あなたは所恵美になってはいけない

このnoteは、「いい子症候群は良くない」という観点から、
ミリシタ（アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ）
のキャラクター、
である所恵美の性格、「自分の無さ」「他者への依存」に着目し、
「どこが問題なのか」「どうするべきなのか」
について説明するものである。

１．所恵美と言えば？

「所恵美と言えば？」と聞かれて私はこう答える。

❶ 仲間のことを大切にするいい子
❷ 求められたことを実行してくれるいい子
❸ 空気を読んでその場に合わせた行動ができるいい子

しかしその反面、私は所恵美の性格をこう思う。

① 自分が無い
② やったことを言及されたら他人のせいにする
③ 何がしたいから言ったのか、理由がないせいで伝らない

２．所恵美は「どこが問題なのか」

① 自分が無い

　所恵美は「仲間を大切にする」一方で、「自分の目標、やりたいこと」が無いため周りの意見に流されやすく、「自分が無い」。

① 自分が無い例：
「アイドルコミュ　所恵美とのメモリアルコミュ１」より

　所恵美は「自分がなりたい」からアイドルになったのではなく、「友達から背中を押された」からアイドルになった。
　「何かを成し遂げたいからアイドルになった」わけでは無い所恵美は、「友達の期待に応えてアイドルになった」その時点で目標が達成している。
　目標を達成した所恵美は「自分が無い」まま「みんなのため」にアイドル活動しているように見える。

② やったことを言及されたら他人のせいにする

　所恵美は「求められたことを実行する」一方で、「やったことを言及されたら他人のせいにする」ことがある。

② やったことを言及されたら他人のせいにする例：
「PST　ジレるハートに火をつけて　イベントコミュ　第６話」より

　「みんなが（〜略〜）って言うから」という発言は、「自分のせいではない、周りに合わせただけ」という言い訳に捉えられても仕方がない。
　「周りに合わせて行動」した、「周りに言われたから行動」したとしても、「自分が行動」していると考えることができない所恵美は、問題点を修正し、成長しながらアイドル活動できているのだろうか。

③ 何がしたいから言ったのか、理由がないせいで伝らない

　所恵美は「空気を読んでその場に合わせた行動」ができる一方で、「何がしたくて言ったのか、理由を言わない」ことがある。

③ 何がしたいから言ったのか、理由がないせいで伝らない例：
「PST　Raise the FLAG　イベントコミュ　第４話」より

　唐突にみんなでショッピングモールへ行くことを提案するが、この後の言動から所恵美自身は「公演のためのアイデアを探すため」にショッピングモールへ行くことを提案したと考えられる。
　もしもこの理由の無い唐突な提案がみんなに受け入れられなかったら、所恵美はやりたいことを隠して「空気を読んでその場に合わせた行動を取る」だろう。

３．所恵美は「どうするべきなのか」

　問題の解決のために所恵美は具体的に「どうするべきなのか」を⑴〜⑷の４つ挙げる。

⑴自分の行動を「他人のためにやった」ではなく、「自分からやった」に置き換えてみる。
　これをすれば「自分の行動」を「自分で選択して行動」したこととして捉えることができるようになり、下記項目が改善する。

① 自分が無い
② やったことを言及されたら他人のせいにする

　まず、「自分が他人のためにやったいいこと」から置き換え、
次に、自分に自信が付いてきたら「人から指摘された他人のせいにしたこと」を置き換えてみる。

自分が他人のためにやったいいこと例：
「アイドルコミュ　所恵美とのメモリアルコミュ２」より

×　他の人に緊張していると言われたから、早く来てアドバイスした。
○　早く来てアドバイスすることを自分で選択した。

人から指摘された他人のせいにしたこと例：
「PST　ジレるハートに火をつけて　イベントコミュ　第６話」より

×　プロデューサーに部屋に入ることを止められたが、みんなが行きたいと言ったから自分も部屋に入った。
○　プロデューサーに部屋に入ることを止められたが、琴葉に直接言葉を伝えたいから自分で選択して部屋に入った。

⑵目標を立て、予定を立てて行動する。
　「これをやりたいからこうしよう」というように、「やりたいこと先行で予定を立てる」。
　「やりたいこと先行で予定を立てる」ことで、「目標を立て、予定を立てて行動する」こと自体を好きになり、長続きする。

⑶発生した問題に対して、自分ができる解決策を出す。
　立てた予定通り行動して行く中で、必ず問題が発生する。
　その問題に対して「自分に何ができるか」「自分は何ができたか」という解決策を出す。
　また、下記の問題に対しても上の解決策を１つ以上出すようにする。

・ほぼ100％他人が悪いと思う問題
・他人が失敗した問題（この場合は、失敗した人が自分だったら何をするべきorべきだったでも良い）

他人が失敗した問題例：
「PST　ジレるハートに火をつけて　イベントコミュ　第４話」より

×　私（恵美）は問題が起きる前に琴葉が好きということを、海美に対しては伝えた。
○　私（恵美）は琴葉が好きでリーダーをやって欲しいということを、琴葉本人に直接伝えるべきだった。

⑷「私はこういう理由があってこれをしたい」という解決策を提案する。
　「提案を受け入れてもらってから理由を言う」のではなく、「理由を言ってから提案を出す」。
　また、「提案」の内容に指摘を受けたとしても、「自分自身」や「提案したこと自体」が「否定された」「間違っていた」わけでは無いということを分かっておく必要がある。指摘を受けたのはあくまでも「提案」であり、「提案」を修正すればいいだけである。
　これができるようになれば、下記項目が改善する。

③ 何がしたいから言ったのか、理由がないせいで伝らない

提案を受け入れてもらってから理由を言う例：
「PST　Raise the FLAG　イベントコミュ　第４話」より

×　ショッピングモールへ行く→提案する→（他の人に受け入れてもらう）→理由を言う
○　理由を言う→提案する→（他の人に受け入れてもらう）→ショッピングモールへ行く

つまり、恵美は一回ユニットリーダーを経験してバーニングガールの琴葉の行動をやってみろって話ですわ。
⑴自分が食べたいから打ち上げにしじみ汁を持ってきた。
⑵「公演を絶対に成功させたい」という目標を達成するために、一部メンバーに遅れが出ないようにするために練習メニューを組んだ。
⑶ミニステージで発生した問題に対して、自分ができる解決策を考えた。
⑷プロデューサーに対し、目標達成のための解決策を理由、提案の流れで出した。
（琴葉の行動は相談が足りていなかったせいで目標設定が誤っていた。等の問題はあるが、今回それは置いておくことにする。）

Q.E.D. ことめぐ最強（ただし成長物語を組むならまつめぐとする）

４．終わりに

所恵美は自分のやりたいことをやって、もっと自分の未来・人生にわがままになって楽しめ。

（唐突な歌織P要素挿入）

いかがだっただろうか、
皆さんは所恵美のような「悪い意味での優等生」や「いい子症候群」にならず、自分を持って生きてもらいたい。

ただそれを伝えたかった。

次の投稿予定

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