見出し画像

「女の子のからだえほん」

「女の子のからだえほん」
作・絵 マティルド・ボディ
作 ティフェーヌ・ディユームガール
監修 艮香織
翻訳 河野彩
翻訳協力 株式会社リベル
デザイン 清水真子 塚田佳奈(ME&MIRACO)
校閲 株式会社鷗来堂
日本語版編集 根津かやこ
発行人 三芳寛要
発行元 株式会社パイインターナショナル

男女の身体の違い    あり
大人と子供の身体の違い あり(女性のみ)
性別、性自認、表現   あり
ジェンダー       あり
性器の名称や説明    あり
生理、月経       あり
性交          あり
胎児の成長       あり
出産          あり
家族について      あり
プライベートゾーン   あり
セルフプレジャー    あり
同意          あり
防犯          あり
人との距離感      なし
大人への解説      なし

用途          読み聞かせ、子供・大人の学習
本の大きさ       A4以下
ページ数        53ページ
1ページあたりの文章量 本編500文字以下、巻末相談窓口等800文字以下
ふりがな        あり
イラストや写真の雰囲気 カラー、具体的なイラスト、アートな雰囲気のイラスト
ファンタジーな内容   なし

この本は、女の人の性器やそれに関わる臓器、同意、思春期、生理、妊娠などがよくわかる本です。公益性が認められ、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「性と健康と人権」マークを取得しています。
「この本を読むあなたへ」では、「この本はみんなのための本です。」「この本は女の子の性器がどんなふうにできているのかを知るための本です。もちろん、あなたが女の子でなくてもかまいません。自分のからだのしくみを知ること 自分とはちがう性別のからだのしくみを知ることはとてもたいせつなことなのです。」と書かれています。自分の大切なところ(プライベートゾーン)を守るためには、正しく知ることが必要です。スッキリとシンプルに、でも必要なことや多様性を含めて、わかりやすく描かれています。私は看護師資格ももっているのでわかっていたつもりですが、また新たにわかったという感覚になるくらいわかりやすく描かれていました。
「自分を知ろう!」というページもあります。私は小さな頃、性器は汚く触れてはいけないものだと思っていました。自分のからだなのに自分のからだの一部ではないような気持ちでいたのかもしれません。自分のからだを知って、すきになっていいんだと小さい頃から思えたら知らないよりも大切にできる気がします。

この記事は、私が読み聞かせや性教育をする時の参考にさせていただくための性教育関連の本や資料のメモです。
誤字脱字や内容に失礼がありましたら、お知らせいただけるとありがたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?