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幸せじゃないとは言えないよ

友達に、自分の裸の写真を見せた。
お互いに見せあって、部屋のライトきれいだね、とか髪型かわいいね、とか、「身体」だね、エイリアンみたいだね、とか言い合った。

電話しながら布団を洗濯して、干して、部屋に掃除機をかけた。アロマオイルをかわいいデュフューザーに補充して、棚に飾り付けた。

綺麗になった部屋のフローリングに寝っ転がりながら、他愛もない話をしたり、大事な話をしたりした。
時間はたって、経っていて、眠いね、と言いながら布団に寝っ転がって、天井を見ていた。

彼女が寝るね、と言うので、私も寝ることにした。


起きて、色々思い出して、泣いた。


受容って、なんだろうと思う。
信頼って、なんだろうと思う。

私は𓏸𓏸ちゃんのことを大切に思っていて、その大切に思っている以上のものが還って来た気がして、それが初めてのことような気がして、初めて自分に気づいて貰えた気がして、嬉しかった。
私は尊重されていて、バウンダリーが守られていて、彼女には侵害されていなくて、それでいて愛情がしっかりそこにあった。

𓏸𓏸ちゃんはわたしに、なすかちゃんを守ってくれてる人はいると思うよ。と言っていて、ああ確かにそうだな、と思った。
気にかけてくれる大切な友人たちが僕には居る。みんな、「声」をかけてくれる。

あーもういい、もうこんないいものをくれる人たちがいるなら、僕はもうハッピーすぎるからもうこれ以上何もいらないかも、かも。
カウンセラーさんに出会った時もそうだったけど、ああ今年はそんなことに気づけた歳か、なんていい20代だったんだろう、苦くて、辛くて、もがいて、もがいて、もがき続けていたら私のもがきを見て、手を引いてくれる人がいた、もがいていることを「えらいね」「がんばってるね」と認めてくれた人たちがいた。私は、私のことを、少しでも認められるようになった。それは誰かの力でもあるし、私が私のために見つけた、もがき続けた結果に手に入った「愛」だ。それは絶対にそう。

私のことをいいと言って仲良くしてくれる人たちがいる。僕はこんだけめちゃめちゃなのに、それなのに付き合ってくれる。

それで幸せじゃないとは言えないよ。

幸せだよ。


世界を、安心して過ごせる場所だと、
もっと強く思えたらいいな。
しがらみ全部落として、私はまた純になって、そこからまた始めたい。
これからの歩みを、私の足できちんと踏みしめていけますように。
それは今までと一緒か。

ずっと自分から逃げなかったね。
それでよかったんだね。
逃げられなかっただけだとしても。


幸せだ。


あああ、
もっと、全てを愛せるようになりたーい!

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