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トラックボールマウス1日目のレビュー

初めに

私はトラッキングボールマウスに不慣れである。このことを念頭に置いて読んでいただきたい。

購入に至った経緯

理系は須らくオタクである。オタクというのはレビューを見ると本当か?と疑いそれを悪しきものとして捉えてしまう悪癖がある。YouTubeで右上に「プロモーションです」と出てくると萎えるあれである。そのくせ好きな人だったりが高評価していると素晴らしいものとして捉えてしまう。つまりレビュー内容よりも誰がレビューしているかのほうが大事なのである。
斯く言う私もその面倒くさいオタクの一人である。私が誰から勧められたかというと敬愛している兄からである。

兄「げんだい、トラックボールマウスいいぞ」
僕「買いまぁす!!!!!

会話を続けながら私は密林Amazonへと向かった。とりあえずlogicoolなら間違いはないだろうとlogicoolのM575GRを購入した。私が購入したときは¥6,000くらいだったのだがこの記事執筆時は¥7,153となっている。値下げはいいが値上げは控えてほしいぞ密林Amazonくん。


メリット

1.狭いスペースで運用できる

トラックボールマウスを使っている人に「トラックボールマウスを使う理由は?」と尋ねると100人中95人はこれを答えるだろう。
腕を動かさなくていいのでスペースがなくとも快適な運用ができる。実際、購入に至った経緯には書いていないが、私が購入を決めた理由の一つに大学で講義を受けているとき、タッチパッドだと操作がしにくすぎるというものがあった。
マウスを置くにはスペースが狭いがタッチパッドでは操作がしにくい。トラックボールマウスならばその問題も解決できる。PCの脇においておけばそれだけしか場所を取らないし、ある程度のタイピングのしにくさに目を瞑ればキーボードの上に置くことでさらに省スペースで利用できる。

2.疲れない

他のトラックボールマウスがどうなっているのか私にはわからないが、M575GRはエルゴノミクスマウスであり手を置いていて疲れない。むしろ置いていて心地いいので手が手持ち無沙汰になりがちは手を置く目的だけでも購入を考えてもいい。勿論ムダ金となるが。

3.離れていても操作可能

これはあまりメジャーな理由ではないのかもしれないが、私はPCで動画や漫画を見るとき、画面から離れてみることが多々ある。そういったとき、次の動画や次のページが見たいとき、今までであればいちいちデスクの前に戻らなければいけなかったが、トラックボールマウスであれば膝の上で操作できる。よく画面から離れて何かを閲覧する人にもお勧めできる。

デメリット

1.精密な操作ができない

ここからは明確なデメリットである。精密な操作ができない。
下の画像を見ていただきたい。Discordに通知が来ている。これを確認しようとクリック確認したとき、度々メモ帳を起動してしまう。

オタクの嗜み、Discord

また、お使いのブラウザ(私の場合はchrome)のタブを閉じる×ボタンが押しにくい。ctrl + W を使えと言われてしまえばそれまでだが地味にストレスがたまる。広告のクソチビ×など押すことは不可能だろう。
1dotだけ動かしたい時などはトラックボールマウスの場合なにか突っかかりがあり一気に2mmほど動いてしまう。その点で通常のマウスに劣っている。

2.ドラッグがしにくい

これも1.と関わりのあるのだが、マウスでのドラッグが非常にしにくい。直線、とりわけ水平の移動が得意ではないらしいのだ。狙った場所にうまく運べずあっちこっちに行ってしまう。また、長距離の移動は(感度にもよるのだろうが)何度かトラックボールを動かす必要がある為、指が離れて思わぬところでドロップすることがある。

3.持ち運びに適していない。

これはあらかじめ確認していなかった私が悪いのだが、想像以上に大きい。私の手が小さいというわけではない。シンプルにこいつがデカすぎるのだ。私の手のひらほどある上にまあまあ重いものを持ち運ぶのはどうなのだろうか。
まあ私の使用用途は大学での使用なので持ち運びしなければならないのだが。バッグに適当に突っ込むことにしよう。

絆創膏は自転車でこけたときにできた傷


総評

慣れれば便利なのだろう。これに尽きる。手を全く動かさないのは確かに楽なのだが、現状は普通のマウスのほうが使い勝手が良い。また、購入前に想定していた持ち運びという要素から外れているのも気になるところだ。まあ完全に悪い買い物、というわけでもないし敬愛する兄が良いと言っているのだからいいのだろう。
暫くは慣れるために使おうと思う。慣れた際はまたレビューをしたいと考えている。

では。


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