無職だけど恋愛はリズム次第!?音楽好き男子のマッチングアプリ奮闘記

注意:私が20代後半の時の体験談です!

僕は20代後半、無職の男性。趣味はカラオケ、漫画を読むこと、そして公園巡りだ。普通の人にとっては、無職という肩書きは厳しい現実だろうが、僕は日々の趣味に癒されている。だけど、やっぱりどこかで「そろそろ恋愛も始めなきゃ」と思い始め、ついにマッチングアプリを始めることにした。無職でも、趣味が充実していればきっと恋愛も上手くいく、そう信じていたが、実際にはそれほど簡単な話ではなかった。

プロフィール作り:趣味で勝負!

まず、マッチングアプリの最初のステップはプロフィール作りだ。ここで自分をどうアピールするかが成功の鍵になる。僕は特に趣味が充実しているので、そこを強調してプロフィールを作り込んだ。

趣味の欄には、カラオケが大好きで、特にアニソンを熱唱することが多いと書いた。週に2回はカラオケに行き、気持ちよく歌うことでストレス発散をしている。それから漫画についても、幅広く読んでいて、特に少年漫画が好きなことを記載。最近ハマっているのは『ONE PIECE』と『キングダム』など、大人気の作品をアピールした。そして、公園巡りについては、四季折々の自然を楽しむことが好きで、休日には公園でリラックスしていると書いた。プロフィール写真は、近所の公園で撮ったリラックスした自然体の僕。

無職については、あえて細かくは書かず、「現在、自分の時間を大切にしながら新たな挑戦を探している」と少しぼかしておいた。正直、無職という事実は相手にどう受け取られるか不安だったが、まずは自分の趣味に共感してくれる女性を探してみようと思った。

カラオケ好きの女性とマッチング

プロフィールを公開して数日後、ついに一人の女性とマッチングした。彼女は同年代で、なんとカラオケが好きだという。これはチャンスだと思い、すぐにメッセージを送り始めた。カラオケの話題で盛り上がり、好きな曲やアーティストについてお互いに話していた。僕は得意のアニソンの話題を振りつつ、彼女の好きなJ-POPの話にも乗っかって、楽しいやり取りが続いた。

そして、ついにデートの約束をすることに成功。彼女もカラオケが好きなので、最初のデートは一緒にカラオケに行くことになった。「これなら、自然に会話も弾むし、緊張せず楽しめるはず!」とワクワクしていた。

カラオケデートの失敗

デート当日、カラオケボックスで待ち合わせをし、さっそくカラオケが始まった。まずは彼女が歌う番で、彼女は最新のJ-POPを完璧に歌い上げた。彼女の歌唱力に感心しつつ、僕も負けじと得意のアニソン、『残酷な天使のテーゼ』を選曲した。

しかし、彼女の反応は微妙だった。「アニソンも好きなんですね……」と少し戸惑った様子。僕は自信を持って歌ったつもりだったが、彼女の興味は薄かったようだ。そこから空気が少し変わり、次第に会話もぎこちなくなっていった。僕は「やばい、ちょっと選曲を間違えたかも」と焦り始めたが、既に遅かった。

漫画トークでの空回り

カラオケが終わった後、近くのカフェで一休みすることにした。ここで話題を変えて、漫画の話にシフト。僕は「実は漫画も大好きで、最近『キングダム』を読み返してるんだ」と彼女に話しかけた。彼女は「へぇ、そんなに面白いんですか?」と興味を持っている風だったので、僕はそこから熱心に『キングダム』の魅力を語り続けた。

しかし、次第に彼女の反応が薄くなり、話題が続かなくなってしまった。どうやら彼女はあまり漫画に詳しくないらしく、僕の話があまり響いていないようだった。僕は内心「あ、またやりすぎた……」と後悔しつつも、もう後には引けず、話題を変えることもできないまま空回りしてしまった。

公園デートの期待と現実

次のデートは、僕の得意分野である公園巡りに誘ってみた。彼女も自然が好きだということだったので、地元の人気公園でのんびり散歩することに。僕は自分が良く行く公園で季節の花や風景を楽しみながらリラックスして話せば、もっと打ち解けられるだろうと考えていた。

