デパートで1枚1500円のハンカチを買った帰り、僕は10年振りに母校の門を叩いていた。グラウンドに足を踏み入れた瞬間、春風に舞った土埃が鼻腔をくすぐり、あの日、教室の窓から見た情景が、おぼろげに蘇ってくるのを感じていた。

※このノートは小説の書き出し部分のみを書いた【FollowMeノート】です。
※このノートを購入していただいた方には、続きを書く権利を差し上げます。
※続きは自由に書いてください。長編でも短編でも、有料でも無料でも構いません。
※ただし、必ずnoteに公開してください。
※色んな方に、色んな続きを書いていただければ、とてもうれしいです。

★Follewer
 ⇒ 『一番のハンカチ』 by 田辺ふみ

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?