま、物販でお買い物。対応してくださるスタッフの皆様があたたかくフレンドリー。楽譜集を買ったら、「楽譜を見ながら演奏聴けて良いですよ。」なんて、素敵な提案をしてくださった。(ちびおに様ありがとうございます)
コンサートでは、演奏に釘付けだから、それは叶わなかったけど、CD聴きながらそうしようって心に決めたw

席は2列目。左側。
ステージには、Steinway✨少しコンパクトなサイズ。フラットな会場だから、客席もステージも同じ高さ。客席から向かって左側にドアがあり、そこからステージに入ってくるようになっていた。

第一部の曲などリスト

順番違うかも。
他にもあったかも…です。

ジングルベル
ぞうさん
ねこふんじゃった
きらり(藤井風)
枯葉
AI作曲をもとにした即興演奏コーナー
 ①ジャズ、A♭、冬、海
 ②ピアノ、ニュートラル、
  カプースチン、全音階、ワルツ
 ③(       )、まわれ(=circulation)、
  vvvfインバータ
君をのせたもののけ姫のとおり道
インビジブル
小幻惑〜Supercell(ぜろいちオリジナル)
星条旗よ永遠なれ(ホロヴィッツ編曲)
千本桜
旋風(ぜろいちオリジナル)
アンコール マイ・フェイバリット・シングス

第一部開演

時間になると、なんの前触れもなく、ドアを開けてぜろいちさんが入ってきた。ものすごく照れくさそうな恥ずかしそうな笑顔😃でも、その中に、やるぞ!っていう気迫みたいなものが感じられた。

1曲目、ジングルベル🔔。
私の記憶力はとても怪しくて、このあとの曲順はおろか、曲目さえも怪しすぎる…💦思い出せる限り、書くけれど、もしもこれを読んだ方で、正解がわかる方いらしたら、そっと教えてください🙏

で、ジングルベル🔔
次々にアレンジを変えてジャジーでおしゃれな演奏。転調して雰囲気が変わったり、かる~く悲喜こもごものクリスマス🎄最終的には、クリスマスが、楽しみになったw。良かったw。
それにしても、ぜろいちさんの打鍵って、こんなに強かったっけ?って思う。かなり迫力ある。
ピカピカの黒い革靴が、ペダルを踏む音も聞こえてくる。きっちり作ってなくて、即興な感じが、気さくなぜろいちさんの人柄を感じさせた。
2曲目、ぞうさん
以前出版された8人衆の楽譜集に載っているアレンジ。この前のプラネタリウムコンサートのときも、弾かれたとのこと。前奏のとこだけは弾けそうで(私でも)練習したんだけど、それ以上は無理だった😭ちょっと不穏?wいやいや、ぞうさんが思わずダンスしたくなるようなアレンジ🎶ウォーキングベースが、軽やか。
続けて猫ふん
これも8人衆の楽譜から。
はじめに、これね、わかる?って軽く普通に猫ふんを弾いたんだけど、ちょっとでやめて、あ、間違えちゃったw…だって~。会場がほっこりした瞬間。
でも弾き始めたら、ぜろいちさんアレンジ全開の猫ふんじゃった、でした。

一曲弾き終わるごとに、マイクを受け取り、お話をしてくれる。贈ってもらったスタンド花に感激して御礼を言ってくれたり、お客さんが遠くから来てくれたのに感謝して、どこから来たか、聴いてくれたり…。客席とのやり取りもあたたかい。スタッフの方が、そういう時、客電つけてくれる気遣いも良い。
緊張するかと思ったけど、皆さんの顔を見て話が出来ると落ち着く…だって~。なんて嬉しいことを言ってくださるのかしら?和やかに進められていく。

藤井風のきらり
ジャズフュージョンアレンジなのかな?リラックスした伸びやかさを感じました🎶

枯葉
ぜろいちさんのジャズは、ちょっぴり色気があって好き。なんでかな?和音の使い方とか、なのかしら?

