【「やさしい株式投資」読書本共有】12/16

【情報源はこう使え】(第8章)

★日系電子版

新聞の信頼性とデジタル技術の利便性を併せ持つ、新しいメディア。

パソコンのほか、スマートフォン・タブレットでも利用できる。

※スマホ用のアプリもある。


特徴①豊富な記事数

1日に配信される記事は

◆日本経済新聞朝刊・夕刊の紙面に掲載された約300本。

◆紙面に載っていない独自の記事が約600本

合わせて約900本にも登る。

その内容によっていくつかのコーナーに分類されている。

◆マーケット

→日系電子版の総合投資・金融情報のコーナー。

株式だけでなく、為替、債券、商品、新興国市場など国内外の最新マーケット情報を提供する。

※専門記者によるコラムも充実。

◆日々の株式市場の水面下の動きを伝える「スクランブル・フラッシュ」

◆注目企業の業績動向を担当記者が分析する「記者の目」

◆ベテラン記者がグローバルな視点から株式市場を読み解く「マーケット反射鏡」

記事のほか、

◆株価の値上がり率・値下がり率

◆売買高

◆売買代金

◆各種の投資指標

などのランキングも多数用意されている。


特徴②「日経会社情報DIGITAL」

日経電子版で使える新サービス。

非上場の有力企業と全上場企業を合わせた

◆多数の企業ニュース

◆業績・財務データ

◆業界の最新動向

を、パソコンはもちろん、スマホでも簡単にチェックできる。

電子版の記事内に名前が出てきた企業について、

概要や株価、関連ニュースなど知りたい事柄があったときに便利である。

※記事下のリンクをクリックするだけで、記事内に出てくる企業や業界情報を即座に参照できるようになったため。

※気になる企業や業界をフォローできるのも強み。

フォローすれば、日経電子版のMyニュースに新着情報を自動で収集する。


特徴③業績コメント

各企業ページにある業績のコメントは、日本経済新聞社の第一線の記者が執筆している。

前半の業績解説

後半の事業展望に分かれる。


◆業績解説

向こう一年くらいの売上高や損益、配当などの予想について解説する。

「増収増益」「増配」などのように冒頭に掲げられる見出しに注目する必要がある。

※その他「営業増益」「回復」「赤字転落」など。


◆事業展望

見出しをつけて、今後の業績や株価に影響を与える可能性がある新製品や新技術、新規事業、設備投資などについて触れている。

*成長を続けるための備えができているかどうか

*中長期の収益動向

などを探る上で参考にできる。

・製造業なら工場の新設、能力強化

・小売業や外食なら店舗の新設・改装といった設備投資

などがよく触れられる。

・ハイテク企業の新技術

・医薬品の新薬

のような研究開発も中長期で業績に影響を及ぼす。

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