【「やさしい株式投資」読書本共有】12/14

【情報源はこう使え】(第8章)

★業績修正は要チェック

紙面の左側

→決算・財務関連の数値データ

◆決算数値

◆業績予想修正・配当異動

◆財務短信

◆格付け

などがある。

※業績予想修正・配当異動

期の途中で業績が変動する事態が起きたり、期初に公表していた計画と実態が変わったりした場合に会社が発表する見直しの内容を掲載するもの。


③マーケット総合面

見開き2面で

◆株式

◆外国為替

◆金利

などおもな金融・商品の動きが一目で分かるような記事の構成になっている。


★右側の名物コラム

「スクランブル」

※日経新聞の担当記者が、前日の株式市場で何が起きたのかを解説するコラム。

(表面的な株価の動きだけでなく、その底流にある内外経済や企業の業績の変化、法や会計制度の動向まで深く掘り下げる)

のほか、コンパクトな市場概況で前日の各市場の動向を解説。


「市場体温計」のコーナー

◆前日の東京の株式

◆金利為替

◆商品の各市場

◆アジア株の値動き

が一目で分かるようになっている。

また、株式の部分では、日経平均を始め、

◆東証一部の売買代金や時価総額

◆資本効率が高い銘柄などで構成する新指数JPX日経インデックス400

◆日経ジャスダック平均

◆東証マザーズ指数

などの動きが分かる。


★見開き左面のマーケット総合2面

各市場の注目すべき動きをニュースとして紹介。先行きを読むヒントを提供。

ミニコラム「銘柄診断」もある。

◆詳細

注目銘柄を1つ取り上げ、株価と業績の動向を解説。

業績見通しや専門家の投資判断を紹介し、株価の先行きを占う。


名物コラム「大機小機」

◆詳細

前日の各市場の注目ニュースのほか、匿名筆者が日替わりで経済政策や金融制度について辛口・大胆な見方を掲示するもの。


④相場表

多くのページを割いて、上場会社の株価を掲載。

Ex.)条件面に記載された東証一部相場表の一部

「678、700、678、691、△13、4393.9」

と記載されていた場合、

◆678円→午前9時に取引が始まって最初についた価格。

◆700円→この日の最も高い取引価格

◆678円→この日の最も安い取引価格

◆691円→最後の取引価格

それぞれ「始値」「高値」「安値」「終値」と呼んでいる。


◆△13は終値の691円が、前日の終値に比べて13円高くなったということ。

※変わらずの場合は「0」、商いが成立しなかったから前日比なしの場合は「−」と記載されている。

◆4393.9→売買高

小数点の左が1000株の単位なので、

439万3900株の取引があったと読める。

相場表には◇や◆こ符号が付いていることもある。

これは「配当落ち」があった場合。

株主になって配当をもらうには決算期末の4営業日前までに株を買わなければならないが、

その翌日は配当をもらう権利が無くなるので、他に何も材料がなければ、株価は前日に比べて配当分だけ値下がりするはず。

→これを「配当落ち」という。


Ex.)10円分の配当落ち日の終値が前日に比べて10円安くなった場合

▲10ではなく、「◆10」と記載する。

これで、「前日比10円安」ではなく、「配当落ちがあって前日比10円安」だったということが一目でわかる。

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