【無料】究極的に搾取するポーカーの基本理論【初心者から中級者へ】
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今回はこのnoteを手に取ってありがとうございます。POKERアノニマスです。このnoteは私が初心者時代に知りたかったポーカーの全理論をわかりやすくまとめていくものです。
様々な本やYoutubeを見て学習するのも素晴らしいことですが、知識を断片的に覚えても時間がかかるので、このnoteで初心者から中級者まで一気に駆け上がることを目的としています。
基本的にこのnoteの内容を全て理解できれば、日本のアミューズメントカジノで同卓した初心者には100％負けることはありません。
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Pokerでチップを増やすための基本的理論
ポーカーは色々種類がありますが日本で最もメジャーなノーリミットテキサスホールデムをこのnoteでは解説していきます。そのため、このnoteで「ポーカー」とはノーリミットテキサスホールデムを指します。
具体的なルールは割愛しますので、もしルールをまだよくわかっていないという方は以下の記事が参考になりますので、ルールをそちらで確認してください。
それではポーカーの基本的な考え方について解説していきます。
ポーカーとはいかに相手からチップを強奪するかというのが基本になります。ただ座っているだけでは当たり前ですが、チップは減っていくばかりです。
また、相手のアクションにコールしているだけではチップを増やすことはできません。コールが利益的な状況や選択は確かに多いですが、コールが多いプレイヤーというのは相手にチップをプレゼントしているということを理解しましょう。
そのためチップを相手に渡すのではなく、相手から最大限のバリュー（チップ）を獲得するということを念頭にプレイするということが何よりも大切です。
決して少しのチップを頂くという考え方ではなく、最大限のチップを相手から強奪・搾取するという考え方が重要です。これがポーカーというゲームの本質的なことです。
そのため、常にポーカーをプレイするときは、相手からチップを全弾取り切り殺すという強い気持ちを持ってポーカーをしてください。これくらいの心構えがないとポーカーでチップを増やすことは不可能です。
ポーカーは誰もが勝利し、幸せになれるものではなく、明確に数人の敗者が存在し、それを糧にして稼ぐことができる数人のプレイヤーが存在するゲームなのです。
だからこそ自分は弱いプレイヤーから徹底的にチップを搾取する・強奪するという意識が何よりも大事です。
それでは、ポーカーで相手を殺す準備はできましたか？具体的なポーカー理論を解説していきます。
ポーカーでは誰から搾取していくのか
ポーカーではテーブルの9人または6人の状況では3人、もしくは2人のレクリエーショナル（初心者）プレイヤーや弱プレイヤーによって、テーブルにチップが分配していきます。
決して全員から平均的にチップが流動しているわけではないので注意してください。下手な人から上手い人へチップは流れていっているのです。
そのため、数十分プレイして自分より下手なプレイヤーがいる場合は、チップはその人たちから獲得できるということを理解していきましょう。
逆に自分より経験があり知識があるプレイヤーは常にあなたのチップを狙っています。そのため、そのようなプレイヤーとぶつかるシチュエーションではなるべくポッドのチップ数を少なくするか、フォールドするなどして、より深く注意してプレイを心がけてください。
少しプレイして自分より弱いプレイヤーが見当たらないという現状では自分がそのテーブルで一番弱い可能性があります。
そんな状況を表す以下のようなわかりやすい格言があります。
ポーカーをプレイして自分より弱いフィッシュプレイヤーが見つからない場合は自分自身がフィッシュである
そんな卓でポーカーをプレイする必要がある場合は、より注意してプレイしましょう。
逆にあなたよりも明確に弱いプレイヤー（フィッシュ）を確認できた場合は、そのプレイヤーとぶつかるようなシチューションをプレイを意識し、自分のハンドが明確なバリューハンド（強ハンド）である場合は、いつもよりも高いバリューサイズを意識して、ベットを行なってください。