AI作曲コーナー
第一部の目玉はここなのかもしれない。
上の第一部の曲などリストに書いたとおり、キーワードを打ち込んでAIで作曲。それを耳コピしたぜろいちさんが、ピアノアレンジして弾く、というコーナー。
1曲目のジャズ、2曲目のピアノ、は、ぜろいちさんが言ったのだけど、他は会場のお客さんたちから。私もワルツって言った。
それぞれのキーワードを英訳して、パソコンに打ち込むのは、なんと、ちびおにさんが、やってくださってた!英訳!ぜろいちさんが英語得意なの知ってたけど、ちびおにさんも!って、感心してました。それに加え、3曲目、十代の男の子から、vvvfインバータと声が上がった時、ちびおにさんは、電車の機械音だね、みたいにすぐにわかっていて、その知識の広さにも驚かされたのでした!
キーワードを入れて、それぞれのパラメーターのバランスを整えて出力。15秒ほどの音が流れるんだけど、音楽?環境音楽?とでも言う感じかな?メロディがあるようなないような…。キーワードがどの程度再現されているのか、わかりにくいけど、ぜろいちさんは、耳コピして、テーマをひねり出し!?曲に仕上げて弾いて行く。ずっと、こんなんかなぁ?って首をひねりながら弾いてるけど、聴いている観客は、おおーすごぉい〜なんか素敵な曲になってる〜!って聴き入ってました。でも、さすがに3曲目。はじめは、汽笛のような音が15秒流れるだけだったので、パラメーターバランスを変えて、やり直しwかなり現代音楽的なものが流れた。それを聴いた時の途方に暮れたような、そんなぜろいちさんのお顔が可愛くて、お客さんみんな釘付けだったね。苦しんだけど、なんとか形にしたぜろいちさんは、やっぱりすごかった✨素敵な曲になってました。
AIによる絵画とか、文章とか、だいぶ進んできているから、きっと音楽も変化していくんだろうなぁって、ぼんやり思ったのでした。

それから、ちびおにさんの紹介。CDを作ってくれた方。1dBほどの僅かな調整でも、全体がすっかりかわっていくことを教えてくれた、素晴らしいCDにしてくれた、と絶賛。ますますCD聴くのが楽しみになった!

自分たちで、企画した初めてのソロコンサート。ゼロからのスタート。
動画投稿を始めた当初は、超絶技巧に惹かれてたけど、そのうちに和声とかに興味が移り、ひねくれて(本人談)、こんなふうになっちゃいました、と。以前投稿した動画から、

君をのせたもののけ姫のとおり道
これは、ベースラインの上に、異なる2つのメロディをのせたらどうなるのか、3本の手奏法を使ったアレンジです、との説明。こういう解説になると、若干早口になるとこが微笑ましい💘
音楽に関係するいろんな理論を勉強し、実践してる研究者的な演奏。そこが、ぜろいちさんの醍醐味。

インビジブル
YouTubeに、7年前に投稿した、たぶん一番最初の演奏。
Zero to Oneが、最初のソロコンサートであることを踏まえ、初心にかえる意味でのこの曲の演奏だった。超絶技巧寄りのぜろいちピアノアレンジ。やっぱりすごいよぉ😭
弾き終わったあと、
「俺昔から、結構むずいことしてたんじゃね?」小声
いただきましたぁ〜。

小幻惑〜Supercell
いよいよオリジナル✨
YouTubeに、御本人の解説つき動画あり。
この2曲が続いて演奏されるの、とてもしっくり。ハッキリしたテーマに、構成を考えて作られてる曲。ぜろいちさんの思考回路がわかる気のする曲。

星条旗よ永遠なれ
ぜろいちさんといえば、この演奏。
しかし第1音が大迫力。キャスでも言ったけど、文字通りその音で私たち飛び上がったw今までで、1番かっこよくてキレッキレの素晴らしい演奏だった。生で聴けるなんて昇天😇
弾き終わったあと、ホロヴィッツの手の形の話もしてた。

