留年山小屋爆裂日記その0

学務:「これが教育実習辞退届けですね〜」
この言葉と言葉の組み合わせと出会う人間はそう多くはない。

私はこの夏、教育学部生にとって命よりも大事な教育実習をブッチして山小屋バイトに行く。
これまでなんとか上手いことのってきた人生のレールを華麗にぶち壊す、そう留年。

私がこの奇行に出た理由としては
①将来のビジョンが全く見えない
②精神的に幼い、山でメタメタに鍛えられたい
③このままナァナァで人生を進めたくない
などが挙げられる。

その中でもなんとかやるんやで！
とか
弱ー！雑魚メンタルかよー！
とか
お前は逃げてるだけやで
とか、
とか、
とか、
は耳が痛い。本当にその通りだと思ってるから。

みんなが実習で理科を子供達に教えている時、
私は登山道を整備する。
みんなが子供と給食を食べる時、
私は蝶と戯れる。
みんなが子供と清掃してる時、
私はランプに油を注ぐ。

そんな3ヶ月もいいんじゃないかな。
人生100年だし。

でも、迷惑かけた人にはごめんなさい。
まじでいろいろありすぎて、自分でたぶん迷惑数を把握できてない。本当にごめん。

大きな山に抱かれてこようと思う。