キラークイーンおとぎ舞台

ジェームズ・デリクソン

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※URにとって3回目のKQが終わった後、記憶をもとに書いた文章なので、主に感想の時系列が入り乱れています。

1.キラークイーン初参加&プロローグ

記念すべき、キラークイーン初参加村である。

自分はRP村というものに入ったことがなく、RPに一番ハードルを感じていたが、結果、なんとかなった。
他の参加者は皆優しく、ダメ出しされることもなかったし、[]と**あたりの意味を理解して、相手の行動を断定しなければ問題ない……と思う。
RPにハードルを感じる人も安心だと伝えたい(by.初参加時RP村歴0年)

議事ということで一番好みのチップであるヘクターを使おうと思ったが、こんなに格好いいチップで無様なことはできないという恐れから断念。
他のチップを物色したところ、いい感じにワイルドカッコいいデリクソンを見つけて選択。「デリクソン」は一般的に苗字のようだったので、ファーストネームには好きな外国人声優から名前を頂いた。
性格や口調について軽く下敷きにしたキャラはいたが、プロローグでPJに野心を語ったあたりからデリクソンと自身の人格が同化し始め、「おっ、RPって楽しいな?」と沼に片足を突っ込んでしまった感。

さて、プロローグである。
大部屋で誰か来るのを待とうとしたら、まごついている間に先客が現れ、チキって小さい楽屋へ入村。なぜかそのまま誰もいないカフェテリアに移動して1人でご飯を食べ始める。
すると、なんということでしょう。プロローグにおけるリアル時間、1日目が終わっていた。明日から本気出す。

プロローグにおけるリアル時間2日目。
さすがに意を決して大部屋へ向かう。普通に入っていけばいいものの、声のかけ方がわからず、誰か声をかけてくれ!!!とばかりにそっと部屋を覗き込む誘い受け。野郎がやっても可愛くないぞ。そこで声をかけてくれたPJには感謝しかない。

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絡んでもらえたキャラへ対応をしくじらないよう、おっかなびっくりRP。
ユンカーとの接触は自分からいちゃもんをつけておきながらドキドキした(照)少々雰囲気に慣れてきたので、こちらからカイルにエンカウントを仕掛けたところ受け入れてもらえ、会話をしながら2人で客席に向かった。
今プロローグを読み返すと、本編中にカイルともっと仲良くできそうなフラグは立っていたように思う。エピローグで「ジムさんは本編に入った途端素っ気なくなった」と言われてしまったのはよく覚えている。すまん。

嬉しいことに好評だった、プロにおけるカイルとの会話の一片。

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2.配布情報

プロローグが終了し、目を開けると「囁き狂人」になっていた。ひとまず、与えられた役職が既知のものであったことにホッとする。
続けて投下されるナンバー、配役、勝利条件、役割、ツールは……4つ!?情報が、情報が多い……っ!とは思ったものの、こちらは初参加。KQ村の情報量はこれくらいあるものなのだろうと一人で納得し、かなり基本的なことも含め、GMへいくつか質問を投げた。

囁き狂人のあなたは、No.【4】

配役は、『婚約者』

クリア条件は、
【『王子』と同時にスポットライトを浴びて、犯人役1名以上と生存。】

ツールは4つ
「三滴の血のついたハンカチ」システムツール 常時
あなたは「襲撃ツール」の痕跡を発見することができる。

「呪われの妃」GMツール ゲーム中1回 即時 
TP利用(5TP消費)
「幕後半」に限り、GMにツール名を宣言することで利用可能。
あなたのPDAの「ナンバー」を含む情報が、予め定められた内容に更新される。
★締切:「幕後半」以降、21時迄

「屋根裏の糸巻き棒」GMツール ゲーム中1回 2日跨ぎ
「幕後半」に限り、GMに生存者一人の名前を提出することで使用可能。
対象を翌々日の発言待機時間に、殺害する。
ただし、あなたが対象を選んでから死亡予定時刻までの間に、対象が誰かから通常発言で生存を望まれると、このツールによる殺害は失敗する。
失敗時、その原因となった発言が、あなたに通知される。
★締切:「幕後半」以降、21時迄

「カードをそっと覗き見る」GMツール 1日1回 日跨ぎ
TP利用(1人目3TP、2人目以降5TP消費)
GMに対象の名前を提出することで使用可能。
対象のナンバーが通知される。TPは、提出した人数毎に消費。
★締切:毎日21時迄

