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治験バイト体験談

先日、
治験バイトを体験してきました。
ふだんウーバーイーツをやっていたり、
シゴトをやめてプログラミング学習をしているヒトなど、
時間が自由になるヒトに、
または、
治験や臨床研究に興味があるヒト向けに
体験談をシェアしておきたいと思います。

1日4時間くらいかかる臨床試験で、
2日間あります。
1週間以上感覚をあけてやる試験です。

2日間で、2万円支払われます。
1時間あたり、2,500円です。
特別高額でもなく、
それほど低単価でもない。
朝霞でウーバーイーツをやるよりは割がいいかな
というくらいです。

クラウドワークスで受注したライティング案件がきっかけ

3月中に、
クラウドワークスでライティング案件を
やっていました。

テーマに沿って、
4,000字程度の記事を書くという内容です。

そのテーマの1つに、
「ぺいるーと」という
治験モニターの募集情報サイト
について書く機会があました。

記事の最後に、
「これを機に試してみたい」
と書いたので、
実際に試してみることにしました。

いくつかの募集をながめて、
入院がいらず、
リスクの少なそうなものを選びました。

応募してから、
実際に参加するまでには
1ヶ月近くかかりました。

募集案件によるとは思いますが、
ぼくの場合は忘れたころに
電話連絡があり、
参加の意思があるか、
スケジュール的に可能か
参加条件を満たしているかなど
確認され、
参加を決めました。


電気刺激を使って、脳の働きをしらべる

脳のどんな働きをしらべるかというと、
「痛みの共感」についてです。

「痛みの共感」とは、
「他者が痛みの感覚をどのように感じているか」
を理解することです。

「他者が痛みの感覚をどのように感じているか」
を脳への電気刺激を与えるなどして、
その前後の感じ方を調べたり、
MRIをとったりします。

具体的には、
電気刺激の前に、
心理テストをします。

紙のアンケートのようなもので、
今感じている気持ちを答えていきます。

「映画をみていると、
映画の世界に夢中になって入り込んでしまう」
とか
「他人が悩んでいるときに、
どうにかしてあげたいと思う」
などの質問があり、

「あてはまる・少し当てはまる・
ほとんどあてはまらない・あてはまらない」
の選択肢から1つ選んだり、

写真を見せられて、
「このヒトはどれくらい痛みを感じていると思うか」
について
「まったく感じていない」から、
「想像可能な最大の痛みを感じている」まで、
の選択肢から1つ選んびました。

このテストは、
MRIの中でもやりました。
MRIの中で、
鏡に反射する映像をみながら、
あらかじめ渡された8つのボタンを
両手で操作しました。

途中でねむくなってしまって、
ところどころ意識が飛び、
終了後にいくつかやり直しました。

その他、
腕に熱源を当てられて、
「温かく感じる」というところから、
「熱いと感じる」
「痛みを感じる(チクリとする)」
まで徐々に温度をあげ、
痛みを感じたときにボタンを押す
というようなテストがありました。

それぞれ、
電気刺激の前と、
電気刺激後と、
MRIのあとで、
合計3回ずつやりました。


メンタリストDaiGoさんが紹介するような研究の中身がちょっと知れた気がした

実際に酸化してみて、
はじめは興味津々でした。

メンタリストDaiGoさんが、
YouTubeやDラボ動画で、

「〜大学の研究で、〜人の被験者が〜酸化して、
〜という方法で、実験をしました。」

という具合に紹介するじゃないですか。

「実際にこんな感じでやるのか」
とおもしろかったです。

ただおもしろいと感じるのは、
最初だけで、
4時間のうちほとんどの時間は、
とても退屈でした。

単純なテストを3回もやるし、
MRIの中で1時間も単純なテストを繰り返すし。

途中から、
こんなことをしいて、
なんの意味があるんだ
とやる気がなくなってきます。

やる気なんていりませんが。 笑

臨床試験をするヒトも、
途中で寝てしまうぼくをあいてに、
あとからテストをやり直すなど、
大変だったと思います。

物理的というより、
精神的に
試験をする側も、
試験を受ける側も
大変な作業だなと感じました。

もうやりたくないけど、
貴重な体験でした。

やってみてよかったなと思います。

もうやりたくないけど。
もう1日残ってるけど。 笑


まとめ

今日は、
先日体験した治験バイトについて
その体験談をまとめてみました。

1時間あたり、
2,500円くらいで、
臨床研究の世界をのぞくことができます。

実際に酸化してみると、
はじめは興味津々でしたが、
たいくつな作業でした。

シゴトとして考えた場合には、
割が悪くても、
ウーバーイーツの方がたのしいです。

でも、
1度くらいは体験しておくと、
貴重な経験になると思います。

MRIで異常が見つかった場合には、
教えてくれるそうです。

ぼくはコレステロール値が高いので、
脳の血管がつまりかけてる
とかがわかったら、
ちょっとラッキーですね。
はやめに治療にあたれます。

細かい話ですが、
今回のバイトは、
厳密には「治験」ではありません。

治験とは、
臨床研究の中でも、
製薬会社などが行う、
厚労省の承認をもらうための研究で、
今回のものは、
治験にはあたらない臨床研究でした。


おまけ

MRIに入るとき、
指輪やベルトなど、
金属があるものははずすように
求められます。

ぼくはベルトがきらいで、
していないので、
はずす必要はありませんでした。

ベルトは重くなりがちだし、
つけはずしが面倒です。

5年くらい前から、
このズボンを愛用しています。
ベルトいらずです。


https://a.r10.to/hyY4In


https://a.r10.to/hyY4OF





 

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