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HTC VIVE XR Elite 体験会に行ってきたので個人的なレビュー #VIVEXRELITE

2023年2月11日〜13日の期間で開催しているHTC VIVE XR Elite 体験会に行ってきました!

普段から Meta Quest Pro を常時利用しているユーザーが、
実際に実機を見て、触って、利用して、得たこと感じたことをズラッと残そうかと思うので、よかったら参考にしてみてください。

同MRデバイス Meta Quest Pro とも比較して感じたことも書いていきますね

では参りましょ〜

結論

この価格帯でこの性能ならVIVE XR Eliteはアリ

スペック(Quest Pro は比較用)

外装クオリティ

質感はVIVE FLOWと同じ感じで、しっかりとした作り。かなりコンパクト。
ただ高級感はQuest Pro と比べてあまりない。割と普通。

バッテリーモード (通常時)
メガネモード
全面部分の外装

重量感

通常時(バッテリーモード)は安定感もあって全然重さ感じなかった。
後部のバッテリーを外して、モバイルバッテリーをつなぐメガネモードは驚くほど軽く、長時間使ってても疲れることはなさそう。

装着感

メガネモード: 耳にかける部分が耳の後ろまで回るので多少首を降ってもズレない
バッテリーモード: 締め付け感がちょうどよく、全くズレない。
頭全体の締め付けは少なく、長時間つけてても疲れなさそうな印象。
バッテリーが許すのであれば一日中付けて生活問題なくできそう。

固定ポイント: 前: 目の周り 後ろ: 後頭部 (PICO 4 同様)
固定感: しっかり固定される
圧迫感: 感じない、キツすぎない

画像はメガネモードでモバイルバッテリーにつなげて利用している

着脱感

メガネモード: メガネ同様の仕草で着脱できてスマート
バッテリーモード: 背面にダイヤルがあり、調節して装着するタイプ

視野角

Quest Pro と大差なく、必要分の視野角という感じ

鮮明度

視度調整機能: 1~6 の無段階調整になっていて、ガスケット(クッション部分)を外して調整する流れ。本当にメガネなしで、補正後の視界で見えたのはすごい。
IPD調整: 54~73mm範囲間2cm程稼動できる、無段階調整で数字表示は無いので、記録するときはつまみの位置を記録していた。

焦点の位置(目が疲れないか)

Quest Pro だと目が乾くような、目の疲れが発生する中、VIVE XR Eliteでそのような感じはなかった。焦点は Quest製品のときよりもしっかりあっている印象を受けた。

パススルーのクオリティ

画質: Quest Pro のような粗さは全然なく綺麗に映し出されていた
応答速度: 激しく動くと若干ブレるが、Quest Pro 程ではない
液晶の見え方: Quest Pro だと、モニターを見ると白光りしてしまい全く見えないのに、VIVE XR Elite ははっきり見え、その状態で作業も迷いなく出来てしまうレベルですごかった。
文字の鮮明度: くっきりではないが読める(若干ブレあり)
モノに近づいた時の歪み: 単眼なので発生しない
カメラを塞いだ時の見え方: 単眼なのでまっくら
パススルーの見え方: 単眼なので遠近感あってやっぱり違和感(PICO4 同様)
ただし、コンテンツモードを有効にすると補正され、遠近感を感じづらくしてくれる。
20cm以上離れれば補正が適用され、20cmより近いと補正が外れる。
リアルとバーチャルの融合感: QuestProと同じで、周辺の位置ズレはある

VIVE XR Elite のパスするー画質が圧倒的にいいものの、単眼なので流石に現実との見え方には差がある。
Quest Pro の見え方がかなり自然なので、遠近感がどうしても気になってしまったのは残念ポイント。

バッテリー

バッテリー交換時: VIVE XR Elite はホットスワップに対応しており、バッテリー外しても4〜5分程起動された状態で着脱することが可能
メガネモード時: メガネモードで利用するときは、モバイルバッテリーと繋げて、衣服のポケットに入れておくことで、最軽量な状態でVRができる。

トラッカー

トラッカー対応について: Forcus3 と同企画のWrist Tracker 採用しており、現時点で2つまでしか認識できないので、VRChatでフルトラッキングはまだ出来ないらしいので注意が必要。

PCVR 無線/有線

今回、SteamVRで「Kayak Mirage」というカヤックを漕ぐアプリを体験してみましたが体験開場では、無線通信の関係上画質を落としていたというが画質の粗さは感じず、OculusLink / AirLinkよりは間違いなく高画質だった。
ただ、無線だとフレームレート低下が若干気になり有線だと気にならなくなったので、会場だったからか、機能が不安定なのかは気になるところ….
体験時バッテリー低下間近ということも原因だったのかも?

まとめ

普段からQuest Pro を常時利用しているユーザーとしての見解をズラッと上げていきましたが、全体的に見るとクオリティはQuest Proの方がまだ上に感じました。ただQuestProはさらに5万も高いので、装着時の軽さや汎用性があってこの価格、と考えると全然負けて無いと思います。
Questと比べるとコンテンツもまだ少ない傾向にありますが、SteamVRだったら同じなので、あまり気にしなくてもいい部分かもしれないです。

以上、雑なレビューでしたが参考になってくれたらとても嬉しいです!

#VIVEXRELITE


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