素敵なことにツールの名前が童話的なものモチーフだった。これは非常にメインGMらしさを感じた。ちなみに(さては気合い入れすぎたな?)とも思った。

「三滴の血のついたハンカチ」
どこかで一度は聞いたことがあるフレーズ。牙の本数分かっても誰がそうか分からないんじゃなあ、という感想だった。

「呪われの妃」
童話において王族はよく呪われているので、元ネタに該当する話が複数ありそうな、なさそうな。【「ナンバー」を含む情報】が変わるということは、勝利条件も変わりそうだと思い、実際に使用するまでそのつもりでいた。
今なら分かる。KQ村にそんな、ただ優しいだけの救済策などありえない。

「屋根裏の糸巻き棒」
有名なやつ、元ネタ言わずもがな。遅延発動とはいえ、ほぼ条件なしの殺害手段をただの狂人の自分が持っているのだし、確殺ツールは巷に溢れているのだろうという誤解を生んだとか。

「カードをそっと覗き見る」
いきなり力尽きられた感、これも名前を頑張ってもらいたかった。
起動にはTPが必要。ただし序盤のTPは条件達成のために舞台ツールに使わねばならず、調査を行えるようになった頃には数字を探していた参加者に「もう必要ない」と言われてしまった。デリクソン自身は他者の数字を全く把握していなかったものの、条件的に数字に興味がなかったので気にならなかったが。

正直、自分が参加していない村のログ読みが苦手であり、開始前にやったことと言えば、Wikiでのルール確認とKQを勧めてくれた知り合いの参加していた「星狩の宴」をざっと読んだだけだけで、KQというゲームの流れと定番を把握できていなかったのはよろしくなかった。
ゲーム中も指摘されたが、【王子と一緒にスポットライトを浴びて生存】は騙るにしても緩すぎた。基本的に死んだら負けということがしっかりとした認識に至っておらず、生存がわざわざ条件に書いてある=生存しなくていい条件もそこそこあるのかな?などと思っていたが、そんなことはなかった。
さらに、進行は人狼のような流れ、つまり占いや霊能能力……何らかのツール結果が出る2日目くらいから本格的な議論がスタートするものだろうと思い込んでいた。また、KQ村のイメージは【自分の情報を知られる=突然の死】であり、死に怯えすぎて自分の情報をほぼ話さなかったため、当たり前だが情報弱者になっていた。

3.初日

プロで絡んだ人がきっと話しかけてきてくれるだろうと待機していた。←

果たして、PJが初秘話をくれた。重ねてありがとうPJ!どうしてここまでしてくれたのに協力しようと思わなかったんだデリクソン!
さらに、ユンカーが犯人役の数を知りたがっていたり(自分の役職を見直せ)、カイルがかなり友好的だったり、今読むとかなりMOTTAINAIことをしている。

突然の死に怯えながら受け身がちな秘話を行っていると、『王子』を探しているハロウィンの存在を知り、敵対していると思い込んでボロがでないよう秘話を避けた。『婚約者』はイメージ的にかなり命を狙われそうだと思っていたのもある。
……結果、この村においてハロウィンと秘話を交わすことは一切なかった。ここでハロウィンと少しでも話していれば、5日目に何か違っていたかもしれない。

直観だがやり取りの中で誠実さを感じたネイサンへ、意を決して自分の情報を(当社比)詳しく教える。すると、驚くことにネイサンはデリクソンの探す『王子』だったのである。
ピエロ王子の婚約者が三十路無精髭なんだが、それでいいのかウォーレン。そういう趣味なのかウォーレン。
後は、デリクソンの持つナンバー調査ツールを有用と判断したペラジーに生存を保証してもらう代わりに手を組む約束をした。

そんな中、ふと疑問に思ってGMに確認すると、条件である【『王子』と同時にスポットライトを浴びる】は表ログでやる必要があるとのこと。達成時不自然にならないよう、とりあえず表ログで皆を誘いつつ踊ってみた。TPも貰えそうだったし、メインGMが喜びそうな行為だと思ったのもある。

