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今こそ『人生の目的』を考える時ではないか?

人生の目的を考える事に早いも遅いもない。『今』しかない。

人生の目的は何ですか?
こう問われて即答出来る人がどれくらいいると思いますか?

私は限りなく少ないと思っています。
自分の言葉ではっきりと意志を持って言える人は少ないでしょう。

このような問いを投げかけられると思考停止になってしまう人が一定数います。

抽象的かつ正解がない。何といっても
「考えなくても生きていける」
が理由です。

別に考えなくても死ぬ訳じゃないし急に困る事はありません。

だからみんな逃げているだけなんです。自分の人生に。
私も昔は逃げてましたよ。考える事はめんどくさいですしなかなか答えも見つかりません。

だが、確実に言える事はあります。

めんどくさい事ほど重要度は高い

めんどくさくて時間の掛かる事ほど中長期的な目線で物事を考えると重要な事が多いです。
30分間YouTubeを観て過ごす事は容易な事ですが、30分間語学の勉強をする事は大変ですしめんどくさいですよね。
しかし当然ながら中長期的な目線で見ると語学の勉強をする事の方がはるかに有意義な事です。

これは全ての物事に当てはまる普遍的な考え方だと思っています。

・誰もがやらない地道な作業をやり続ける事で事業は成功します。
・プレゼン資料の細部には誰も指摘はしませんが、細部に拘った資料ほど見やすく分かり易いものはありません。
・プロスポーツ選手は練習量の大半を地道な体力トレーニングや筋トレに費やしています。



こう考えると世の中は非常にシンプルである事が分かります。

誰もやらない事をやり続ける事で勝手に成功します

これは今回のテーマである『人生の目的』についても同じ事が言えます。
大半の人間は『人生の目的』について考える事なく死んでいきます。もしくは考えたとしてもその場限りであり考え続ける事はなかなかしません。

考え続けた人が勝手に成功します。

私が個人的に好きな孫さんの動画があります。

人生で登る山を見つけなさい
99%の人が自分の人生の登る山を決めていない
登る山が決まっていないという事は「彷徨う」に等しい

心が動かされる動画ですので是非一度ご覧ください。


さて、話を戻します。

『人生の目的』について以下の図を用いて考えてみます。
緊急度と重要度に分けた4つのマトリックスがあります。

よく使われる考え方です。

人生の目的を考える事」は限りなく重要度は高い。しかし緊急度は高くない。
最も重要な第二象限の部分に値します。
だから多くの人は逃げて考え続けた人だけが究極の領域にまで達しています。

このマトリックスですが、『Z』の形にタスクをこなすと良いと言われています。

しかし、私は限りなく第二象限しかしなくて良いと思っています。


「緊急なタスクはしないといけないだろ」
「たまには休憩の時間もあっていいじゃないか」

などなどのお声はあると思います。

そもそも、重要な物事だけを100%やり切っていたら緊急なタスクは発生しないんですよね。
つまり、準備する力が全てです。
準備を完璧に行う事で緊急案件や緊急対応はなくなります。

イベントを主催する事を考えてみましょう。
事前に完璧な準備をして1分1秒ごとにタイムスケジュールを決め不測の事態が起こったパターンも細分化して準備をしているとします。
どんな事態でもパターン化された対応マニュアルに従って処理していけば良い。という事です。

当然「絵に描いた餅」である事は分かっています。

ここで言いたいのは

第二象限の事柄が重要であって人生に多大な影響を及ぼすという事です。

目的のない人生を歩むとどうなるのか?

2パターンに別れます。

①自分自身にブレーキを掛けず人生を思いっきり楽しむ人
②自分に嘘を付き続けて死ぬ間際になって思いっきり後悔する人

①の人は全て直感で生きてる人です。
なかなかいないと思います。

「人生の目的?そんなもん知るかー!!」
って言って自分のやりたい事好きな事をとことんまで追求している人です。
職人さんや芸術家の中にはもしかしたら該当する方もいるのではないかと思っています。ただ①の人も②の状態になっている場合もあります。

ほとんどの人が②です。

何かしらの嘘を自分自身に付いています。
勿論、私も少なからずあります。
要はその嘘を自らで認知しているか。という部分が重要です。
ソクラテスの『無知の知』ではないですが、皆自分にどこかで制限を掛けています。
その制限している行為そのものを自覚しているかどうかが別れ道です。

自分にこう問いかけてみて欲しいです。

「何か自分で我慢している事はないか?」
「自分に満足している事はないか?」

分かりやすい例は『給料』です。

なんとなく会社から提示されているからこのままでいいや。と思っているのではないでしょうか。
会社に給料の交渉をしている人をほとんど見た事がありません。
※転職や就職時に定めた給料のままの方がほとんどです。

