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水道代と夫婦ゲンカの話

最近水道料金の明細を見て、ふと思ったこと、気がついたことについて。

「水道代の節約は割に合わない」というのが今回の自分の結論です

まずはじめに私と妻の性格は、

私:基本的に倹約家。使うところには使うし価値があるものにはお金を払うのは惜しまないけど、無駄と思うものには1円も払いたくないタイプ。
妻:浪費家ではなく、ユニクロやZARAを可愛く着こなしますが、ポイントを貯めたりとか、細かい節約とかはあまり気にしない。

という2人なので、時には言い争いになることも。

例えば水道の使い方。

食器洗い
私:水は溜めてまとめ洗い派。出しっぱなしにしない。出す時も勢いは弱め
妻:洗い中はずっと出しっぱなし。しかも結構な勢い

シャワー
私:冬場を除き、頭や身体を洗っているときはシャワーを止める
妻:一年中、頭や身体を洗っている時もシャワーを出しっぱなし

どちらが正しいというわけではないけど、このように正反対なので、時としてこういう会話に発展する。

私:「食器洗ってる時、ずっと水を出しっぱなしかつその勢いにしないとだめなの?」

妻:「いちいち止めるのは大変だし、汚れた(泡が付いた)手で蛇口を触りたくない。それに溜めて洗うのだと十分に汚れが落ちない。洗っているのはこっちなんだから口出ししないでほしい」

自分の洗い方は独身の時のもので、結婚した今は毎回妻が食器洗いをしてくれている。

やってくれていることに対する感謝はもちろんある一方で、
「でもその洗い方、もったいないよなあ、、」
「お金を垂れ流しているようなものだよなあ」
と食器洗いをしている妻を見てはいつもモヤモヤした気分になっていた

水道料金の明細を見ての発見

ふとある日、水道料金の明細書がポストに入って、これを機にきちんと分析をしてみることに。毎回、合計料金は確認していましたが、実際にどのくらいの量を使っているかや、料金構造まではきちんと把握していなかった。

まず総額。 

5,579円(税込)

2ヶ月でこの料金なので、1日にすると100円弱。
ちなみに我が家の使い方は、
食器洗い、シャワーは上記の通り。
浴槽には浸からないので、洗濯(毎日1回)も、風呂の水を使うことは無い。

水道の使い道としてはこんなもので、おそらく一般家庭よりは低いだろう。

1日100円弱。大した金額じゃないけど、無駄が嫌いな自分としては、払わなくて済むものは払いたくない。そして、限りある資源である水を無駄にしたくないという気持ちもちょっとはある。

ということで、1日100円程度という金額を確認したこの時点でもなお、「妻の食器洗いやシャワーの使い方を直して欲しい」という気持ちに変化はなかった。

内訳の確認

続いて、5,579円の内訳について。  

水道  3,379円
下水道 2,200円

ふむふむ。食器洗いやシャワーで使っているお金は3,379円か。1日に換算すると50円ちょっと。さっきの100円弱からは下がったけど、それでもまだちょっとモヤモヤ。減らせるものなら減らしたいという気持ちは変わらず。

さらなる内訳の確認

そして3,379円の内訳をさらに確認すると、、
基本料金:2,340円
従量料金:732円
消費税:307円

え?? ほとんど基本料金じゃん。。

従量料金732円って、、 
1日にするとわずか12円。消費税を考慮しても13円程度。

これでは、食器洗いやシャワーの度に小まめに止めたところで減らせる額はきっと1日あたり数円程度だろうか。

さすがにこの数円と夫婦の平和を天秤にかけた時に、夫婦の平和が圧勝。
この金額のためにモヤモヤしていたのかと思うとなんだか馬鹿らしくなった。

結論


1日数円でも大事なお金だし、貧乏性の私としては水道も無駄にしたくないという思いは今でもありつつも、この金額でモヤモヤ、イライラするのは馬鹿らしいという結論に達し、以降、妻の水道の使い方に口を出すことをやめた。

妻よ、ごめん。水道やシャワーの使い方を気をつけることによって減らせるであろう月に100円程度の金額は、俺が外食時に大盛りを我慢することによって捻出するよ。

何事もそうですが、料金はきちんと明細まで確認をして、どこに料金が掛かっているのか、確認、対策をすることが大事ですね。

我が家の光熱費は1ヶ月にならすと大体、

電気:4〜5,000円
ガス:4〜5,000円
水道:3〜4,000円

程度ですが、従量料金にだけ着目するとさらに水道料金分が安いことに気がついた。

直近の明細だと、

電気:4,240円(うち、従量分2,803円)
ガス:4,582円(うち、従量分3,526円)
水道:5,579円(うち、従量分1,612円)(2ヶ月分)

ということで我が家の場合、使い方に気をつけることでより効果が上がるのは水道よりも電気、ガスの方。

引き続き平和に暮らせるように、電気、ガスの最適解を探っていきたいと思います

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