ポーカーが上手ではないプレイヤーはフォールドが非常に下手くそです。自分の持っているトップヒット系が常に最強と勘違いし、あなたの持っている2ペア以上のハンドで想像以上のバリューを獲得することができます。
彼らとぶつかる場合は、いつもよりバリューベットの大きさをあげてください。平均的に30%〜50％くらいのベッドを常にしている人は、75%〜100％のサイズを使ってもいいでしょうし、ポッドの大きさを理解していない人には150％、200％というサイズを使ってもいいでしょう。
もし、相手がびっくりハンドでの2ペア以上のハンドを持っていた場合は仕方ありません。次に切り替えましょう。相手が想定もしていないところで作っている強ハンドを怖がっているようでは、相手からバリュー（チップ）を搾取できません。
恐れずに、怖がらずに、相手をベッドで殺すという強い気持ちを持って、自分よりも弱いプレイヤーには大きなサイズのベッドでバリューベットを最大化していきましょう。
ポジションの重要性
ポーカーにおけるポジションの重要性は色々な観点がありますが、相手よりアクションが後に行えるポジションが何よりも最強です。
どの場所でも平均的な期待値があるのではなく、明確に強いポジションと弱いポジションがあるということを理解しましょう。
結論から言うとフロップ以降に相手よりアクションが後に行えるポジションが有利です。
UTG（アンダーザーガン）よりBTMが有利ですし、BBよりもBTN（ボタン）のポジションが有利です。逆にSBのポジションはフロップ以降で誰よりも先にアクションが求められるので、プレイが難しく一般的に不利なポジションです。
相手よりアクションが後に行えるポジションではコールできるハンドのコンボ数（ハンドの組み合わせ）が増えますし、逆にSBのポジションのコールレンジ（コールできるハンドの組み合わせ）は少なくなっています。
そのため、頭の中に入れておくことは弱ハンドであればあるほど、自分のポジションが不利な時はプレイできる状況は少なくなってくるということです。
雑に具体的な事例を言うと、特殊なシチュエーションを除き、下位のスーテットコネクタ（5♡6♡）でSBでプレイできる状況はまずないです。素直にフォールドしておきましょう。
スーテッドとは同じマークであることを意味し、コネクタとは数字が連続していることです。そのためスーテッドコネクタとは「同じマークでかつ数字が連続している」ハンドを指します。（5♡6♡、9♤10♤など）
どのサイズのベッドを意識するべきか
ノーリミットテキサスホールデムでは、ベットできる大きさに制限があります。1BBからのベットでも100BB、200BBのベットでも可能です。
ただし、基本的にポッドに対して何%のベッドを行うという視点をもってください。具体的にはポッドの30％、50％、75％、100％という4つのサイズを使えるようになりましょう。
初心者の方にありがちなのは、ポッドに対して少なすぎるベッドを行う場合やポッドに対して逆に大きすぎるベッドを行う場合が非常に多いです。
時々見ませんか？謎に1BBのベットをしてくる人やポッドが10BBしかないのに30BB以上のベットをしてくるプレイヤーなどです。
こういうプレイヤーは初心者プレイヤーの特徴なので当てはまる方は今日からやめましょう。
ベットをするときはポッドにあるチップ数に対して30％、50％、75％、100％という4つのベッドからどれを使うかを考えてください。
ポッドにいくらチップがあるかわからない！という方が多いと思いますが、視覚的にポッドを見てどれくらいのチップ数があるかわからない場合は、必ず算数を行う癖をつけてください。
例えば、プリフロップの段階で500点のベットをしたプレイヤーに対して2人がコールした場合は、大体1500点くらいがポット（500点*3人）になりますよね。もちろんブラインドも考慮するべきですが、ライブのポーカーでは大体ポッドの数が把握できていれば、対して問題になりません。
そのため、プリフロップで何人が何点にコールしたのか、フロップでは何点のベッドに何人がコールしたのか、常に算数を行いポッドの数を大体把握するようにしてください。
ポッドのチップ数が把握できたら、ベットする際はそのポッドの30％、50％、75％、100％のベッドを行うべきなのか考えていきましょう。
基本的に高いベッドには強いハンドがコールしてくれますし、小さいベッドには弱いハンドやドロー系（ストレートドロー、フラッシュドロー）がまでコールしてくれます。
