聴く楽しみ①

ラジオを聴くのが習慣になっています
4月から始まって楽しみにしている番組は
NHK第二 毎週土曜日 PM5:00~PM5:45
「古典講読」です

様々な古典作品を原文で読みその解説をしてくれるのですが
ここ数年お気に入りの解説の先生がまた担当になって
嬉しく思っています

国文学者の島内景ニ(しまうちけいじ)先生
作品の歴史的背景、作者のことなど
わかりやすく詳しく解説してくれます
何より先生が作品を読むことを楽しんでいることがわかるので、聴いてるこちらもリラックスして聴いております
原文朗読は加賀美幸子さんです

先生が最初に登場したのは、2020年4月から2021年3月まで
「王朝日記の世界」という番組名で
「更科日記」「和泉式部日記」

その次の年度2021年4月から2022年3月まで
引き続き担当されて
「王朝日記の世界其の二」で
「蜻蛉日記」「紫式部日記」

2022年4月からは違う先生で万葉集の番組でしたが
2023年4月からまた島内先生が担当に戻りこの3月まで
「日記文学をよむ」
阿仏尼(あぶつに)が書いた「うたたね」「十六夜日記」と
「建礼門院右京大夫集」を楽しみました

そして2024年4月から2025年3月までは
【名場面でつづる「源氏物語」】
源氏物語の中でも選りすぐりの名場面を解説してくださるそうです
全52回。もう楽しみしかありませんw

第1回目は、これから原文として使う和学者・北村季吟
(きたむらきぎん)が書いた「湖月抄」についてのお話でした
江戸時代の人が「源氏物語」を読むというのは
湖月抄を読むというのと同義だったそうです
かいつまむと、原文と注釈とその背景を書いてある全60巻の
シリーズ
そのずっと読まれている湖月抄に書いてあることでおかしいと思ったことを反論して本を書いたのが本居宣長で、
北村季吟と本居宣長、両方を比較しながら読み進めくれるそうです

現在第6回目まで「夕顔(1)」まで進んでます

大切に聴いていこうと思います