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ぼくの夏!!!

焼肉食べ放題行った。

100%相手がたの愚痴だった。

にもかかわらず、俺は最高に幸せで、こんな最高な時間を過ごせて最高だとずっと思っていた。焼肉屋から出てからはカラオケに行って、3時間話していた、その時は僕のはなしも2割くらいはあって、それを差し引いても最高だった。俺は、おれはこんな時間を過ごせて最高だと思った。深夜1時カラオケを出て、生暖かい風が吹く中2人自転車を押してコンビニに入った。明日食べるものを選ぶ彼女の隣について、ふーんとかなるほどなあ〜とか言ってる時間が至福だった。僕は彼女が大好きなので。僕は彼女が大好きなので。

帰り、寝静まった街のなか2人自転車を押し歩き、私の家の近くの踏切まで送ってもらった。最初はもう少し前にあるスーパーだったのに、わたしが「えー、もうちょっと先にある踏切まで来て欲しいな〜」と言ったら「ええ?じゃあ踏切までね。」と踏切にゆき先が変更になった。「えーじゃあもうちょっと先まで来てって言ったら来てくれる?」といったら「帰る」といわれて大好きだなって思った。

夏だ。俺の夏がこれが夏だ。俺の夏夏夏。
俺の花火が今日のこれ。花火を見たんだ。

久しぶりに会ったから「○○さあん!」「久しぶりい」「会いたかったあ」「元気してたあ?」と抑えきれない好意で爆裂笑顔になってる私の隣で最初いつもの仏頂面をしていた彼女が、無言ながらも僕のよびかけが重なるにつれどんどん笑顔になっていくのがうれしかった。ああ彼女だあと思った。

楽しかったんだあ。楽しかったんだよう。

大好きな人に大好きだと言えて、大好きな人は私の好意に嬉しそうにしてて、そんなハッピーな事ないってえ。

別れ際、僕が彼女の肩をなでて、「よく休んでねぇ」と声をかけたら「私ご利益ある?」とかいわれて「わたしが吸い取ってるんじゃなくてえ、あげてるんだよお!」といったら「いらない」といわれて「えー!」とかいって笑いあって、そういうやり取りがぼくは本当に大好きだよう。
そういえば、そんな夏が去年もあったんじゃないか。一緒に自転車を押して歩いた夏がさあ。
そうかあ、そんなに時間たったかあ。


また、遊ぶ約束をした。

しあわへ!

ぼくのなつ!



これを書いたあと、そういえば非公開にした記事の中にこんなのあったな、と思ったので再び公開してみる。

今日会った主婦さんとの夏と、その頃の鬱屈とした僕がいた。
ああよかった。変わったね。変わったよ。生きてんね、生きてんぜ。よかったなあ、よかったよ。

愛すべき俺。
愛されてたよ俺。

よかったねえ。

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