そのため、あなたのベッドはどのあたりのハンドに対してコールをもらいたいバリューベットなのか、もしくはどのあたりのハンドを下ろすブラフベットを行うのかを考えていきましょう。
そのベッドはバリューベットですか？ブラフベットですか？
ベットの種類には諸説ありますが、初心者の方が意識していくべきなのは、ベットする際に相手からチップを搾取したいのか（バリューベット）、相手を降ろしたいのか（ブラフベット）の2種類のベットを考えてください。
バリューベットとは手札で相手から最大限のチップを引き出すためのベット。
ブラフベットとは 弱い手札で相手をフォールドさせるために行う欺瞞的なベット。
何となく強そうだからベットも最初のうちは良いのですが、そのベットはバリューベットであるということを意識するべきですし、さらにはそのベッドはどのようなハンド群に対してコールをもらいたいのかを考えていくべきです。
相手を降ろしたい時は明確にブラフベットと認識するべきで、どのようなハンド群を降ろしたいのかを考えてベットをしていくべきです。
逆にどうするべきか直感的にわからないというときはチェックが有効的な場面が多いので、素直にチェックしましょう。
常にハンドが進むポーカーで最初のうちは意識することが難しいですが、慣れれば無意識でベットの使い分けが頭の中でできているはずです。
ショーダウンバリューのあるハンドを理解する
ショーダウンバリューがあるハンドとは、フロップ以降にチェック、チェックで回った時に自分が勝っている可能性があるハンドです。多くはAハイやミドルヒット系のハンド（ボードで2番目、3番目のヒットしたハンド）がショーダウンした際に勝っているシチュエーションが多く、そのようなハンドはショーダウンハンドがあるハンドと呼ばれます。
ショーダウンバリューのあるハンドとは、ベットやレイズせずにショーダウンまで進めた場合でも、勝てる可能性がある手札のことです。例えば、中程度の強さのペアやトップペア、キッカーが弱い場合のエースハイなどが該当します。これらのハンドは積極的にベットやレイズをするには不十分ですが、相手のベットに対してコールしてショーダウンに持ち込むことで、ポットを獲得する可能性があります。ショーダウンバリューのあるハンドを適切に判断し、無駄なブラフを避けることがポーカー戦略の一部です。
このようなハンドでは積極的にチェックで回しましょう。なんでチェックで回すのかということは別に考えなくても良いです。ただし、このようなハンドでベットに回してしまうと長期的に損をしてしまいます。
まず、覚えることはこのようなショーダウンバリューのあるハンドでベットを行うなということです。
また、ポーカーで頭を使えるようになると、チェック、チェックでフロップ、ターンと回った時に、相手がショーダウンバリューのハンドを持っていると推測できる状況に出会うことがあります。
例えば、フロップ、ターン、リバーで低い数字のカード（ローボード）が続けて出た場合、エースハイ（Aハイ）は非常に強力なショーダウンバリューを持つハンドとなります。これは、キングハイ（Kハイ）やクイーンハイ（Qハイ）に対して勝つことができるからです。
そのため、相手がチェックしてきた場合、これは相手がAハイを持っている可能性があります。その場合、あなたは相手のAハイをフォールドさせるためにブラフベットをする選択肢があるのです。
これにより、相手が自分の手札が勝てないと感じてフォールドすることを狙うことが可能です。この戦略は、相手が弱気なプレイヤー（フォールドしやすいプレイヤー）である場合に特に有効と言えます。その際に、そのようなハンドに対してプレッシャーを与えるベットがリバーで検討できるのです。
そのため、まずはショーダウンバリューのあるハンドを理解するという点が大事になってきます。
ドンクベットに関する基本理論
次にドンクベットに関する基本戦略を解説していきます。
ドンクベットとは、ポーカーでプリフロップや前のラウンドでアグレッサーではなかったプレイヤーが、次のラウンドで先にベットすることを指します。例えば、相手がプリフロップでレイズした後、フロップであなたが先にベットする場合です。
簡単に解説するとオリジナルプレイヤーと言われる最後にレイズを行ったプレイヤーより先に次のフロップやターンでベットを行うことをドンクベットと言います。
