KOUGU維新 工ミュ 感想まとめ

昨年の12/24に行われた、「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」と、その後の「KOUGU維新反省会」を観た私の感想を、主にツイッターに書き散らかしていたものを一部追加・修正してまとめました。
当初の予測よりかなりガチに思い入れている感じが自分でもしていて、振り返ってみると結構熱心に呟いていたので、せっかくだからnoteに残そうと思いまして。
呟いた順で残しているので、割と時系列や目線がバラバラです。
一部ネタバレになってしまう部分もありますが、ご了承ください。
1/8までアーカイブが残っていますので、興味がある方はご購入をご検討ください。一緒に語りましょう。
てか、KOUGU維新をミュージカル目線で熱く語れる仲間を求めています!!

一応、下記のスペックの人間が語っています。

・お笑い好き。有吉の壁は毎回観ている。劇場にも時々行く。
・ミュージカル好きだけど2.5次元は未取得。好きなのはレミゼとジキル&ハイドとOne on Oneという劇団の舞台。
・ミュージカル経験あり。役者と製作側(音楽監督)。ミュージカル初心者が集まって、それぞれの個性を生かしてオリジナルミュージカルを公演しようというコンセプトの劇団(なのでKOUGU維新を見ていると郷愁を感じる)。
・芸人の推しは宮下草薙の宮下さん、KOUGU維新の推しキャラは紙やすりちゃん(基本は工具箱推し)。
・KOUGU維新に関しては、「芸人が本気で2.5次元のパロディをやっているということ自体がお笑い。それをファンが本気で応援することを含めてのお笑い」だと受け取っている。
・キャラに「様」「ちゃん」「くん」を付けてるのは特に統一性がなくその場のノリ。でも個人的には「プラドラ様 マイドラ様 キリ様 チェーンソー様」「紙やすりちゃん」「丸ノコくん」のイメージ。


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リベリオンチーム、特にマイナスドライバが出てきてからバシッと引き締まったよな(もちろんそのシーンからガッツリ作り込んでるというのもあるけど)。上手い人が一人いるだけで舞台全体のクオリティがグッと上がるのすごい。
舞台初心者が多い劇団の場合、演技上手い人を脇役に回すと舞台が安定するのあるある。
宮下さん何やってんのwwwwww
まさかイヴにこんな形で宮下さんを観られるとは思わなかったwwwwww
いやー、宮下さん、普通の役をするには芝居が濃すぎるけど、こういうファンタジー系をひとつ乗せた役をやらせるとホントに強いなwwwwwww
今回宮下さんを選んでキャラデザしたのって大津P?だとしたら神すぎでしょ。宮下さんを最大限に引き出してたよ。
やすりちゃんに関しては、これ(下記、以前に書いたツイート)に近い私のイメージが実現しただけでもう幸せ過ぎる。やすりちゃんは実は強くあってほしい派なのよ!!雑魚敵くらいは楽に倒してほしい派!!今回プラドラ&やっとこと共に前線でマイドラと戦ったり、強いやすりちゃんが観られたのがめちゃめちゃ嬉しい!!!