他にも現状維持で勝手に満足している部分は多いと思っています。
振り返ると私も、今の生活環境や給料水準に勝手に満足している部分があります。

この現状維持で諦めかけている部分が、後の人生に大きな影響を与えてきます。

『〇〇は少し時間が掛かるから後でやろう』
これを言い出したら絶対にやりません。
先日も以下のようなTweetをしました。


他にもあると思います。

・就職して暫くしたら起業する
・結婚したら考える
・子供が出来たら頑張ります


後回しにした物事は絶対に後で付けが回って来ます。

私の持論ですが、『後でやろう』と思うほど重要な事柄である可能性が高いです。

『人生の目的』についても後で考えようと思っている人が多いのが実情です。

私の周りの人が語ってくれた『人生の目的』を書き出してみました。

「自分でカフェをやりたい」
「本を出版したい」
「海外に住みたい」

結構みんな色々考えているんですよね。
自分の頭の中では。

『無自覚な自分への制限』ほど可能性を消滅させる

これは全員に対して言える事です。勿論私にも。

無自覚な自分への制限」これが知らない内に発動しているんですよね。
私自身、今の会社や自分で行っている仕事に”無自覚に制限”をかけていると思います。
まだまだ150%の力は出せていませんし、20%くらいの力しか発揮できていないと思っています。これは日常の些細な物事に通じます。

・今日は疲れたからnoteを書かずに寝よう
・明日の朝一のメールで間に合うから今日は帰ろう
・今日は久しぶりの休みだから遊ぼう

総じてストイックな人が少なくなってきたと感じます。
働き方改革やブラック企業の問題等で社会的にも働く労働者に対してクリーンな事業経営をするという名目が暗に伝わっている気がしています。

勿論休む事やリフレッシュする事は重要ですが、みんなと同じように休んでいては同じアウトプットしか出せません。天才でもない限り。

ほとんどの人間が自分の限界を自分で決めています。良くも悪くも会社や学校が緩くなった事が原因でしょう。

隣の韓国や中国では熾烈な受験戦争が行われています。
東南アジアの人々は先進国のITスキルを盗み日々成長するために勉強しています。
アメリカ・ヨーロッパ等の先進国は常々生産性を意識して効率良く仕事が行えるように工夫を重ねています。ヨーロッパの人々の考え方が「人生を楽しむ」という事も非常に魅力的な部分です。
アフリカでは人口増加に伴い先進国の企業が率先して開発に乗り出しています。次なる東南アジアのような位置づけになると思っています。

世界のどこの国々の人も一生懸命に生きているんですよね。

勿論、日本人が堕落してサボっていると言いたい訳ではありません。
※元来日本人の気質は勤勉が根本にあります。

今後、日本の労働人口の減少や少子高齢化、海外IT企業の台頭や米中関係や東南アジア企業の発展、アフリカ諸国の経済発展などの様々な未来への要因を考えると、今後の日本のビジネスパーソンに「1人1人のキャリア」が重要であると思います。

少なくなっていく労働人口とそれに合わせた海外からの移民や技能実習生、IOT化の促進を考えると明らかです。

今こそ、自分の人生に向き合うタイミングです。

早いも遅いもありません。
今、この瞬間こそが最も良いタイミングです。

自分の人生に目的のある芯の強い人を増やしたい

『人生の目的』を持った人間は必ず勤勉に勉強して仕事を全うします。
私の『人生の目的』はこのような人々を増やす事です。

関わる人々が主体的に悔いのない人生を歩んで欲しいと本気で想っています。

勿論、私が出来る事は『きっかけ』を提供する事だけです。
どんな人でも自走できるようにならなければ意味がありません。

釣った魚をあげるよりも魚を釣るやり方を教える理論です。

上述したように、現在の日本には今まさにこの力が求められていると感じます。
『社会をSurviveする人』とは自分自身の人生に本気で向き合い続けている人です。

自分の人生に向き合い続けることは『悩み』を増やすことでもあります。
しかし、私はこれで良いと思うんですよね。

人間って元来、完璧な生き物ではありませんし不完全なんですよね。どう足掻いても。
だからこそ、自分で自分に向き合い続け自走できる人が強い人だと思います。

どれだけ自分自身の弱い部分と向き合い続け悩みを克服する事ができるか。だからこそ、『人生の目的』を今考えて欲しいんですよね。
私はそのきっかけになり続けます。

終わり。

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