しかし、思ったより食いつきが悪かった。
RPが滑ってたのかな?と後で灰を確認したところ、踊ることを躊躇われていた。なんでも以前、告白RPを受け入れるかどうかでなんやかやあったらしく警戒態勢だったらしい。とんでもないKQ村もあったものだ。

残念に思っていると、危険を顧みず最初にカコが手を取り踊ってくれた。すると徐々に舞台に上がる人が増え、GM達も踊り始めた。この時のRPは楽しすぎた。
ちなみにこの後、愛しの『王子』と判明したネイサンがエアタンバリンを片手に舞台に上がってくることになるのだが、余計な疑いは持たれたくなかったので、素直に条件を話して合意を貰った後にすることに決めていた。

また、ボブだとは思ってはいたものの、ハロウィンの元に続々と集まる小道具に(結局村が終わるまで)戦々恐々としていた。

読み返してみると、記憶に残っていなかった情報も多い。なんだかんだ、初めてのゲームに緊張していたのだろう。

4.2日目

初日に協力を申し出てくれたペラジーが犯人役であり、デリクソンの席を用意してくれるとの話。渡りに船である。
……その裏で粛々とペラジー吊りの秘話が交わされていたようであるが。

ペラジーの協力者ということで、カコとコンタクト。ユンカーも仲間だと聞くが、ものすごい勢いで喉がなくなっており、この日はコンタクトできず。

【『王子』と同時にスポットライトを浴びる】条件をRPの範疇で気づかれずそれとなく満たそうと思い、表ログで「魔王」を改変したRPをノリノリで行ったが、『悪魔』という単語を出してしまったことで(当たり前だが)余計な警戒を与えてしまっていた。そうなるかもしれないとは思っていたが、雰囲気がぴったりだったので我慢できなかった。
ネイサンに「デリクソンの表ログRPにいい感じに近寄ってきて」と無茶振りしたところ、アツい演技でキメてくれた。
スポットライトを浴びて見つめあうピエロと偉丈夫。拍手をありがとう。条件は満たしたが、本当にこれでいいのかウォーレン。

そうこうしているうちに、ペラジーが吊られることになっていた。発端はユンカーと聞き、天を仰ぐ。お前、味方じゃなかったのか。もう、何もかも自分の知らないところで話が進んでいた。情弱はツライね。
襲撃数を減らすためという理由で、一匹狼疑惑のあるマユミ先吊りという抵抗をしたが流れは覆らなかった。せっかく生存を保証してくれる犯人役だったが仕方ない。勝利条件は犯人役との生存であり、それがペラジーである必要はないのだ。
精神にいくらかダメージを負いつつ、ペラジーに投票した。
無記名とはいえ、何がどうなって殺される手段になるか分からないのだKQは(明後日の方向への警戒心)

5.3日目

おー赤い牙が見えるー、などと呑気していたら、無残な姿は見当たらないわ、突然全員が投票保護されるわのてんやわんや。
この時点で犯人側勝利は厳しいんじゃね?と思いつつ、ジプシーであるペラジーと教会の親和性が高すぎたので、いそいそと表ログでRP。「Helfire」を改変してペラジーを偲ぶ。ココアさんが元ネタに気づいてくれたのは嬉しかった。
その裏ではカイルがものすごい勢いでデリクソンの勝利条件を流していた、5人くらい。今になって思えば、この辺りから今まで話してた奴との秘話が突然減ってるんだよな!お前のせいだったか!

その代わり、やっと喉に余裕のできたユンカーと秘話ができた。
自分の役職と引き換えに犯人役の位置を教えてもらうが、せめてもの意趣返しに役職は微妙に嘘をついた。(囁き狂人⇒狂人)

残されたご主人と交流を図る。
一匹狼であるマユミには、とりあえず共闘の意思を示しておく。
白狼ネイサンとは、RPを交えつつ回りくどい秘話を続けていたところ(めちゃめちゃ楽しかった)、心を決めた『王子』に真の勝利条件を聞くこととなる。
これには答えねば男が廃る。デリクソンもまた、本当の勝利条件を伝えた。
しかし、ネイサンKQの目も見ていたので「屋根裏の糸巻き棒」の存在を隠し、役職は対ユンカーと同じく「狂人」と伝えた。