 >私のイメージするKOUGU維新の紙やすりちゃん、敵に人質として捕まって、脅迫状を受け取った工具メンバーが助けに行くんだけど、囚われた蔵の中から、ボコボコにした雑魚敵たちの首根っこを捕まえながら無傷で現れて「親玉はそこの建物の最上階にいるってさ」ってクールに言ってそう。
(芸人の)推し × (KOUGU男士の)推し の組み合わせカテコサイコー
紙やすりちゃんに加えて、丸ノコくんとチェーンソー様を推し増ししたい。
丸ノコくんに関しては、正直これまでそんなに心惹かれてはいなかったけど、完全に中の人の演技力(と歌唱力)で心を持っていかれた。
紙やすりちゃんがチェーンソー様に刃を向けられた時の「やだやだやだ!」は、どなたかのオマージュでしょうか?
そういえばやすりちゃん、クリスマスパーティー準備担当なのに寝坊?して、プレゼント交換の時にさらっと混ざったけど、みんな何にも怒らないの、やすりちゃんに甘すぎじゃない?
やすりちゃんが入ってきた瞬間みんなニッコニコになったし、愛されキャラなんだなと思った。
そうかチェーンソー様の中の中の人は元大工だからチェーンソー使うのは得意か。
顔が大きいイケメンはめっちゃ舞台映えするよね。昔の時代劇スターとかみんな顔大きかったし。
チームリベリオン、(大変失礼ながら)ペアを組んだのがもぐらさんだったおかげで、宮下さんの顔のサイズが強調されずにイケメン部分が強調されたというのもあるよな。。
やすりちゃんは変にぶりっこな感じではなくちょっと気だるげなのがまた良き。
もし次回作があれば、チェーンソー様の過去、秘密、どうして現在に至るのか、など描いてほしいけど、そんなもの一切なく、チェーンソー様にはシリアルキラーのような存在でいてほしい気もする。
工ミュへの参加を一切匂わせずに当日サプライズ登場したみやじんさんこと宮下さんなかなかすごい。
アーカイブが配信されたので観てるけど、じっくり観ていいとなると普通のミュージカルの目線で観ちゃう。それだけミュージカルとして質がいいんだよな。
他にもツッコミどころはたくさんあるはずなのに、マイドラがプラドラの顔にドライバーの先端をガッと突きつけるシーンで、プラドラが「うっ」って表情をするタイミングが一瞬早いことがなぜか一番気になってしまった。このシーンの前後の芝居がとても良いからなんだろうなと思う。
リベリオンのインパクトとチェーンソー、舞台上にいるけどセリフや大きな動きがない時間が長いけど、その間もしっかり演技をしてるのがさすがだな。
舞台上でセリフがない時に棒立ちだと悪目立ちするから、演技してた方が逆に空気になれるんだけど、それが出来てるのがすごいと思った。
他のキャラがアップで映った時に、後ろの方でちゃんと悪い顔をしているのがとても良かった。
マイナスドライバとやっとこと丸ノコの演技力すごいな。普通にミュージカル役者できそう。特にマイナスドライバ、登場した瞬間に空気がピシッとなったし。
丸ノコは演技がストレートプレイ寄りだから、もう少しミュージカル寄りになったら更に良い。
プラスドライバはすごく主役の演技だなと思った。華があって、主役を任される人のオーラを持ってる。逆に脇役やると浮いちゃう人。
「おしとやか派?お転婆なのかな?」の歌詞をきつねの二人が書いたと思うととてもエモい。
すっごく細かいこと言うと、全員演舞の後から最後の室内のシーンになる間に、頭についた紙吹雪ははらってほしかったな。場面転換して時間が経っているから。めっちゃ重箱の隅だけど←
これ何度も言うけど、プラドラ&やっとこと一緒に、やすりちゃんが前線で戦ってるのがすごく好きなのよ。砥石や鉄槌みたいな見るからに攻撃力が高そうなキャラではなく、見た目はかわいらしいやすりちゃんが、2トップの二人に背中預けて戦ってるのが。かっこよくて強いやすりちゃん大好き。
宮下さんは舞台俳優向き、特にこないだのKOUGU維新みたいなファンタジー悪役、またはストーリーテラーみたいな役にぴったりハマると思うので、是非チャレンジしてほしい。
演技の癖が強い人は、その癖にぴったりハマる役をあてがわれたらめちゃめちゃ跳ねる。