例えば、プリフロップでBTN（ボタン）のプレイヤーがオープンし、BBがコールした場合、オリジナルプレイヤーはBTNです。
その際にフロップが開かれた時に先にBBがベットを行うのがドンクベットになります。
ドンクベットでは初心者のうちはしない方が良いと書かれている記事や動画が一般的ですが、この記事ではドンクベットの有効性とどの時に効果的なのかまで踏み込んで解説していきます。
まず、初心者の方がドンクベットをしない方が良いという理由は、初心者の方のドンクベット99%がバリューベットになってしまい、ブラフベットとしてドンクベットを行わないからです。
例えば、BTN vs BBの状況の際に、フロップでA73と落ちた時に、初心者のBB側から先にベットを行うと慣れているBTNのプレイヤーはAがBB側にあると推測して簡単にフォールドできてしまいます。
そのため、初心者からのドンクベットには自分が強いハンドを持っていますよと相手に教えてあげることになるんですね。
だからこそ、初心者の方はドンクベットは止めて、オリジナルのプレイヤーまで先にチェックで回しましょうという話になるわけです。
また、自分が強ハンドを持っている際に自分から先にアクションをしてしまうと、BTNのプレイヤーがブラフをしようとしていた気持ちを無くしてしまいます。
それだと相手がブラフベットをフロップですることで稼ぐことができたのに関わららず、自分が先にドンクベットしたことによって損をしていると捉えることができるのですね。
自分が強ハンドを持っている時でもチェックでオリジナルプレイヤーまで回し、相手がベットしてきた際にはチェックレイズをできるようになることで、相手からより多くのチップを引き出すことが可能になります。
それは先ほどとは逆にドンクベットが有効的な条件を解説していきます。
BTN vs BB、BTNがオリジナルの際にフロップでBB側からのドンクベットが肯定される条件です。
①フロップの3枚BB側に有利なカードの場合
②自分のハンドとフロップが絡んだ場合
③BBがチェックした場合BTNのプレイヤーもチェックする場合
より具体的に掘り下げ解説していきます。
①フロップの3枚BB側に有利なカードの場合というのは、BBの持っているカードに絡んでいると想定されるようなカードです。（例えば、2345678のカードはBB側が持っているカードと絡む可能性が高いです。）逆に、A、KのようなカードはBTNのプレイヤーが持っている可能性が高いので、これらはBTN側に有利なカードと言えます。
②自分のハンドとフロップが絡んだ場合というのは、セット（3カード）、2ペア、トップヒット、ミドルヒット、オープンエンドストレート・フラッシュドロー、ガットショットストレートドローなどを指します。
③BBがチェックした場合BTNのプレイヤーもチェックする場合というのは、BB側に有利なカードが落ちると、BTNのプレイヤーは大体チェックすることが多いです。そのため、チェック、チェックで回すと相手にターンにフリーカード（ただでカードを見せてしまう）を与えてしまうことになります。
これらの状況がある場合に、相手にプレッシャーを与えていくために、ドンクベットが有効になっていくのです。
また、ドンクベットを行わない場合、6のトップヒットや7のトップヒットはターン、リーバで10以上のカードが落ちた時にBTN側に逆にプレッシャーをかけられる状況になるため、自分の方が勝率が高い時にベットを行うことで主導権を握ることが大事になってきます。
もちろん、ドンクベットは常にバリューベットで行うのではなく、ドロー系をベットの中に組み合わせていくことで、ブラフベットとバリューベットを両方組み合わせてベットを構築していきましょう。
コーラーが多い卓での圧倒的なチップの増やし方【アミューズメントカジノで搾取する方法】
よくアミューズメントカジノに行くと、リンプイン（1BBベット）してくるプレイヤーや2.5BB、3BBのベッドにコールを行うプレイヤーが多い状況に出逢いませんか？
そのような状況ではフロップ時点で4人、5人のようなマルチウェイになってしまい、結局ポーカーがじゃんけんゲームになってしまいますよね。
いまいちこのようなポーカーでは勝てないなとか痛感しませんか。私も初心者の頃はこのようなポーカーの状況に何度も出会い勝てないと思う日々が何度もありました。そのため、この理論を最初に知っていれば、もう少しポーカーで勝つ感覚を掴めたと今でも思っています。
