ギャンブルで破滅した人を助けると、世の中がよくなる？

ギャンブラーと言うのは負けたがりで・・・

死にたがりです。

なぜなら、資金が尽きる瞬間が・・・

生と死の狭間であり・・・

その瞬間において、多量の脳内麻薬・・・

いわゆる、脳汁が分泌されるからです。

脳汁の威力は超強力です！

人間やめますか？

それとも、脳汁やめますか？

レベルです。

その為、脳内麻薬を求めて・・・

常に、生と死の狭間で勝負するギャンブラーが存在します。

しかし、負ける確率が高いギャンブルですので・・・

当然、生還できるギャンブラーは少なく・・・

日々、多くギャンブラーは破滅して行くのであります。

ただ、日本の場合、破滅しても、命までは取られません。

自己破産や生活保護と言う、セーフティーネットが張られてますので・・・

再出発。リスタートすることが可能だからです。

ただ、自己破産、生活保護に対する世間の風当たりは強いです。

特に、ギャンブルでの破滅へは、台風並みの強風です。

早い話が、死ね！って言う人達が多いです。

その為、死を選択する人も多くなります。

また、ギャンブルでの喪失感。

脳汁を得られるないことでの禁断症状もあり・・・

精神不安定から、死を選択する人も多くなります。

また、そもそも、なぜ、ギャンブルにのめり込んだのか？

・・・と言う点も忘れてはなりません。

ほとんどの人は、本当の意味でのギャンブルをしません。

お小遣いの範囲での疑似ギャンブルです。

しかし、心にぽっかりと穴が空いている人。

何らかのトラウマを抱えている人。

つまり、依存症の人が、ギャンブルに依存してしまった場合は・・・

ギャンブル依存症となり、必ず、最後の破滅まで行ってしまいます。

依存症の原因の多くは、虐待やいじめです。

つまり、世間に問題があることが多いのです。

その世間が、ギャンブル依存症になって破滅したものに対して・・・

死ね！と言うのは、どうなのでしょうか。

虐待の虐待。

いじめのいじめではないでしょうか。

って言うか、世間と言うのは、虐待やいじめをしたいものなのかもしれません。

なにせ、これだけ騒がれても、一向に、虐待やいじめがなくなりませんからね。

その為、虐待するな。いじめをするな！と言っても無駄かもしれません。

よって、逆に考えたいと思います。

破滅したものに対して、手を差し伸べない。

死ね！と冷酷に突き放したとします。

言われた通りに死んでくれれば、それで解決です。

しかし、自分で死ぬのは怖くて出来ない。

一人で死ぬのは寂しくて出来ない。

そうだ！大量殺人をすれば、一人で死ななくて良いし・・・

死刑になって、誰かが自分を殺してくれる。

ってことで、無差別大量殺人が起こったとします。

そして、それにあなたが、あなたの愛する人が巻き込まれたとします。

さて、あなたは、それでいいですか？

あなたが、死ね！と言った結末が、そうなっても甘んじて受け入れることが出来ますか？

優生思想と言う考え方があります。

簡単に言えば、優秀な人間を残し、愚かな人間を淘汰すれば・・・

世の中は、より良くなると言う思想です。

つまり、ギャンブルする人、ギャンブルで破滅する人を淘汰すれば・・・

世の中は、より良くなると言う思想です。

おそらく、ここだけ切り取れば、賛同する人は多いと思います。

しかしながら、この思想を広げて行きますと・・・

最も優秀な人しか残らなくなるのです。

あなたは、最も優秀ですか？

完璧な人間ですか？

あなたより優秀で、完璧な人からしますと・・・

あなたは、愚かな人間と言うことになります。

当然、淘汰対象です。

つまり、底辺を切った段階で、底辺が上昇し・・・

あなたも、そのうち、淘汰されることになるのです。

よって、自分を守る為には、自分より愚かな人間を淘汰してはダメなのです。

逆に、愚かな人間を守ることが、自分を守ることに繋がるのです。

自分が優秀でいられるのは、自分より愚かな人間が存在するからです。

よって、優秀である自尊心、優越感に浸りながら・・・

愚かな人間を助ける！

俺って、優秀だから、いくらでも助けてやれるぜ！

ってな思想になっていただけますと、より良い社会になるような気がするのですが・・・

どうでしょうか。

そこの優秀なあなた！そうは思いませんか？

愚かな私を助けてはくれませんか？

一つよろしくお願いします。