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ゼロから週1本の記事を出し続ける仕組みを作れたわけ

UNITE株式会社インターン生の西澤です!
突然ですが、こんな悩みを持っていませんか?

「会社でnoteを始めたいけど、どうやって始めるの?」
「なかなか記事を出し続けることが難しい…」

 現在週1本のペースでnoteの配信をしているUNITEですが、noteを動かし始めた頃はこんな悩みがありました。

 そんなUNITEでしたが、現在週1でnoteを更新している様子を見た方から「どんな風にnoteを運用しているのか知りたい!」という声が上がっていると、代表の上田さんから話をいただいたため、UNITEのノウハウをnoteにすることにしました!

ぜひ、こんな方に読んでいただきたいです!

初期にすべきこと


1. 背景と現状

 (ここは、最初noteを始めた時のことを上田さんにお聞きしています)

 UNITEがnoteでコンテンツ配信を始めた目的は、「セールスディベロッパーという新しい働き方と、セールス領域にプロジェクトマネジメントの概念を持ち込むことの必要性を世の中に浸透させること」でした。

 営業の領域において、営業コンサルや営業代行などはすでにその市場や提供価値を確立しています。そんな中で、UNITEは「セールスディベロッパー」という営業領域のプロマネを輩出する、今までにない事業モデルを確立していかなければなりません。必要性を感じている人は多いものの、領域として確立していくためには、まず知ってもらう必要がある。そのための情報発信を行っていこうと思ったことが始まりでした。

 現在は少なくとも、月に数千人の方に届けることのできる媒体になっています。このことが、問い合わせにつながっていることも事実としてあります。

 あくまでUNITEも、走り始めたばかりです。noteを使っていく土台ができた、という状況ではありますが、土台ができれば改善を行い、より目的の実現に近づけることができます。

まずは一歩を踏み出す。この重要性と、その背中を押すきっかけになれば幸いです。

 では実際の動きを「立ち上げ初期」「走り始めたら」に分けて解説していきます!


2. 立ち上げ初期にするべきこと

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 立ち上げたばかりの時に必要になることとして、「協力体制を作る」ことが第一にあります。

 大前提として、note担当者に当たる方がいたとしてもその人に丸投げすることは絶対にNGであると考えています。そういった意味合いで「協力体制を作る」ことが重要であり、必要です。

  具体的に考えられる協力体制にはこんなことがあります。

例えば…
・誰にどんな情報を届けたいか一緒に考える
・どんな記事を書く必要があるか一緒に考える
・社内/社外へのシェアを積極的に行う


 そして、最初に”書いている記事がどんな役割を担っているのか、これによってどんな価値を生み出すことができるのか”の共通認識を持っておくことも大切だったと感じています。

 正直、初期の頃は誰にも読まれていないことや、届いていない感がしんどく思えることも多くありました。その中で、記事を書き続けてこれたのはきっと「言葉にする意味」を知っていたからです。マインド的な話ではありますが、UNITEがライターを大切なメンバーとして扱ってきたことは大きな意味を持っているので、ぜひまずこの部分を考えていただくことをお勧めします。


 それでは、具体的に初期段階でするべきことを見ていきましょう!

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 まずはじめにnote運用でぶつかる壁は、間違いなく「何を発信していいかわからない」ということだと思っています。私もそうでした(笑)他の企業のnoteを読んでみるはいいものの、なかなか何から始めればいいかわからない。自社のサービス内容については知っているものの、「営業」という市場の中で、今発信すべきことがわからない……。

 何から始めればいいかわからない、と止まってしまうことは避けたいですよね。そのためにまず「誰に/どんな情報を/どんな言葉で」伝えたいかを明確にする必要があります。その上でどんなコンテンツを出していくべきかを考えていきます。

 これに関して最初にお伝えした「協力体制」が重要な鍵になってきます。「誰に/どんな情報を/どんな言葉で」伝えたいのかを一番理解している方はきっと、経営者の方々です。また、自社サービスの市場についての理解も一番深いと考えられます。だからこそ、動き出しをスムーズにするためにも、最初は工数をかけてでも関わっていけることが理想です。

 実際にUNITEで記事を出し始めた当初は、代表の上田さんがコンテンツの案を出してくださっていました。20記事分ほどのストックができている状態が作れると最高だと思います!

