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ござの日2023感想2昼

思い出せなかった呪文
「たしあかまぷたん、
             ひじゅ(おう)みせいだ」

はじめに

(その夜のツイキャスのためにメモをとっていました。そのメモを参考に書きすすめます)

ふっと照明が落ちる。そして再び明るくなると舞台袖の扉が開いて、ござさんが入ってくる!
あの服だ!(事前に公開されたアー写の衣裳)
そして前髪を大きく後ろに流したヘアスタイル。
あれ?なんでこんなにカッコいいの?会場が控えめにどよめいていた。
あの襟に点々のついた(言い方)黒いジャケットと、裾が少し絞ってある黒の細身のパンツ。黒とネイビーの切り替えシャツに白銀のネクタイ。ネクタイピンは白(メガネの形だったらしい)。ポケットチーフは、ネクタイに合わせた白。
そして、黒い革のスニーカー。
完璧にカッコいいの。いままでの試行錯誤を経て、最高にカッコいいビジュアル(髪型に関しては夜公演で最高を上書きするけどね)。

ピアノの前に座り、何かを整えてから弾きはじめる。あれ?ござさんてこんな音だったっけ?低音のやわらかさにうっとりする。なんの曲かな?って思っていると、あっ、宝島。

1曲目 宝島


ん、和音がさがる?このアレンジは、ねぴらぼ1!聴きたかった~💦大好きな、ねぴらぼアレンジの宝島。イントロの同音連打(ミ♭?)は無かったけど、自然なはいりかたで最高だった。あのヒリヒリとはりつめたピアノは、一生心から消えないけど、全く危なげのない円熟した演奏に心がきゅううぅってした。指がとても自由に動いてる。このアルペジオ、聴きたかった~。もう、夢中になった🎵

ピアノの左にマイクが置いてあり、てをのばしてそれをとる。舞台中央に立ち、足を開く。
あ、あー、えー
こんば…、こんにちは、ですね。
配信を夜にやることが多いから、ついこんばんはになるんだみたいなことを言ってから、本の話。勿論ござ式本。
動画をあげたり配信をしたりするなか、四~五年前はピアノの解説動画を作っていたり、また月刊ピアノにアレンジの連載もしています。
そのあたりのまとめの本で、構想1年そのあと2年ちまちまと書きすすめてました。
今回のライブをするにあたって、どんなライブにするか、考えたんですが、その数年のふりかえりをしようかな、というところで。
3年前、ねぴらぼという、ピアノの上手いゆかいな方たちとライブをしたんですが、そこから宝島でした。
次にお送り(おおきゅりw)する曲は、シークレットベース、僕のオリジナルのアネモネ、そして葛飾ラプソディ3曲です。
ピアノの前に座り、しばらく動かない。これは昼公演全体にそうだったんだけど、すぐに弾き出さず、何かを整えているような何かを待っているような、そんな間をおいてから弾いていた。

2曲目 シークレットベース


わ、EnVisionと思ったんだけど、あとでゆうかげさんとお話ししたときに、ねぴらぼと言われて、確かにそうだった。

アドリブー和音ー震えが来る。すげー泣きそう。~メモより~


3曲目 アネモネ


エモめ。~メモより~

EnVision収録曲は、楽譜が発売されてるんだけど、たぶんそこからさらに、アレンジが入ってる。テンポや強弱もすごく繊細に弾かれている。はぁぁぁぁぁ。


4曲目 葛飾ラプソディ


この音!
弱い音のキレのよさ←難しいのこれ。
大きい音も好き。アドリブすご。往復グリスーさいこうめっちゃかこいい。
~メモより~

EnVisionにも収録されてるし、今まで、いろんなライブでも弾いてきたし、安定のナンバーなんだけど、なんだかもう円熟してて、アブラがのってる演奏。美味しすぎる。好きすぎる~🤭
いったんお水を飲みますね。
もちろん後ろ向いてさっと飲む。
ストロー使ってるねw
ピアノの左側客席から見えないとこにたぶん台が置いてあって、そこに戻す。倒れないか慎重に確認。

マイクは左手に持ち、右手は腕組みしながら、足を開く。重心を右に左に入れ換えながら話す。
つぎは、
最近にちなんだ曲で、(わりと最近…!?)
まちがいさがし、
そして動画に上げたプラスチックラブ。
まちがいさがしは、先月平安神宮でピアノを弾くことがあったんですが、その時用に準備していました。
そこの舞台が面白いところで、すぐそこが水面で油断すると水に落ちちゃいそうな舞台だったんで、何弾くか、吹っ飛んじゃったんです。それで弾かなかったんです。
自由に何を弾いても良いっていわれてたんで、その場の雰囲気で他の曲を弾きました。
って、めっちゃ楽しそうに言うやん🎶
2曲目プラスティックラブは、シティポップですね。

5曲目 まちがいさがし


本邦初公開!?
和音がエモい出だし。2番左手メロディ右手は高音で可愛い。うねるような間奏。あがっていく。クロスでかん!高音でかわいい→儚い右手だけ。和音。~メモより~



 6曲目プラスティックラブ


間を置いて弾きはじめる。アドリブおしゃれ。変拍子?(良くわかってない)なんか、圧倒された。~メモより~
ここでプラスティックラブ弾いたから、ミックスナッツは、来ないなぁ💦って思った(嬉しい誤算が待っていた🎵)。
MC おとなしめの曲を中心に弾きましたが、結構運動量の多いものを2曲用意しまして(ここで会場が、おおって感じで静かにどよめく)、カロリー多めの曲です。


7曲目 TANK!


