見出し画像

自己紹介

はじめまして。

ひさまつです。

6年半ほど個人事業主としてオンラインで教育業を営んでまいりましたが、一区切りをつけようとしています。30代後半で、自分でも「まさか」といった思いでした。

今年の春頃から一種の「燃え尽き症候群」といいましょうか、いや、どちらかというと「これからどう生きるのか?」という実存的な問いと向き合ってきました。

そうして半年ほど経ったのですが、ようやく自分の中で「こうやって生きていけたらいいな」と答えが見つかってきたように思います。

ずいぶん頭を使ったり、悩んで眠れなくなったり、奮闘しました。

誰の役に立つかのも分かりませんが、この半年ほどで得た気づきや学びを言語化して、noteにまとめていこうと思います。

誰の役に立つかも分からない、自分が後で読み返すかも分からない、いつ日の目を見るとも分からないのですが、noteを書くプロセスそのものを味わいながら楽しんで書き記していけたらと思います。

きっかけは今年の4月頃。

ChatGPTのGPT4を使ってみて衝撃を受けました。

「これ、抽象化も具体化もできるわ…。因果関係も掴んでる(っぽい)し…。」

元々人間の知性の本質は「具体と抽象」の往来、「因果関係」の把握という2つの能力によってるものだと思っていたのですが、ついに人工知能がその能力を獲得したことを体感的に理解したわけです。

これまで10年以上、教育支援業をしてきて、

「教育といっても、単なる5教科で点数を取る競技になっていて、これって本当に人の役に立っているのかな?」

と、思う場面は多々あったのですが、この時ほど「お役目を果たした」と感じたことはありません。

それからAIのアルゴリズムを独学で研究し、ある程度ChatGPTにも慣れてきて感じたのは、

AIに「これやっといて」と指示を出しておけば、誰でも簡単に望んだ「成果」が得られる時代がやってくる

という手応えでした。

従来、勉強して技術やスキルを身につけることがヨシとされてきたわけです。それは、希少人材ほど労働市場における価値が高くなるという前提があるからですよね。

だから、知識を身につけたりスキルを学習するといった、いわば自分の市場価値を上げるための努力が正当化されてきた。教育市場もそのようなニーズによって、利益を生み出すことができてきた。

しかし、このAIの登場によって、

人間「きみ、これやっといて」

AI「はい、できました!」

記事を書くのも、バナーを作成するのも、Youtubeの企画案をつくるのも、およそ知的労働と呼ばれることの多くが、ほんのわずかな時間で、成果が取り出せるようになる世界線が容易に想像できてしまったのです。

「これはホワイトカラーが大分やられるぞ」

と、肌感覚としてひんやり感じ取ってしまったのです。

こうして、今年の春頃から、

●これまでやってきた教育支援業は、果たして今後も社会や個人の役に立てるのだろうか?
●自分がホワイトカラー的な働き方をしてきたけれども、数年後の自分はどうなってしまうのだろう?

といったことで、一種の不安感ととともに、頭がいっぱいになりました。

しばらく眠れない日々もあり、眠れないまま早朝からアルゴリズムを研究したり…。笑

けっこーキツかったなぁ…。笑

今はとても穏やかで幸福度も高まっています

そんなこともありながら、今は毎日ぐっすり7時間眠れていますし、子どもにも穏やかに接することができるようになったと実感しています。

明らかに、半年前よりも自分の中の幸福度が高くなっているんですよね。

本当に半年ほど、仕事にならず、自分の実存的な問いと向き合ってきたのですが、乗り越えた先にはとても穏やかで、優しい世界が待っていました。

そんな変化に至ったプロセスの奮闘、そこで得た気づきや学びを、細々と書き綴ってまいります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?