千本桜
これもぜろいちさんの看板曲のひとつ。このアレンジでぜろいちさんにハマる人も多いんじゃないかな?不穏な和音不安な響きではじまる千本桜。うねるようなハーモニーが上に向かって伸びていくイメージ。そして最後には長調なのかな?すべて解決されて明るく終わっていく。ぜろいちさんワールド全開✨ようこそ🤗

旋風(ぜろいちオリジナル)
大大大好きな曲
これが生で生で聴けるなんて✨聴けるなんて✨
完成度、爆上がってる。素晴らしすぎた。早くCD聴きたい!
と思いながら聴いてた。
👏👏👏ブラボー👏👏👏👏👏👏👏

これが、おしまいの曲だったんだけど、アンコール〜と声が上がると、
アンコール?と、すぐに座って弾き始めたの↓
アンコール マイ・フェイバリット・シングス
安定のマイフェバ。なんだか優しい〜うっとり〜。

ありがとうございました。
そしてドアから出る時、チラッとふりかえったお顔と言ったら💘💘💘
うふふ、お客さんみんな、溶けてましたよ〜🫠🫠🫠


第二部の曲リスト

第二部は、おふたりのコラボコンサート✨

2部は、TRA×ERĀさんのキャスで、ゆうかげたんのご協力により、曲目ほぼ確定してます。おふたりに感謝です。ありがとう✨
1、🐺ラムのラブソング
2、🐺インパルス(ぜろいちオリジナル)
3、👺ノクターンop.9-2
4、👺airflow
5、👺ポケモンの曲
6、👺🐺枯葉
7、🐺戦争ソナタ (プロコフィエフ)
8、🐺Sapphire (ぜろいちオリジナル)
9、🐺Misty
10、🐺剣の舞 (シフラ編曲)
11、🐺👺ハンガリー舞曲 第5番
12、🐺👺スペイン
アンコール、🐺👺第九歓喜の歌

切り絵🐺をブレスレットにしてみた。
身バレした🥳


第二部開演

ぜろいちさん、時間になると、ドアからすんなり登場。照れくささは、少し無くなってる様子。舞台慣れしてきたかな?

ラムのラブソング🐺
ぜろいちさんアレンジのジャズワルツバージョン。可愛らしくまとまってて、これもぜろいちさんの代表曲。
弾き終わって、「手汗がすごい!」と。第一部では、緊張するかな?って思っていたけど、皆さんの顔を見ながら話したりしたら、あんまり緊張しなかった。でも、今はお客さんも増えてて、緊張してきたみたいです…、と。
いつもラムちゃんのラブソングって言っちゃうけど、ほんとは、ラムのラブソング、でしたー。

第一部では、ちびおにさんにマイク係をしてもらってたけど、第二部では、ピアノの上にマイク置きを設置していて、流れもスムーズになっていた。

インパルス🐺IMPULSE(ぜろいちオリジナル)
文字通り、衝撃的な音がやってくる。いつも穏やかなぜろいちさんの、うちに秘めた熱いものがはじけるようなカッコよさ。
弾き終わって、やっぱり手汗で滑るって…。お客さん、1.5倍位に増えたから、それ見て緊張しちゃったのかな?

ここで早々におジャマはずれルさんを呼ぶ。ドアから来るかな~って見てたけど、来ないから、「いる?」
すると会場の、後ろから「いるよ~」
「来て〜」
このやりとりから、もう、やられちゃったね。
キャスでも話してたけど、
おジャマはずれルさんの、びっくりしてる顔が忘れられない。「どうせ知った顔ばかりのオフ会みたいなライブだと思ってたのに、こんなに…(お客さんがたくさんいるなんて💦)」と。
しばらく呆然としたあと、いくつか持ってきてた楽譜の中から、こんなのを見つけました!って、子どものためのクラシックピアノ曲集を出してくる。この中から弾こうと思って…。おもむろにページをめくりだすw
「この中からお客さんのリクエスト貰って、アレンジして弾くそうです。」って、ぜろいちさんのアナウンス。「違う違う」って、慌てるおジャマはずれルさん😂

