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「ねえねえ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと」

「ねぇねぇ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと」
作 ジェイミー・リー・カーティス
絵 ローラ・コーネル
訳 坂上香
発行者 今村正樹
発行所 偕成社
印刷 小宮山印刷
製本 翔栄社

男女の身体の違い    なし
大人と子供の身体の違い なし
性別、性自認、表現   なし
ジェンダー       なし
性器の名称や説明    なし
生理、月経       なし
性交          なし
胎児の成長       なし
出産          なし
家族について      あり(血がつながっていないパパとママ)
プライベートゾーン   なし
セルフプレジャー    なし
同意          なし
防犯          なし
人との距離感      なし
大人への解説      なし

用途          読み聞かせ、子供の読書
本の大きさ       B4以下
ページ数        32ページ
1ページあたりの文章量 200文字以下
ふりがな        あり
イラストや写真の雰囲気 カラー、親しみやすいイラスト
ファンタジーな内容   なし

この本は、主人公の子どもが何度も何度も自分生まれた時のことをふりかえるハートフルな本です。
この子は、ここで話しかけている両親とは血がつながっていません。そして、「愛している」「すき」「あなたがだいじ」という言葉は使われていません。それでも、あなたを大切に思っているよと伝えられることがわかる本だと思いました。
子どもが小さかった時のことを子どもに素敵な思い出として話すことは、その子にとってこんなに大切なものになりうるんですね。もちろんそれは、血がつながっている人もつながっていない人も同じだと思います。自分をすきになる要素の一つになると思いました。
そして、特別養子縁組が、特別なものでなく、当たり前の選択肢になっていくといいですね。

この記事は、私が読み聞かせや性教育をする時の参考にさせていただくための性教育関連の本や資料のメモです。
誤字脱字や内容に失礼がありましたら、お知らせいただけるとありがたいです。

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