漢検準1級に2ヶ月で合格する方法 ―四字熟語攻略―
こんにちは!月曜担当Fukiです。
日本漢字能力検定、通称漢検。
わたしは昨年10月の試験にて準1級を受験し、無事合格しました。
合格ライン160点/200点のところ、なんと結果は160点ぴったり。
そんな私が勉強を始めたのは、検定日の2ヶ月前。
模擬テストで合格ラインに達するようになったのは、検定日まで1週間を過ぎてから。
……背筋がゾクゾクしますねっ!
この記事では、ギリッッギリの綱渡りで合格をもぎとったわたしの勉強方法についてお話しします。
ポイントは【四字熟語を攻略せよ】!
ご利用は計画的に……
◆ ◆ ◆
準1級の配当漢字は、常用漢字約2,000字を含む、計約3,000字。
1,000字くらいが、いわゆる難しい漢字、見たことないやべ~漢字、みたいなことになっています。
どこから勉強したらよいか途方に暮れてしまうところですが、模擬テストをまずはやみくもに解いてみたところ、対策が見えてきました。
準1級の問題ジャンルには、以下があります。
・読み
・表外の読み
・熟語の読み/一字訓
・共通の漢字
・書き取り
・誤字訂正
・四字熟語 書き取り
・四字熟語 意味と読み
・対義語/類義語
・故事/ことわざ 書き取り
・文章題 書き取り
・文章題 読み
この中で、まあぜんぶ難しいんですけど、もっとも勉強を必要とする――つまり、勘に頼れないのが【四字熟語】問題でした。
文章題は、小説の中に出てくる語彙なので、前後の文脈があるからわかりやすい。
読み関係も、わりと推測できる。あてずっぽでいけないこともない。
でも四字熟語は、推測や勘ではほぼ当てられない。
知識として知っていない限りぜったい正解が書けないのです。
たとえばこれ。
何という読みで、どういう意味なのかわかりますか?
琴を焚いて、鶴を煮る?なに?????
正解はこうです。
殺風景なこと。 また、風流心のないことのたとえ。
こんなのわかるか~い。
これが準1級レベルの四字熟語だ。
(ちなみに↑は実際の試験で出たよ)
四字熟語への配点は、200点満点中30点。
160点が合格ラインだから、全体で40点しか間違えられないのにだぜ。ひぇ~。
模擬テストでもかなりスレスレの打点しか出せていなかったわたしは、四字熟語を徹底攻略することが必要不可欠だと判断したのだ。
さあさあ、そんなわたしが、いよいよとった四字熟語対策は!こちらっ!
ここから先は
ANKIMO Magazine
Unlucky Morpheusのメンバー6名が金曜日以外【毎日】記事を更新していくマガジンです! ※記事のスクリーンショットや掲載画像の…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?