無限挑打について思うところ

客観的に見て無限挑打はあまりにも凶悪すぎた。海外の大会で何度も挑打連掌を食らって嫌気が差して起き上がったら浮かされて体力がほぼ無くなった、という場面を何度も見たことがある。アレを見て一般的な観戦者が「楽しい」と思うだろうか。遅かれ早かれ調整は避けられない運命だったろう。むしろ遅すぎたくらいだ。

しかし当然ながらゲーム内や大会のルール等で禁止されていた行為ではない。これらを研究し少しでも勝率を上げる為にネタとして用いるのは決して卑怯なことでも悪でもない。勝つ為にゲーム内でできることを何でもやるなんて、真剣に競技に打ち込んでいるなら当たり前のこと。

昔から様々な受け身確定のネタを喜々として公開していたsodam。

無限挑打の狙い方やその対策方法まで2時間近い丁寧な解説動画を公開し、常日頃からリスナーが質問したら何でも包み隠さず朗らかに答えていたぴよ彦。

無限挑打だけでなく、壁関連のネタのほぼ全て、数年間の研鑽や経験を突如完全に奪われ無にされたのだ。落胆しないはずがない。これは「その調整が適切だったかそうでないか」という話ではない。ただの心情の話だ。同じゲームで切磋琢磨する者としてそこは温かい目で見るか放置してほしい。明日は我が身だよ。

「シャオざまぁwww」とかTwitterで書いてる連中もちらほらいたけど、ああいう下品な行為はただただ残念な気持ちにしかならないからやめた方がいい。もちろん思うのは勝手だし飲み屋で言い合うとかならどうでもいいけど、これだけ趣味やゲームが溢れる時代に同じゲームを楽しむ小さなコミュニティの中で無益な垣根を作って、不毛だと思わないかね?みんな仲良くしろなどとは言わないから、それは自分自身を汚し品格を貶める行為だと気付いてほしい。そういうのは「鉄拳を盛り上げる」とは真逆の、意地悪な子供のような行為だと気付いてほしい。

俺はsodamやぴよ彦、その他多くのシャオ使いの猛者達を今までもこれからもリスペクトしているし、きっとまた別の翼を手に入れて羽ばたいてくれると信じている。微力ながら同じシャオ使いとして今後も何かしら協力できたらいいなと思う。

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