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小さな店のこと

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接客、仕入れ、販売・・ ひとりで雑貨屋を運営してみて
運営しているクリエイター

#仕事について話そう

《雑貨屋ひとりごと》【天職だと感じた瞬間】真夜中の発送作業

雑貨屋をやりたいなんて考えたこともなかった。 「いつか喫茶店をやりたい」とは思っていたから、家を建てて一角でカフェをはじめたのは自分の中では自然なことだった。でも・・ まさか雑貨屋になるなんて。 カフェを開いてみたものの、お客さんは来ない。 暇な時間を使ってネットショップを立ち上げたのは2004年2月。 当時はネットショップが少なかったから、人気作家さんのうつわは売れた。 数ヶ月に1回、人気作家さんの商品が入ったときは、メールマガジンで事前に予告した上で夜9時に販売ス

《雑貨屋ひとりごと》instagramで意識していること②

他の人の投稿を見るのも楽しみ。でも、みんなの投稿が自慢話しにしか思えないときはメンタル落ちているなーって、そっと閉じる。 ■自慢話しはしない 本人はそんなつもりないことが自慢話しのようになってしまうことがある。 「ケーキ食べてきました~♪」って店の紹介しただけでも、見るひとによっては自慢になってしまうわけで、そんなの気にしたら何も書けなくなっちゃうんだけど、自慢になってない?って意識はするようにしている。 キラキラした投稿はそのひとのごく一部。 そんなのわかっていても

《雑貨屋ひとりごと》instagramで意識していること①

店に足を運んでいただくためには「行きたい」って思っていただかないことにははじまらない。発信大事ね~ わたしがinstagramで気をつけていること、意識的にやっていること。 ・・ってフォロワー何万人いるわけでもないのに偉そうに語るな? わかる。ツッコミどころ満載なのに書いちゃう図々しさ。 ■意外と読んでないって認識する 発信しているつもりになっているけど、ほとんどのひとは読んでいない。 こんなにがんばってるのにって期待しないこと。 わたし自身1000人フォローしていて、

《個人店》店の立ち位置が変わったよねってはなし。

SNSで誰もが発信できるようになった。 発信が得意な作り手はフォロワーがどんどん増えて人気作家に。 デジタルが得意な作り手は通販サイトも作り 接客が得意な作り手は自ら販売もする。 あれ? 店は必要なくない? 作家もののうつわを中心とした雑貨屋アンジュールの店主さやかです。 5~6年くらい前から感じていたことが、ここ数年顕著に。 流れが変わった店は、作り手が作ったものを「卸し価格」で仕入れて 発信・集客・接客をして販売する。それが店の役割。 だったのに。 「自分でやる