もし、あなたがそのようなプレイヤーと同じようにコールしかプリフロップで行わないなら初心者の証拠です。まずは、そのプレイを改めましょう。
そのような場面で最も効率的にチップを搾取する具体的な方法は、自分のハンドレンジを強固にすることです。
強固にするというのはオープンするハンドを強いハンドのみに絞るということです。
具体的に強いハンドはA10以上、K10、Q10、J10、99ポケット以上くらいで意識しておけば大丈夫です。これを読んで色々意見あると思いますが、まずはそのハンドレンジでプレイしてみてください。
それではプリフロップからのアクションを大きく2つに分けて解説します。自分が最初にアクション（オープン）する場合、自分が後にアクションをする場合です。
自分が最初にアクション（オープン）する場合
自分が最初にアクションを行う場合のハンドレンジはA10以上、K10、Q10、J10、99ポケット以上にしてください。これより弱いハンドは全てフォールドで基本大丈夫です。
上達したら、上位のスーテッドコネクター（7♡8♡）、（9♤10♤）を組み合わせることで自分のオープンするハンドレンジを広げることが検討できますが、上手くなるまではハンドレンジを強固にしてください。
この卓で自分より強いハンドレンジを持っている人はいないんじゃないかと思うくらい固くしてしまって大丈夫です。
それだとほとんどオープンできず、ポーカーを楽しめないよ！と言う人がいますが、それだと元々の趣旨に反しています。ポーカーとは相手から大量のチップを搾取した時に楽しいと感じるのです。間違ってもフロップを見るのが楽しいゲームではないです。
だからこそ、相手からよりチップを奪う楽しみを味わうためにも、コールするプレイヤーが多い卓ではあなたのハンドはより強固に締めてください。
A2のオフ（マークが揃っていない）でよくオープンする人がいますが、やめてください。Aは強いですが、キッカー（もう1枚のカード）が小さい数字ではクソ雑魚です。A3以上のハンドたちに搾取されます。
また、オープンするサイズは2.5BB、3BBではなく、4BB、5BBと高いサイズでオープンしてください。なるべくBBと1対1になるまでベッドサイズを高く調整しましょう。
4BBでまだコールが多いようでしたら、次は5BB、6BB、7BBと上げてください。これで参加人数を大きく減らしていきましょう。
オープンのベッドサイズを大きくするのが怖いという方はハンドレンジが弱い証拠です。強いハンドを持っていれば、このようなベッドを簡単に行えることができます。
強ハンドで高いベッドをプリフロップで行い、参加人数を減らす努力をしてください。もしスクイーズ（全員がフォールドする）が決まった場合は、場にあるチップをすべて自分のものにすることができますし、あなたがそのプレイを続けることで、リンプインやコールでプリフロップを回すという選択肢を他のプレイヤーがやりにくくなります。
つまり、プリフロップでのあなたのアクションで相手のアクションの幅を狭め完全に卓を支配することができるのです。
相手が大きなサイズでオープンすると、自分のハンドがマージナル（強くも弱くもないハンド）の場合、ちょっと怖いなとか思いますよね。それを相手に植え付けるのです。
自分が後にアクションを行う場合
次に自分より前にオープンした人がいる場合、つまり自分が後にアクションを行う場合のプリフロップを解説してきます。
もし、自分がポジションが後ろの場合に強ハンドが入った場合は、高いレイズを行なってください。この時強ハンドは先ほど解説したハンドレンジよりもより狭くなります。具体的にはAJ以上、KQ以上、99以上です。これ以外のハンドはコールに回さず全てフォールドしてください。
マージナルなハンドを持っている時に前の人のアクションにコールしたい気持ちをグッと抑えて、フォールドしてあなたに最高のハンドが届けられるのを待ちましょう。
参加する場合は全てレイズで参加します。決して強ハンドの時にコールで参加しません。ポーカーは単純な話、参加人数が多ければ多いほど勝率がめちゃくちゃ下がります。具体的にはAAを持っている場合でも30％強くらいの勝率しかないほどにマルチウェイ（3人以上でプレイする）では勝率が下がります。
そのため、参加人数をできるだけ減らす、理想的な状況はヘッズアップ（1対1）を作り上げることです。そのために必ず参加する場合はレイズを行います。