ノクターンop9-2👺
曲集からノクターンを選んで、楽譜のとおり弾き始める。初心者用にやさしいアレンジ。4小節も弾かないうちに、もう、おジャマはずれルさんのアレンジ演奏が炸裂し始めた。
壁際に下がって聴いているぜろいちさんに、スタッフさんが椅子を持ってきてくれた。観客の一人となって、演奏に聴き惚れる。もしかしたら、誰よりも熱心に聴いていたのかもしれない。

私は初めておジャマはずれルさんの生ピアノ演奏を聴いたのだけど、はじめの1音で、あああってなった。磨き込んだ玉のような音がする。丹念に時間をかけて磨き込んできた音。曇りのない透明感、そして深みのある美しい音だと思った。
「ノクターン 9の2番でしたぁ」(ぜろいちさんのアナウンス)
ここから2曲続けて、ソロで。
airflow👺
ポケモンの曲👺
ほんとに楽しそうに嬉しそうに演奏してる。時折足を組んだりしながら。揺れる髪も美しい。

枯葉👺🐺
弾き初めがどんなだったか、覚えてないんだけど、確か途中で、ぜろいちさんを誘って連弾に持ち込んでた気がする。唯一第一部と被った曲目。
おジャマはずれルさんが、スーツとかではなく、黒の作務衣&地下足袋で現れたのは、もしかしたら、ぜろいちさんのコンサートの黒子的なつもりもあったのかな?なんて考えたのだけど、いやいや、しっかりとメインのひとりでした。

ここからぜろいちさんのソロ。
おジャマはずれルさんは、壁際の椅子に腰掛けて観客となる。
戦争ソナタ🐺
以前ぜろいちさんが、演奏してくれた事があったんだけど、すごい曲なのに、ぜろいちさんが弾くことになんの違和感も感じないと言うか、うまくいえないけど、しっくりする。相性がいいのかしら?
ゆうかげたんに、何番かわからないけど…って教えてもらったので、ググッた。戦争ソナタと呼ばれるのは、6番7番8番とあるのね。何番の何楽章なのか、突き止められず💦
Sapphire🐺(ぜろいちオリジナル)
可愛いイメージの曲。って思ってたんだけど、それはほぼ出だしだけだった。意外とカロリー高めだった。プラネタリウムでも、演奏されて、X(Twitter)にも上がってた。
てか、ぜろいちさんのオリジナルって、カロリー高いよね?
オリジナル曲の題名とか、曲想とか、理系っぽいから、Sapphireも宝石って言うより"石"って言う感覚で聴いてしまう。キラキラ✨してる曲なのに、ごめんなさいw

Misty🐺
ぜろいちさんのMistyは、とける🫠
いつもより打鍵強めな感じだったので、とけずに聴けた。良かった。

剣の舞🐺(シフラ編曲)
第一部の星条旗よ〜に、対応する曲として弾いたのかな?と思ったけど、いや、凄すぎでしょ。変な笑いがでちゃう。まじかー。ぜろいちさん、やっぱりすごい。
おジャマはずれルさん、終始満足そうなほほ笑みで見ているのが、観客からも微笑ましい。

これ、めちゃめちゃ疲れてるはず…。カロリー高い曲ばかり。ぜろいちさんの体力、すごすぎる。

ここでソロは終わって、お楽しみの連弾に。練習とかしてないって、ぜろいちさんがおジャマはずれルさんに文句言うんだけど(拗ねてる感じが💘)、15分位打ち合わせしたでしょ、とバッサリ。

ハンガリー舞曲第5番🐺👺
おジャマはずれルさんが上、ぜろいちさんベース。
はずれルさん、遊びまくるw
「俺が上を弾くとこうなるでしょ」

スペイン🐺👺
途中はずれルさんが、抜ける抜けるw
いたずらっ子みたいなの、めちゃめちゃ可愛い。それに拗ねたふりしながら、弾き続けてるぜろいちさんもキュート。二人ならんで弾くときは、お互いの顔を覗き込んだり、楽しくて仕方がない。演奏はめちゃめちゃ凄いんだけどね、もちろん。クリスマスソングもいっぱいぶち込んでくる👺
で、弾き終わったとき、ほんと立ち上がりそうになった。めっちゃ👏👏👏👏👏👏👏ブラボーだった。アンコールの拍手が起こると、2人顔を見合わせて、どうする?って。