ひゃあ!すげー胃の腑をつかまれたかっけー ~メモより~

(この曲のことは、夜公演のとこで書く予定)
フルで弾ききったあと、万雷の拍手がなりやまない~💦私もずっとずっと手が痛くなっても叩き続けた。
やっと拍手がおさまり、話はじめたんだけど、つぎの曲紹介が出来ない。すっぽり抜けちゃって、曲名が出てこないの。一生懸命言い訳しながらロードを試みる。
タンク、弾いたでしょ…ちょっと待ってくださいね…あちこち見ながらロード。出てこない。
ピアノの前に座って考える。
こうなると思ってたんで、曲名の頭文字を繋げて覚えてたんですよ。宝島のた、シークレットベースのし、…たしあか………。忘れちゃった💦弾いてれば思い出すかな?マイクを置いて弾きはじめる。しばらく弾いてふと、弾き方が変わると、おもむろにマイクをとって、「思い出しました🎵」
クラシックから、悲愴、そして、ジュ・トゥ・ヴ。


8曲目 悲愴


ござアレンジ(ジャジー)
アドリブがシンプル→少し広がってくる。ベースとドラムが入ってる(ようなアレンジ)~メモより~

1月のソロコンで弾いたアレンジに近い気がする。


9曲目 ジュ・トゥ・ブ


 サティって、クラシックの仲間だったんだって、以前の配信の時も思ったんだけど、なんとなく納得してなくて、やっぱり思った。サティという名前を知ったのは、ある福祉施設に見学に行ったとき。そこの施設長さんが、練習中なんですよって言って、食堂にあるピアノを弾いてくれた時。古ーい福祉施設だったんだけどね、とても自由な感じがして、そのあと実習に行ったな。何て事を思い出したりした。
サティの曲は、ゆったりしていて一見やさしそうなんだけど、弾こうと思うと難しい。(断念した記憶が微かにあるw)だけど、もちろんござさんは軽々とゆったりと弾いていて気持ち良さそうだ。
サティの曲とござさんは相性が良いのかも!と思った。なぜかとてもしっくりと来た。スタインウェイの音ともぴったりだったと思う。

MC おそらく(セトリにあって)ひいてない曲、無いよね?と、どこかに向かって確認する。無いはず、という事であと2曲です、と。
弱々しく、会場から、え~💦の声が。うーん、ここで一曲増やしちゃうと、後半も…(弾かなきゃいけなくなっちゃうから、どうしょうかな?)、(でも、弾こうかな…)
じゃあ、なんか弾きます!
おもむろにピロピロ弾きはじめる。

あっこれは


10曲目 オーバーザレインボー


だ!キラッキラッ✨💍✨嬉しい。そしてそのまま


10.5曲目 上を向いて歩こう


ラグタイム風に軽やかなはいりかた。段段とジャズっぽく変化していく。
すっごいやっぱり自由に弾いてるキラッキラだよぉー。ノリノリ~
~メモより~

で。この後のMCが、ビックリなんだけど、ござさんは、星に願いを から、見上げてごらん夜の星を を弾いたつもりだったという🤭怖い話。

という訳で、心置きなく2曲同時に、(言い直す)続けておおくりします。
まさかのGMNそして、清新の風へ。


11曲目 ミックスナッツ


私が勝手にGMN(GOZA's Mixed Nuts)と呼んで、愛してやまない曲。ヒゲダンの原曲もすごく良いんだけど、ござさんのこれは格別。動画には、ひっくり返った。ござさんは、超絶技巧をわざわざ売り物にしないんだけど(そこを越えた先にいるからね✨)、超絶技巧駆使。弾くスピードもMax!多分だけど、動画の時より音が増えてる。この曲は和音と、その進行のかっこよさが半端無くて、そこにまた音が重ねられていて、身体中魂全部で受け止めなければならなかった。
もうしびれた。

ここでまた、割れんばかりの拍手。
そして、


 12曲目 清新の風


この曲は、弾く度に洗練され、私は聴く度に好きが増していく曲。船出のイメージとのことだけど、私は猛禽類が高い空から、舞い降りてきて、峡谷の間をぬけ、また、大空にまいあがって行くようなイメージを持っている。
間奏、アドリブは、
かっこいいかっこいいなにかっこいいもう滑空していく~空気感のすごさ、ためがすごいーすごいー
~メモより~

ピアノという楽器を通して、オーケストラに加え、風の音、空の光、清々しさ等の世界の自然の音を指揮しているみたいだった。ピアノ一台なのに、なぜこんな景色を見せてくれるのだろう?

なりやまない拍手。スタオベは、数名(うち一人私w)実は、このとき、前方で立ち上がる人が居なかったので、ちょっと心細くて、後ろをふりかえりながら立ち上がった。そしたら立ち上がってる人が見えたので(ゆうかげたん?)、自信もって立って拍手~👏
アンコールは、もちろん、


アンコールはダニーボーイ


スタオベ
ござさんが舞台袖に入っていくと、拍手もおさまった。
以上昼の部
続きは、3へ。


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