ブラジリアンズーク
ブラジリアンズークはブラジルで踊られているダンスだ。女性は上半身を回転させながら踊るダンスで、俗に「踊るヨガ」とも呼ばれている。もともとは日本でも80年代に流行ったランバダから発展したと言われている。ブラジルは音楽やダンス文化が豊かで、ズーク以外にも様々なダンスがある。一番有名なのはサンバで、サンバにもシングルではなくペアで踊れるサンバジガフィエラと呼ばれるダンスもある。
サルサとバチャータを数年踊って、別のダンスもやってみたいと思うようになった。当時私生活や仕事でいろいろあって、気持ちを切り替えてみたかったのだと思う。バチャータで昔一緒にパフォーマンスをしていた友人がズークを教えるようになっていて、以前にも何度かレッスンしてみたことがあった。が、首と上半身をターンに合わせて回すのは、体が硬い私には難しく大抵翌日首が痛くなるので、なかなか続かなかった。
ズークもステップはシンプルだ。基本的にスロー・クイックで踊っていくので、4拍子であれさえすれば自由に踊れる。同じ4拍子のバチャータより音楽性ではズークのが自由。踊り方も女性(フォロワー)の創造性がもっと高いと思う。同じリードでも違う女性が踊ればまったく別なものになるダンスだと思う。ちなみにセンシュアルバチャータはズークの影響を大きく受けているので最近はバチャータからズークに流れてくる人が多い。
ズークは言ってみれば音楽の波を体現できるダンスだと思う。
私が一番素敵だと思うCarlos & Fernanda
https://www.youtube.com/watch?v=5we22sYfXkg