 UNITEにとって、具体的なコンテンツ案として一番最初に書くことにした内容は「ミッション/ビジョン」についてでした。ライターである私にとっても、最初に何のためにやっているのか、どんなことをするのかという認識のすり合わせができる良い機会になりました。そして何より、「誰に/どんな情報を/どんな言葉で」伝えたいのかがわかりやすいんですよね。

 そして初期に必要になってくることが「ひたすら手を動かすこと」です。週1本記事をリリースする!と決めて、とにかく書きました。気合い論になってしまって申し訳ないのですが、記事を出していく感覚を掴むために必要なことだと考えています。

◎立ち上げ初期にすることまとめ
 ・社内の協力体制を整えること
 ・記事の持つ役割を認識すること
 ・「誰に/どんな情報を/どんな言葉で」伝えるのかを一緒に考えること
 ・ひたすら手を動かすこと


3. 走り始めたらすること

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 走り始めて、継続してコンテンツを発信していくために必要なことは「仕組みに落とし込んでいくこと」です。

 コンテンツの発信が属人的なものにならないようにするため、また可視化していくためにも仕組みにしていくことをお勧めします。そのためのコツがこちらです。

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 まずはじめに、noteの公開までにどんな工程が必要なのかを確認し、フローを確立しましょう。

・企画案作成
・インタビューの実施
・記事化
・公開前チェック
・公開
・SNSのシェア

 こちらは当社におけるリリースまでのフローですので一例ですが、このように記事の公開までには様々な段階があります。
 一つ一つにかかる時間を考え、公開前のリードタイムがどれくらいなのかも確認します。これがわかることで、1ヶ月あたりに出したい記事本数から逆算して、今どの段階に何記事がある必要があるかを考えることができます。

 ちなみに、UNITEでは企画案からシェア完了までのリードタイムは2週間であると考えて、逆算して計画をしています。

 そして、これらをtrello等のツールを使って視覚的に確認できるようにしておくことをお勧めします。それぞれの記事を誰が担当しているのか、またどの段階まで動かせているのかを知ることができるので、管理が一気に楽になります!
 また、企画書を分けて作らず、trelloのカード内に書くようにすると確認する側からも楽だ〜と言う声が上がっています。

実際にUNITEが記事管理に使っているtrello

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 もう一つ、効率的にコンテンツを発信していくために効果的だったものに「記事1本のウェイトを軽くする」ことが挙げられます。

 UNITEのコンテンツは、オンラインで記事の内容について話し合ってから(社内インタビュー的な形式)書かれることが多いです。その音源が長くなってしまうと、記事にする工数が大きくなってしまいます。そこで、そのミーティング自体を1本15分から30分以内で行うようにしました。そのことによって、非常に作業効率が上がりました…!

実際にこんな感じでずっとインタビューや対談を行っています

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+αとしてやっておくべきことは使える写真をストックしておくことです。これが地味に困るんですよね……。記事内に使うことのできるメンバーの写真や、話し合っている時の風景などをこまめに撮ってストックしておきましょう !

 ちなみに記事内の画像を検索するのにオススメのサイトは「o-dan」です。これはめちゃくちゃ助かってます……!

◎走り始めたらすること
 ・仕組みに落とし込んでいくこと
 →・フローの確立
  ・trelloなどのツールを活用
  ・1本の記事のウェイトを軽くすること


まとめ

ここまで話してきたことをもう一度まとめると以下の通りです!!

◎立ち上げ初期にすること
 ・社内の協力体制を整えること
 ・記事の持つ役割を認識すること
 ・「誰に/どんな情報を/どんな言葉で」伝えるのかを一緒に考えること
 ・ひたすら手を動かすこと
◎走り始めたらすること
 ・仕組みに落とし込んでいくこと
 →・フローの確立
  ・trelloなどのツールを活用
  ・1本の記事のウェイトを軽くすること


あとがき

 ここまで書いてきた中で、今日から使えるものは少ないような気がしています、ごめんなさい🙇‍♀️でも、確実に必要なことは詰まっています。

 最初、私がUNITEにライターとしてジョインした時は、指示待ち人間でした。インタビューに同席し、文字起こしをして、記事化する。これをすることに精一杯だったことも事実ですが、それ以上に何か動くことはできていませんでした。「記事を早く出す!」と言うことに必死で、いつも記事の締め切りと戦っていたんですよね(笑)

 そんな私が今の働き方、企画を出すところから記事化するところまでを行ったり、それを見えるようにtrelloに落とし込んだりするようになったのは、UNITEだったからだと思っています。

 その要素を分解するならば、「任されている感」と「一緒にやる感」のバランスです。確実に自分にオーナーシップを持つことが求められている、そしてそこに対して圧倒的な信頼を寄せてもらっていると感じられたこと。そしてそれが決して放任ではなく、やるところは一緒にやろうと協力する体制があること。これが私の変化を促すUNITEの要因でした。

 このnoteを読んでくださっている方の中には、コンテンツマーケを始めたいと思っている起業家の方も、もっと出していきたいと思っている方も、ライター側として働いている方もおられると思います。

 ぜひ、今日までのUNITEの知見を活かしていただければ嬉しいです!


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