おのれユンカーのツールにより処刑なしだったので、なんやかや情報交換を行ってこの日は終了した。

ネイサンはハロウィンとの別れ話を済ませてきたらしい。
律儀な男だと好感度がUPした。ピロリン♪

6.4日目

ユンカー、カコ、クラリッサが死体で発見される。
衰退が混じっているとはいえ、3日目と違って大盤振る舞いである。ちなみに前日、カイルがKQぶっ殺ツールをネイサンに放っており、カイルの撃ち損じや嘘がないならば、ネイサンの非KQはほぼ確定していた。

本日は通常通り処刑が行われる。マユミにオスカーも犯人役の味方だと教えてもらい、接触を始めた。

そんな中、昨日から好感度上昇の著しいネイサンから「いざとなったらマユミに乗り換えてくれても構わない。ただ、僕は君と最後まで舞台を演じ切りたい。絶対最高だからな、そんなの!」と言われ、彼のピエロと勝利を目指す決意が心に湧いてくる。自分、最高にチョロくないか。

「よっしゃ!ネイサンと勝利を目指して頑張るぜ!」などと意気込んでいたその時。天の声によりデリクソンとハロウィンへ名指しで謎の演出(その時は気づかなかったが、表ログでのRPに対して墓下から演出を貰っていた)が入る。特に何の変化が起こることもなく、首を傾げているとネイサンから秘話が来た。

「デリクソン、条件変えるならせめて一言欲しかったよ。頑張れよ」

急にどうした!?
どうにも、天の声によって行われた演出によって「呪われた王妃」(勝利条件を含めて変更されるツールだと思い、そう伝えていた)を使用したとネイサンに勘違いされたようだった。
これが思った以上にデリクソンを狼狽えさせ、必死で誤解を解いた。

たくさん情報を教えてくれたり、方針を決めてくれたりと、すっかり頼りにしていたネイサンが弱気になる姿は心臓にぎゅっときた。

[リストラされて再就職の当てもなく、妻の浮気に怯えつつ止めない方が
幸せなんじゃないかと考えだす夫]みたいな心境になってた。

なんて言われたら、もうネイサンと勝つことしか考えられなくなった。
(FKQⅡでもこんなんあったな???)

オーケイ、把握した。
一番最近参加したFKQⅡでもそうだったが、URは「自分が信頼していた人」に「裏切られる」ことでなく、「自分を信頼してくれている人」に「自分が裏切ったと思われた」時に情緒を取り乱すらしい。参考にしないように。

そこで気落ちしている様子のネイサンに発破をかけようと、『婚約者』最大の切り札について話すことに決めた。「屋根裏の糸巻き棒」の存在だ。見返りに「指輪」の存在を教えてもらう。特に使い道はなさそうだったが、結局お互い隠し事を残していたというのはアツかった。そういうの大好きだ!
ツール発動までに吊り食いにかからなさそうで、ネイサンよりマユミ側に感じられたオスカーへ「屋根裏の糸巻き棒」を発動した。人数調整目的である。
ネイサンの勝利条件的にはマユミに撃つべきだったかもしれないが、ネイサンが吊られてしまった場合も想定し、そこはネイサンも同意してくれた。

7.5日目

犯人役側の票はハロウィンに集めることになっていたが、夜が明けると圧倒的票差でネイサンが吊られていた。
わりと、いや、かなりのショックを受けた。さみしかった。
投票結果からオスカーの裏切りを知る。本当は殲滅側だったらしい。ユンカーといい、これだから儚い系男子は信用ならん(偏見)

ここから勝利は厳しいなあなどとマユミと語りつつ、「呪われの王妃」が状況を打破してくれることを願って発動。

「呪われの妃」の効果により、あなたのPDAがアップデートされます。
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あなたのNo.は【Q】に変更されました。
配役とクリア条件と配布済のツールに変更はありません。
追加ツールは1つ
「裏方仕事も楽じゃない」GMツール 常時
「インカム通信」の使用回数が1回増加する。
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ンンンンンンンン!まさに!無意味!
勝利条件が変わるものと勝手に思い込んでいたが、謎のナンバー変更と秘話の一斉送信ツールを貰えたのみ、情弱ぼっちには無用の長物であった。

カイルとPJに話しかけられ、持ちうる武器で出来るだけ足掻いてみたが、ファイティングポーズを取っているように思われたらしい。
特にカイルに話しかけられた際は高ぶる心情のままに返答していたが、完全に手負いの獣状態で取りつく島もないように思われてしまっていた。反省。
……デリクソンとしてはプライドもあるので、負け濃厚でしょんぼりしていると思われるよりはマシだったが。

