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石原夏織/Water Dropを初めて聞いた感想

今年2月に行われた石原夏織さんのライブツアーファイナル以降、コロナちゃんが世の中を席巻しコロちゃんフェスをはじめとする参加予定のライブが軒並み中止となった影響でnoteに書き連ねるほど熱量のあるイベントが起きないまま半年近くが経過しましたが、ようやく来ましたその時が。そう、石原夏織さんの2ndアルバム「Water Drop」が本日リリースされたのです。早速ダウンロードして今朝から3周して色々思ってなんかこの気持ちは今しか書けないだろうなって思って久しぶりにnoteを開いている次第です。まだ聞いてない方はこんな駄文を見る前にまずはアルバムを聞いてください、ある程度聞いてニワカの戯言を見てやってもいいかなという方はお付き合い頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします!

なお、初期衝動で書いたので殆ど推敲してません。的外れかもしれないし今後聞いていくうちに違う感想を呟いたりするかもしれないけど、今日この日の気持ちを残すために書いたものなのでその辺ご了承願います!

【はじめに】
私がこのアルバムを初めて聞くにあたっての状況は以下の通りです。

・2018年にゆいかおりを知りドハマりして以降ゆいかおり、小倉唯、石原夏織の全アルバム全曲感想ツイートをしてる程度に彼女らの楽曲が好き。
・元々はJ-POP、J-ROCK好きで声優、アニソンは完全ニワカ。
・今作に収録されたシングル曲は聞き済、新曲の試聴はSUMMER DROPを1回だけ。
・30代半ばのおっさん。酒好き。

で、私は「オリジナルアルバム」というものが非常に好きで、その中でもコンセプトがハッキリしており、かつ一曲一曲にその意味を感じ取れるようなアルバムが大好物です。そういう意味でこのWater Dropは本当丁寧に、良く作られた作品であると率直に思いました。1stアルバム「Sunny Spot」がそれはそれは良いアルバムで、昨年私が最も高まったアーティストが石原夏織さんだったりして今年2月のライブもめっちゃくちゃ良くて…を経ての2ndアルバムはどんなに冷静を装っても高まる期待を押さえることができず「こんだけ期待してイマイチだったらどうしよう」なんて思ってたのは完全に杞憂、信頼の石原夏織、信頼のポニーキャニオン。序盤から安心して聞いてられましたよ本当にとか喋り出すとあと5時間くらいかかるので早速本題に行きます。

01.Face to Face
アルバムのトップバッターを務めるFace to Faceは2月に参加したツアーファイナルの最後に歌われた曲でもあることから「久しぶり」な感じの1曲です。1stアルバムSunny Spotの1曲目Sunny Youが私と石原夏織さんソロ曲の出会いで完璧に度肝を抜かれたものですから、それに比べると既存曲なので落ち着いて聞けました。しかしながら、Sunny Youで眩しさの真ん中に飛び込んで行った夏織さんの「会いに行くよ」という気持ちは変わってないと思いますが、Sunny Youのときよりもその気持ちが円状に伝わるというか、より広い視野を持って語られるようなイメージを感じて、このアルバムの明るい未来を予感させる最高のスタートとなりました。

02.フィービー・フィービー
今回シングル曲で収録されたのはFace to Face、Crispy love、TEMPESTの3曲で、その中でもFace to Faceはポジティブ&アップテンポ曲の最たるもので盛り上がりの最高潮にいても間違いない1曲なので「このあとFace to Faceに負けないポジティブ曲あるのかな…」とか考える暇も与えない開幕2秒での超加速!数音聞いただけでこのアルバムは大丈夫だと思わせるこの手法。Sunny Spotの2曲目CREATION×CREATIONもかなりのトップギアでそれよりもテンポは少し落ちるものの、夏織さんの「楽しさ」がバチバチに伝わるボーカルが前面にきてそれをサウンドがしっかり支える様は夏織さん自身が更にパワーアップしていることを実感させてくれます。いや本当に良いアルバムだよこれ(驚きの早さ)。

03.Water Front
これもう我慢できなくてTwitterで呟いてしまったんですが、9年前にぱっぴーらぶ!ぱっぱぴーらぶ!とか無邪気に言ってた女の子が内に秘めた激情を圧し殺すように「曖昧な笑顔で はぐらかさないで」とか歌ってるのよもう勘弁してくれよ心臓ぐっちゃぐちゃだよ…って思ってたんですが、2018年にゆいかおりを知った私にしてみればぱっぱぴーらぶしてたのたった2年前なんですよそれがあっという間にこんなんなっちゃって、マジで誰だよ夏織をこんな良い女にしたのはどこの男がこんな夏(殴打)

…で、ですね。この曲の凄いのが、間違いなくバラードなんだけどめっちゃ音数が多くてグルーヴがあって、なんつーか迫ってくるんですよね、夏織さんが。目の前にいるんですよ私にはわかる。オフェンス10にディフェンス0の豊玉高校もビックリな超攻撃的バラードを携え「どうにかしてくれ」「どうにでもなれ」と感情露に迫る夏織さん、しほりさんの作詞もお見事、名曲です。

