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輝け!2023年ウニ鈴木ベストソング大賞

あけましておめでとうございます。2023年はライブ現場には、ほぼ行きませんでしたね・・・特に自重する理由も無くなったのですが、もう行かない習慣が付いてしまったというか。ぱっと思い出せるだけでもNUANCEのワンマンくらい。楽曲派(本来の意味ではなく)界隈の動員が凄く減っているのも、まさに自分みたいな人間が増えているのかなぁと。あと、個人的にはYouTubeの影響で20代の頃にはまっていたアメカジやミリタリーファッションに再び興味を持ち始めたのもあるかも。アイドルに興味を持つ以前の趣味に戻りつつあるような気がしてます。

そんな中でも2023年は好きな曲に出会えた一年でした!

*アルバムからは2曲選出

海外ミュージシャン
*順不同
Tyla「Water」
Mina Okabe「Take It Further」
youra「(1)」(アルバム)
V「Layover」(アルバム)
LE SSERAFIM「Perfect Night」
Cleo Sol「Life Will Be」
Nate Smith「Run-On」
Meshell Ndegeocello「The Omnichord Real Book」(アルバム)

TylaWater」今年一番印象に残った曲。この曲でアマピアノ(南アフリカ発祥のハウスのサブジャンル)を知ったのだが、キックが小さいという特徴が自分には心地よかった。キックの音像が大きくて強すぎる曲が苦手だったので、聴いた瞬間「これだよこれ!」と胸がすく思いだった。Mina OkabeTake It Further」イントロから曲中も流れるアコギのバッキングがカッコいい。今年は月9の主題歌も歌っており知名度もアップしたみたい。youra(1)」ここから韓国のアーティストが3組続く。youraは本人のささやくようなボーカルも素晴らしいが、バックバンドの演奏力が凄い。VLayover」こちらもささやくようなボーカルが魅力的だが、ジャズミュージシャンのチェット・ベイカーに影響を受けているとのこと。なるほどなぁと納得。サウンドもインディーズっぽさもありドリーミーで良い。LE SSERAFIMPerfect Night」自分は音が強すぎる曲が苦手でK-POPを食わず嫌いで避けていたんだけど、NewJeansをきっかけに少し聴くようになった。中にはこの曲みたいに好みの曲もあるのだが、やっぱり数は少ない。Cleo SolLife Will Be」ソウルフルで生演奏のサウンドもカッコいい。この曲が入っているアルバムは全曲こんな感じで渋くて最高。Nate SmithRun-On」この曲も今年印象に強く残った曲。ドラムとクリック音のみで構成されていて、タイミングのずらし方やタメで「おお~」と声が出てしまう瞬間がいくつもある。収録されたアルバムの中で断トツで気に入ったので曲単位での選出に。Meshell NdegeocelloThe Omnichord Real Book」まさか新作がブルーノートから発売されるとは!リリース情報では今年一番驚いた。参加メンバーも大人数かつ豪華。あと音質が本当に素晴らしい。

アイドル&日本ミュージシャン
*順不同
脇田もなり「もなりの8ビート」
宮野弦士「Behind The Nightscape」(アルバム)
Michael Kaneko「Strangers In The Night」
石川紅奈「Kurena」(アルバム)
関口シンゴ「tender」(アルバム)
Hedigan's「LOVE(XL)」
Perfume「ラヴ・クラウド」「すみっコディスコ」
諭吉佳作/men「・archive:EIEN19」(アルバム)
NUANCE「赤レンガ空中さんぽ」

脇田もなりもなりの8ビート」最高に気持ち良いポップス。23年の1月に発表されて「今年イチが早くも出た!」と思っていたが、その通りになった。アイドル楽曲派大賞のシングル部門でも1位に入れようと思っていたけど、収録されているアルバムのほうがエントリーされておらず(ちなみにタイトルは「UNI」!)それで萎えてしまって結局投票もせず・・・宮野弦士Behind The Nightscape」ついに出た、我らが弦ティのアルバム。「薫風」という曲が一番好きだったんだけど、歌っているMinamiさんの情報が検索しても出てこなくて残念。もしかしてボカロなのかな?と最初は思ったのだがどうなんだろ。Michael KanekoStrangers In The Night」毎年選んでいる気がするMichael Kaneko。ライブ現場でみんなで歌いたいアンセム感があって好き。石川紅奈Kurena」マイケルのカヴァーがYouTubeでバズってついにメジャーデビュー。曲は文句なしに良いんだけどジャケットの写真が・・・絶対ショートカットのほうが似合うと思っていたら、最近の写真見るとショートにしたみたいで一安心?関口シンゴtender」なんと8年ぶりのアルバムらしい。一千万再生されている曲もあって、こういうチルなインストは再生数が回るんだなと。Hedigan'sLOVE(XL)」SuchmosのYONCEの新バンド。スローなロックナンバーで皮肉を含んだ歌詞から、個人的には90年代あたりの佐野元春を連想させた。このサウンドを今後も続けてくれるなら凄く期待できそう。Perfumeラヴ・クラウド」「すみっコディスコ」まさか自分がPerfumeの曲を選ぶとは思わなかった。しかも2曲も。どちらも素晴らしくて特に後者の歌詞がグっときた。諭吉佳作/men・archive:EIEN19」アイディアもトラックの質も、20歳でここまで高いレベルのアーティストって世界でもどれだけいるのだろうか。「Print<Love>Club」という曲が皮肉がきいていてMVもぶっ飛んでいて好き。NUANCE赤レンガ空中さんぽ」今年のNUANCEは新曲がたくさん出て、しかもどれも良くて迷ったがこの曲で。メロディが初期曲っぽさもあり、横浜を舞台にした歌詞も良い。あとMVが素晴らしかった。そして、最後のオリジナルメンバーだった川井わかが今年の3月に卒業することに。ここまで続けてくれたことに感謝しかない。

以上、2023年ウニ鈴木ベストソング大賞でした。今年もよろしくお願いいたします!

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