これは賛否両論あると思うけど、一度今回の台本のまま(アドリブ部分は作り込んで)2.5次元俳優さんに演じてもらったら、どんな風に仕上がるか観てみたい気持ちがちょっとある。
いつかKOUGU維新がもっと大きくなったら、田中刑事くんと羽生くんでプラドラ×マイドラの殺陣が観たいなー、と、鬼滅の曲でエキシビション滑ってるスケーターさん達を観て思った。
チェーンソー様の中の中の人、水曜深夜のBS番組で定期的にダンスとか踊らされてたのが生きたね←
KOUGU維新反省会、すっごく面白かった!!いろんな裏話が聴けて良かったし、舞台本番あるあるもめっちゃ共感できた。必見。
あと、宮下さんがすごく宮下さんだったから、宮下さん好きな人にはぜひ観てほしい。
コミカルなシーンって舞台だと一番難しいんだよね。マイナスドライバのコミカルシーンは、完全に演劇としてのコミカルシーンだったな。凄かった。ちゃんと(役に)入ってた。
工ミュアーカイブ何度も観てるけど、戦い終わった後の部屋のラストシーン、みんなの演技力抜群すぎて(とくにやすりちゃん)めちゃめちゃ好きなんだけど、昨日の反省会動画観た後だと余計に感慨深く感じる。みんな一通り「入った」後だったんたろうなって。
舞台本番中にいきなりスイッチ入って、ピークを本番にもっていけるのは、初心者が多い劇団あるあるでもあるよなぁ。
舞台なんて、「入った」もの勝ちだからな。私も共演者が舞台本番の途中にいきなりスイッチ入って、これまで観たことないような素晴らしい演技をしたのを目の当たりにしてるから。あれは周りも引きずられるよね。すごい良い舞台になったもん。
やすりちゃんの、落ち込んだプラドラを見る目、励ますやっとこを見る目、リベリオンに対する警戒と、その警戒を解く瞬間、どの演技も素晴らしかった。
「焔」歌ってる丸ノコくんめっちゃかっこいい。「KOUGU維新のテーマ」よりキーが合ってる。こっちは低音しんどそうだもんな。
リベリオン、ダンディ(?)と美丈夫の敵役側近ペアって最強じゃない?
反省会で宮下さんが言ってた「インパクトとチェーンソーの歪んだ友情」というのがとても気になる。確かにそういう感じは出てた。
鉄槌と砥石の殺陣シーンすごくかっこいい。最初の方にあんなかっこいいシーンを見せられると、舞台の印象がずっと良いまま観られるよな。その後に割って入る丸ノコの登場で緩急がつくのもすごくいい。
このシーンを砥石の中の中の人が「楽しかった!」って言うの分かるわー。本気でやった方が舞台は楽しい。
今回、紙やすり&巻尺のキキララコンビもとても良かったけど、個人的には巻尺と丸ノコの絡みが好きだったな。他のファンの方のツイートで見た「寸分の狂いもない巻尺が唯一予測できない、狂ってる丸ノコ」という言葉がとても刺さった。
丸ノコくんはKOUGUメンバーの中ではどういう扱いなのかな。誰と仲がいいんだろう。気になる。
ギアとトロ舟をああいう出し方をしたのは良い演出だよなー。大津P、あれだけ酷評したギアの中の中の人のボケたがりをうまく工ミュの中に昇華させたの、天才的だし優しいなと思った。あの形なら本番に暴走される恐れもないし。
「舞台の上にいる間は目線一つでも演技のうち」という心情で舞台に立っていた私から見ると、プラドラ様とやすりちゃんって何か裏設定あるの?
今回の話の中では特に絡みがなかったけど、お互いのことよく見てるのが気になった。
多分、単にお互いの動きを見てタイミングを見計らってるだけだと思うけど、舞台上でセリフのない所での動きで登場人物同士の関係性を示すこともあるので(キリ→巻尺の頭ナデナデとか)、実は演技の一環でやってたとしたら面白いなと思った。

また何か思いついたら追加するかもしれません。

<おまけ>
公演(生配信)当日はこんなのを作って観てました。
配信だけど部屋を暗くして、PS4のhuluアプリを使って、テレビ画面に大きく映して。
ちゃんと、全力で楽しみました笑

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