ここで先の子どものためのクラシックピアノ曲集から選曲

アンコール 第九歓喜の歌🐺👺
いつまでもいつまでも仲良くこのままで居てね、って願ってしまった。ふたりのピアノ演奏の技術的なレベルが、合わせられるから出来ることなんだろうけど、それよりも、お互いへの信頼友情があっての、素晴らしい演奏だったんだと思う。これはあの会場にいた全員のお客さんが感じたと思う。絶対。
AIが発達進化して、いろんな事ができるようになって、人間の出来ることは、減っちゃうのかな?なんて心配しちゃうけど、信頼関係に基づいた音楽は、出来そうにない。そんな事も頭をよぎった。

ブラボー✨

2つのコンサート

Zero to One
第一部と第二部では、全く別物のコンサートだった。ぜろいちさんの演奏する曲が、全く違うというだけではなく、第二部は、おジャマはずれルさんがguestというより、ふたりのジョイントコンサートだった。ソロ曲は、ぜろいちさんの方が多いのだけど、連弾でのおジャマはずれルさんの印象が強力だったから。そして、なによりおふたりが、めちゃくちゃ連弾を楽しんでたから。

第一部は、ぜろいちさんの今までを振り返りながら、ここからはじまるぞ!という決意の1stソロコンサートだったと思う。

第二部は、ふたりの現在を見せてくれるコンサートだった。それぞれのソロも連弾も即興あり、カッチリキメキメ曲もあり、カラフルで贅沢なライブだった。これからが、楽しみな人たちだ、とあらためて思ったし、ここからきっと、なにかが始まると信じている。

どちらのコンサートもとても丁寧で見応えのある良いコンサートだった。
この2つを続けて見られた私は、ほんとに幸運だったと思う。中々こんな経験出来ないよ!


ぜろいちさんの魅力

30曲近くの演奏をこなしたぜろいちさん。最近の配信の様子から、かなり忙しい日々で、しかも外国出張もあって…時間が無かったと思われるのに、きっちりと仕上げて来るなんて、どれだけ頑張ったんだろう?あの細い体で、ほんとにすごいなぁと思う。自分の音楽を追求する情熱が熱い✨
そんな、ぜろいちさんのピアノに魅せられる理由はなんだろう?
私がぜろいちさんのピアノを聴いて感じるものをよおく考えて見た。そうしたら、意外なことに、好きなSF作家に辿り着いた。十代後半から、1番好きなSF作家は、フィリップ·K·ディックなんだけど、その作品(特に短編)を読んでる時の心の動きと、ぜろいちさんのアレンジやオリジナルを聴いてる時の感じ方が似ている。正当に整った世界から、少しズレて、一見居心地の悪い世界にいる感じ。理論的には、間違っていないんだけど、リアルからずれていて、限定的に再構成された世界の妙な心地よさ。
音楽理論を学び、突き詰めて行く中で、ぜろいちさんが惹かれていった残響みたいなものが、きっと心地よくて、クセになる。
この文章、私の記憶に残すための覚書だとは言え、分かりにくいかも。(文章上手になりたい)
こんなこと書くのは、イタいなあ〜恥ずかしいなぁ〜と自覚しながら書いておりますwでも1度、よくよく自分の心を覗いてみたかったんだよね。何が起こってるのか、ハッキリさせたかった。そういうことだったんだな。理解したけど、これでは、ファンレターのリベンジにはならないやw 
だから、次のぜろいちさんのコンサートの時までに、もう少し音楽的なこと学んで、ファンレターが書けるようになっておこう。

ぜろいちさん、おジャマはずれルさん
気配りの行き届いたコンサートスタッフの皆さん
いっぱい優しくしてくださった会場の皆さん
感謝がつきません。

素晴らしいコンサートをありがとうございました🎄

さあCD聴き倒すぞ😂




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