しかし、生存敗北か……と、地面にのの字を書いていると、マユミのキラークイーン劇場開幕。いいぞー!と一瞬テンションが上がったが、だったら吊られるの俺じゃんと真顔。まあ、マユミが吊られればどうせ死ぬ身である。

万が一吊りを逃れた時のため、「屋根裏の糸巻き棒」をオスカーに発動済みであることをマユミに伝える。
デリクソンが死んだ場合、ツールは発動するのかGMに確認するが回答不可。ただ、ツール名的に自分が死んでも発動するだろうとなんとなく確信していた。ハロウィンの存在を隠されていたので仕方なかったが「自分が死ぬと発動しない」と言っておけば、マユミとハロウィンがデリクソンの吊り回避にもっと動いていてくれたかもしれなかった。これも反省ポイント。

おとぎ舞台が終わって数か月後の話であるが、「屋根裏の糸巻き棒」の解除を条件に票を入れないよう表で言うのは面白かったのではないか、と素晴らしい考えを聞いた。
おそらくハッタリと見做され、吊られてしまったであろうが、偽善者共(byデリクソン)に消せない罪を負わせることができたかもしれない。
エンターテイナー的な意味で学び。

▼デリクソンの空気を感じつつ、望んでデスゲームに参加している者が多いはずなのに、自分たちの手で処刑しておいてなぜ悲しむ?しかも今から俺を処刑するんだろ?と本気で疑問だったのでRPにぶつけてみる。

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本人的にわりと気に入っているRPである。やはりデスゲームにはこの手の人物が欠かせない。皆イイコだったので反撃はこなかったが、煽りRPの応酬とか好きなんだぜ。

5日目は墓下で王子ネイサンがたくさん応援&演出してくれていた。
ありがとう!勝てなくてごめんな!

8.6日目、そしてエピローグ

予想通り、デリクソンは処刑された。
しかしまあ、デリクソンは【犯人役の勝利】という陣営勝利条件であり、途中から長期人狼をやっている気分になっていた。犯人「役」なんだから、人狼を追い詰めるみたいにしなくてもいいじゃないか!(涙)

何故かPJに3票(マユミ+デリクソン+?)入っており、足掻き次第では生きられたかもしれないと悔しい気持ちがあった。襲撃はカイル。
そして、オスカーが、ヘクターが、ハロウィンが、マユミが死に、いつの間にか地上からPJ以外が消えていた。

これが……KQか……

そのままエピローグへ。
初参加ということで皆様にご挨拶しつつ、ネイサンと再会。君が僕より10cm背が高くても、体脂肪率一桁でも、主食がプロテインとベーコンでも。僕にとっては、誰より可愛らしい婚約者だった。と、指輪を片手にプロポ―ズされる。一気にデリクソンの解像度が上がったw

GM陣から聞いた『婚約者』の難易度はおおむね中程度。
ツールが多くインフレ気味?だったとはいえ、狂人のくせにほぼ無条件の確殺ツールがある時点で今考えれば強そうだとも思う。『婚約者』を狙う犯人役も味方につけることができていたし、ユンカーがいなければわりといい線いってたのではないだろうか。おのれユンカー。でも、犯人役を教えてくれてありがとう、ユンカー。

デリクソンのRPについて、少し。
演劇ではないが、一時期そういった方面に真剣に取り組んだことがあった。”タイミング”を一度は掴んだが、勝負の舞台に上がれたのは数度のみ。
その道を断念するほど悪い結果ではなかったが、その後はさっぱりであり、今はきっぱり諦めている。
デリクソンは、そんな自分の一番苦しんでいた頃の心情を存分に使ったキャラクターだった。隙自語失礼。

反省点
・情報は出し惜しみしすぎない。自分の情報をある程度出さなければ相手から返ってくることはないし、調査ツールの的になる。
・状況の変化で手を組めることもあるので対応は柔軟に。
・騙るならもう少し真実味のある条件を。
・他人の勝利条件把握大事。


ヘクターが独り言で言っていたが、妻サイモン息子ネイサン娘ハロウィン。息子の婚約者デリクソン。ってすごい絵面だな。


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