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ギャル良ければ全て良し(2024/05/31)

ドリライへ行った。受容を超えた幸せを涙に変えてぼたぼた溢した。
こんにちは、浦風です。

ドリライへ行ったんですよ。周りに建設中のデカい建造物しかない有明アリーナ。
感動した。感動したよ〜……。ミュージカル大好き大大〜好き。私の場合は、大人になってからテニミュに触れて良かったなと思う。お金も時間もある程度自由に使えて好きなだけ劇場へ通えるから。どこまでも舞える。

物販でギャルに会った話をする。

開演前にペンラと亜久津のブロマイドを買おうと物販会場へ行った。開演1時間前切ってるくらいのギリ時間だったけど、物販スタッフがとにかく多かったのですぐに待機列から販売列へ合流できた。
ここで販売列へ合流する時に自分で空いている列を見極める必要があるんだけど、私はとにかくサクサク列の目利きができない。どんな現場でも必ず自分の選んだ列は両隣の列に比べて進みがおっそい。もう本当におっそい。前の人が山ほどグッズを買ってたり、クレジット端末に不具合が起きてたり、スマホのアプリが見つからなかったり、ビックリするほど進まないことが多い。

今日もまた凄い列を引いてしまった。
今までで1番動かなかったかもしれない。そしてその理由はすぐわかった。この列の物販スタッフさんがとにかくゆるすぎるのだ。その人は盛り髪カラコン立体ネイルの絵に描いたようなギャルでテニミュの物販スタッフではあまり見かけない珍しいタイプだなと思った。
物販は、こちらが欲しいものをスタッフさんが後ろにあるグッズの山の中から探してきて確認して会計の流れなんだけど、そのギャルは美術館の展示見にきたんかってくらいゆったりゆったり探してた。
これかなあ〜 いや違うわ これ? これか〜 ってとぼけた声が聞こえてきそうなリラックスした空気で、颯爽と駆ける元気なスタッフたちの中、1人だけ全く焦ることなくうろうろしていた。
これぞマイペースだ。私の前の人がたくさんグッズを買っていたこともあって(排出される帯レシートから察した)、おそらく両隣列の3人分は時間がかかった。

さすがにもう待てない〜2個だけだから先に買わせてくれ〜と心の中でぐるぐると唱えていたらやっと自分の番が来た。用意しておいたQRコードをサッと出して少しでも時間短縮を図った。だって開演まであと20分しかないのだ。
何でこんなことに。

少々お待ちくださあいとニコッとするギャル、盛った髪のスプレーで固めた部分をピンでキラキラさせてる。ホァ…派手な髪…可愛い…。
ゆらゆらとグッズを抱えて戻ってきたギャルは、お間違えないですかあ?とこちらにきちんと確認する。ォン…派手なカラコン…可愛い…。
そして支払い端末をカチカチとデコネイルで操作する。ンン…派手なネイル…可愛い…。
ペンライトは物販会場出る前に必ず点灯確認してくださいね⭐︎って明るく言ってきた。なん、可愛い、このギャル……。

チクショウ!可愛い!全部許した!
ナミさんの顔したボンに攻撃できないでシクシク泣くサンジの気持ちだった。


あと、ドリライ帰りにゆりかもめ乗ってたらこのギャルも帰りだったらしく、ジャージでうとうとしてる姿を見た。
お互いおつかれッス。

ではまた。

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