【NO.586】 その世界の民度
サッカーワールドカップカタール大会にて、日本は強豪ドイツに歴史的勝利をあげた。
日本各地は大騒ぎらしい。
朝の報道番組はどの局も長時間にわたって日本代表の活躍を語っていたし、渋谷を始めとした街中はまるで祭りのようだった。
確かにワールドカップ優勝経験のあるドイツにグループリーグ初戦で逆転勝ちしたことはスゴイ。
ただ、私にとっては別に大騒ぎすることではない。
3年前に行われたラグビーワールドカップでも、日本は世界ランキング一桁台のアイルランドやスコットランドに勝ち、予選リーグを全勝で通過している。
昨晩からずっと騒いでいる人間は、きっとラグビーのこと知らないんだろうな。
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サッカーとラグビーにおいて、そのプレーヤーや観客の民度はかなり異なる。
ラグビーファンは、渋谷の交差点でまではしゃぎまくるようなイキリはいない。
どちらかと言えば、サッカーファンは目立ちたがりな能無しが多いイメージがある。
他のスポーツでも民度の違いはある。
温厚な人が多めなスポーツもあれば、雑で乱暴で喧嘩上等なスポーツもある。
そして、このような違いはスポーツに限った話ではないのだろう。
それぞれ、コミュニティに民度の違いがあるのだ。
これらの違いを第三者視点で俯瞰して捉えてみると、私は彼らを見下しているような対象として認識してしまう。
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