04.夜とワンダーランド
Water Frontでぶっとんだ心を癒す「夜とワンダーランド」というタイトルにメルヘン甘めでゆるめなダンスサウンドを想像してた私をあっさり裏切る夏織さん、これ45分ゆっくりさせる気ねえなわかった、わかったよ夏織さんおっさん頑張るよ頑張るから「走り出した 夜とワンダーランド」のメロディと言葉の乗りが最高だからもうだから誰だよ作ったの誰だよってクボナオキさんかよ藍の風に夏織さんを乗せちゃった男(推定)かよ納得だよ。安心のFace to Faceから始まって2曲目以降順当に多様な高まりを提供してくれる石原夏織陣営ほんともう早くコロナ収束してライブやってくださいお願いしますなんでもしますから。この曲の「夜」って景色としての夜じゃなくて「想像の世界に飛び込もう」っていうワクワク感を表すイメージなんじゃないかと思ってて、そんなこと思ったらTHA BLUE HERBのリリックに「イメージの世界にぶっ飛ぼう」ってのがあったなってなんで私は声優アーティストの楽曲を聞いてブルーハーブを思い出してるんだろう…でもいいよねここはワンダーランド、瞼の中にある世界、好き。

05.リトルシング
1曲1曲にギャーギャー高まっている間に早くも中盤、もうどこまでも行くぜどんとこいやと構える私に少しテンポを落としてリズムで聴かせる1曲を投入してくるこいつら…俺を手玉に取ってやがる…(チョロいニワカ)。変化に富んだリズムパターンに乗って夏織さんの歌声が心地よく響くんだけど、この曲はとにかくサウンドが良い。めっちゃタイトに絡んできて聞く度色んな感覚が生まれてくる、良い音楽聞いてるなぁーっていう喜びが沸いてくる。このアルバムの大きなイメージ転換は次のCrispy loveだと思うのですが、前半のぶっ飛ばし構成とCrispy love以降のストーリーをうまく繋ぎつつ曲単体としての存在感もしっかり出てるの何度でも言うけどマジで凄いkzさんマジで凄いよ尊敬するよ私は。

06.Crispy love
シングルで出たときはTEMPESTとの往復で一生聴ける永久機関となった良曲、夜とワンダーランド→リトルシングという流れで聞くと現実から離れた夢の中の出来事のような、Water Frontの生々しい感情とは反対側にいるようなふわふわとした気持ちになります。私にとっての「良いアルバム」の指標として"振れ幅"というのがあって、それはサウンド的なものであることが多いんだけどこういう精神性のところで振れ幅を感じることってあまり無いような気がするし、まさかその片翼にCrispy loveがくるとは思わなかったので本当嬉しい誤算、ここまで見越してカップリング作ってたんじゃねえかって思うくらいに良く作られてますね脱帽です。

07.キミしきる
「キミのかたちは 四角いかな 丸いかな」夏織さんの問いかけから始まる曲はちょっと前まで夢の中にいたはずの私を現実に引き戻す。順風満帆とはいえない自分自身の日常、思ったように動かない心と体、だけど、そんな自分も受け入れて「そのままのキミでいて」と肯定してくれる。切ないメロディの中に花が咲く。思い出すのは中学生の頃、恋の仕方もわからなかった自分の苦い思い出と相反するかのように咲く打ち上げ花火。5分18秒のタイムトリップ。流れる涙の後に残る暖かい気持ちが嬉しい。

08.Diorama-Drama→09.TEMPEST
キミしきるで感情を出しきってしまった私にもう出来ることは無いのです。無いのですが、物語はまだまだ続く。この曲に全く非はないんだけど、この流れでここにどんな曲持ってこられても正直霞んでしまうよなあ………

からの

「目を覚ませぇぇぇぇぇ!!!!!」

私の中の石原夏織が完全覚醒し、出しきったはずの高まりは私も知らない私の深淵より光の速さで天元突破する。これから沢山聞く中でDiorama-Drama単体としての良さがもっと出てくると思うんですがそれはそれとして、キミしきるで振り切った感情をDiorama-Dramaでリセットし最高の状態でTEMPESTに繋げるこれが石原夏織、これが石原夏織2ndアルバムWater Drop、これがTEMPESTの完全体。いやマジでこのアルバムを想定して去年のシングル出したとしか思えない。信頼のポニーキャニオン天晴れ!!

10.SUMMER DROP
そして満を持して登場する本アルバムのリード曲。TEMPESTで覚醒した心に落ちる一滴の雫で風景は一転、目の前に広がる夏、夏、夏!夏を楽しむのに余計な言葉はいらない、高まるミュージックと石原夏織の声さえあれば良いのさ行くよ!SUMMER DROP!TRFだってRIP SLYMEだって、夏の名曲はいつだってWow Wow Yeahだ考えるな感じよう、夏はいつだって楽しむものなんだ、この状況下だって楽しい夏に出来るんだぜ!!!っていう夏織さんからの最大級のエールを全身に受けて最高の夏が始まった!!!

11.Page Flip
これはもう、曲を聞いて歌詞を読んでくださいって感じですね…過去も今も未来も全部ここにある。ありがとう石原夏織さん。一人じゃもったいない夏織さんのストーリーを紡ぐため、また必ず会いに行くよ。

ここまで読んで頂いた方(いれば)、本当にありがとうございました!!!

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