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ピークタイム

礼賛ワンマンツアーZepp Shinjuku”参戦”してきました!最高でした!

礼賛の曲をライブで聴きたかったというのと、何よりアーティストとしてのサーヤをリアルで見たことがなかったので楽しみにしていました。

1曲目は「スケベなだけで金がない」からスタート。サーヤがモエシャンを高く掲げながら登場し、Zepp Shinjuku仕様のシャンパンコールで会場を一瞬で沸かせました。会場全体が「2秒でお湯が湧くケトル」になったのかと思いました。(面白例え、通れ・・・っ!)

ちなみにこの時点で僕は膝から崩れ落ちています。ピークタイム@Zepp Shinjukuがあったのは5月26日、がっつり単独ライブ「爆爆」の期間中です。「爆爆」と同時並行でこんなステージを作り上げるって人間に可能なのかと思いました。
「爆爆」と「ONEMAN TOUR『ピークタイム』」が同時に開催されていたという事実、100年後にはエンタメ界のオーパーツとなっているはずです。

「爆爆」もオープニングアクトのクオリティから「これからなにを見せてくれるんだ」というワクワク感があるのですが、それは礼賛も同じでした。「スケベなだけで金がない」は、ツアー中にその土地の空気を取り入れるパフォーマンスになっていったみたいですね。

礼賛のライブには「面白い」「カッコいい」「感動的」「楽しい」といった、人間が感じる+(プラス)の感情をすべて味わわせてくれる凄さがありました。今までずっと聴いていた人も、最近聴き始めた人も全員同じように最高の気分で帰ったんだろうなと思います。

ライブの感想に戻ります。僕は特に「Chaos」を「ライブで聴きたい」と思っていたので印象に残っています。サーヤのボーカルはもちろん、休日課長さんのベースがめちゃくちゃカッコよかったです。
お笑いの舞台でも、サーヤが縦横無尽に動いている時に観客が釘付けになる瞬間があるのですが、音楽の世界でも同じことが起こっていてさすがです。「Chaos」と「オーバーキル」で特にそれを感じました。

ちなみに「むちっ」でニシダの映像出演来るか?と思ったら当然無し。代わりにめちゃくちゃかわいいアニメーションが流れていました。(このアニメーションはラランド単独ライブでいつもお世話になっているiraminaさんが作っていたと知って大納得)

ラストの「take it easy」でまためちゃくちゃに会場が沸いたのですが、ライブで盛り上がる曲をなんでこんなに持っているんだと思います。僕は音楽に明るい方ではないですが、2021年結成のバンドがこんなに幅広い楽曲を持っているのが異常なことはなんとなくわかります。礼賛ハンパないって、そんなんできひんやん普通(画像略)

終盤のMCでサーヤが「これから先、チケットが取りづらくなるバンドにならないといけない」と話していて、いつか礼賛でアリーナツアーをやったりするのかなと勝手に未来を想像していました。アリーナで「Chaos」やったらかっこいいだろうなあ。

アーティストとしてのサーヤを生で見たのが初めてでしたがとにかく圧倒され、「二足の草鞋」という言葉で表現するのはかなり的外れだなと思いました。なんとなく二足の草鞋というと、100%あるパワーをお笑いと音楽に配分してるような印象がありますがそうではないです。
サーヤのコア部分にエンタメパワーみたいなものがあって(まずそのパワーが1万ぐらいある)、その出力先がお笑いなのか音楽なのかの違いでしかないというか、伝わりますでしょうか。とにかく「お笑いも音楽もどっちも100%だった」ということです。爆爆はピークタイムぐらい凄かったし、ピークタイムは爆爆ぐらい凄かったのです。わからなければ資料を用意します。

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