レイズのサイズについて解説します。前のプレイヤーが2.5BBのベット、それに2人くらいがコールして7.5BB+SBとBBのチップ数があるような状況では、15BBくらいベッドしてみましょう。ポットにあるチップ量の倍くらいぶつけると、ほとんどの相手はビビってフォールドします。
もし、前の人が2.5BBのオープンをしていた場合は、5倍くらいのレイズをぶつけるのもいいでしょう。3倍程度のレイズだとコール大好きマンはなかなか降りてくれません。
自分のポジションがBBの場合
自分のポジションがBBの場合のみコールで参加するという選択肢が生まれてきます。BTNだからコールとかいうキモいこと言う人がいますが、上手くなるまでは、BBのみコールに絞ってください。
BBのコールレンジは56スート以上のスーテッドコネクター系（7♡8♡、9♡10♡など）に加えて108スート（10♡8♡）。Aの場合はスート（マークが同じ）のA2以上（A♡2♡以上）、オフ場合はA10以上。あとはK10、Q10、J10と全てのポケットペア（同じ数字、55、66など）でコールします。
もちろん、強ハンドの場合は先ほど述べた通り、デカレイズを行いましょう。
ちなみに上手くなるまではSBのコールレンジは0で良いのでほとんどフォールドで大丈夫です。
フロップ以降のアクションについて
基本的にこのようなプレイをした場合、相手がクソ雑魚プレイヤーの場合そこまで強ハンドが入っているわけではありません。強くてもA10とか、KJ程度、もっと弱くなるとコネクター系、スーテット系です。
基本クソ雑魚プレイヤーに対してはそこまでブラフベットを行いません。ブラフベットはしっかりブラフを考えてくれるプレイヤーに対して有効なのであって、何でもコールするマンに対してブラフベットは有効に機能しないからです。
相手がコール過多（コールしすぎ）の場合はブラフベットを減らし、バリューベットの頻度を増やし、バリューベットの額を最大化していくのです。
例えば、あなたがA10以上のハンドを持っていて、フロップがA♡5♡6♤のようなハートが2枚あり、56がコネクトしている場合ポッドに対して75％以上のベッドをしてください。
コール大好きマンは期待値とか何も考えずコールするので、フラッシュドロー、ストレートドローはもちろん、ガットショット（あと1枚でフラッシュかストレートが完成するハンド）、その他のポケットやミドルヒット系、Kハイでコールがもらえます。（全部からコールをもらえますね！⭐︎）
悲しいことにクソ雑魚プレイヤーはそんなに大きいサイズはブラフに違いない！と確信を持ってコールしてくれるのです。
ターンでそれらのハンドが進展するカードが落ちた場合は一旦チェックで回すがの良いでしょう。クソ雑魚プレイヤーにバリューを取られるのが一番むかつくので、熱くなりすぎず、一旦止まる姿勢も大事です。
もしターンでラグ（どちらのカードも進展しないカード）が落ちた場合は、さらに大きいベッド（75％以上）を打ってください。
ここでコールをもらえた場合はもう最高です。あなたのハンドはほぼ全ての相手のハンドレンジに対して勝っていますし、相手はリバーではそう簡単にフォールドしません。
リバーでは同様に相手に進展するようなカードが落ちない限り、大きいベッドサイズ（オールインも検討可）を使い、最大限のプレッシャーを与えていきましょう。
リバーまで大きいサイズでコールしたプレイヤーはリバーはどのようなサイズでもコールしてくれます。最高ですね。
このプレイを行うことで相手がクソ雑魚プレイヤーが多い卓では、あなたは決して負けることがないでしょう。アミューズメントカジノで負けるというのは恥ずべきことです。対してポーカーを勉強していないエンジョイ勢しかいない空間で、研鑽したポーカーのプレイが負けることがないのです。
もし、あなたが現状アミューズメントカジノで負けるイメージができないという状態が作れていないのであれば、今一度ポーカーをしっかり勉強しましょう。
ポーカーの勉強の成果はチップとなりあなたに必ず帰ってきます。
トピックが思いつき次第、このnoteにどんどん追加していきます。最終的に10万字以上のnoteになれば良いなと思っています。それでは今回は一旦ここまでにします。
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