公園に着くと、彼女も楽しそうにしてくれていて、「これはいい感じだ」と思っていた。しかし、しばらく歩いていると、彼女はだんだんと無口になり、僕が必死に公園の見どころを解説しても「ふーん、そうなんですね」と素っ気ない反応ばかり。「あれ、どうしたんだろう?」と不安に思いつつも、僕は無理に話を続けてしまった。

結果、デートの終わりには完全にお互いに疲れてしまい、彼女の態度も冷めていた。最終的には「また連絡するね」と別れたが、その後彼女から連絡が来ることはなかった。

無職の現実が恋愛の壁に

デート中、彼女と話しているうちに「今、何してるの?」と仕事の話題が出た時、僕は正直に「今は無職で、趣味に集中しているんだ」と答えた。無職という現実を隠すことなく伝えたつもりだったが、彼女の表情が一瞬曇ったのを見逃さなかった。

「いつか仕事に就くつもりだけど、今は自分の時間を楽しんでる」と続けたが、その後の会話はぎこちなくなり、デートはそのまま失敗に終わった。無職という事実が、やはり恋愛において大きな壁になっていることを痛感した瞬間だった。

失敗から学んだこと

この一連のデート失敗から、僕は多くのことを学んだ。まず、自分の趣味をアピールすることは大事だけれど、相手とのバランスが大切だということ。カラオケでも、漫画でも、公園巡りでも、相手が興味を持たなければただの自己満足になってしまう。

そして、無職であることを隠さずに話すのは重要だが、それをどう伝えるかがポイントだと気づいた。無職という状況でも前向きに生きている姿勢をもっとしっかりと見せるべきだったのかもしれない。趣味を大切にしつつも、相手に対する配慮を忘れないことが、次のステップに繋がるのだろう。

趣味が支える僕の生活

デートに失敗しても、僕には大好きな趣味がある。カラオケで思いっきり歌い、漫画を読んで現実を忘れ、公園で自然を楽しむことでリフレッシュできる。無職の現実は厳しいけれど、趣味が僕の心を支え、前向きに生きる力を与えてくれる。

これからも趣味を大切にしながら、自分のリズムで恋愛にも挑戦していきたい。無職だからといって恋愛を諦めるわけにはいかない。趣味が合う女性と出会えるまで、僕はマッチングアプリを続けていくつもりだ。

次のステップ:新たな視点で挑む

僕は何度も失敗を経験し、自分にとって恋愛はまるでカラオケで歌う難しい曲のようだと感じた。簡単ではないけれど、何度も練習し、試行錯誤していくうちに、きっと上手くなる。だからこそ、今後は少し視点を変えて恋愛に挑んでみようと思うようになった。

例えば、これまでのデートでは、つい自分の趣味や興味を優先しすぎていたが、次は相手の趣味や関心にももっと耳を傾けようと心に決めた。僕の趣味がカラオケや漫画、公園巡りであるように、相手もそれぞれの趣味や興味があるはずだ。そこを尊重し、相手が楽しめるデートプランを考えてみることが大切だ。

また、無職である自分をもっと自信を持って表現することも大事だと思うようになった。「今は自分を成長させる期間だ」というポジティブな姿勢を持ち、それをデートの会話で自然に伝えることで、無職という事実をネガティブに受け取られないようにしようと考えた。

自分の時間を大切にしながら恋愛を楽しむ

恋愛は急ぐものではないと感じ始めた。無職であっても、自分の時間を有効に使い、趣味に没頭することで、毎日を楽しむことができる。そんな日常の中で、きっと自分に合った女性が現れるはずだ。焦らずに、自分のペースで恋愛を楽しんでいこうと思う。

無職であっても、自分の価値は趣味や生き方に表れるはずだ。カラオケで新しい曲に挑戦し、漫画で新しい世界に触れ、公園で季節の移り変わりを感じることで、僕の心は充実している。そんな僕を理解してくれる人がいれば、きっと素敵な関係が築けるだろう。

最後に

恋愛は、まるでカラオケで挑戦する新しい曲のようなものだ。最初は難しく感じても、繰り返し練習することで上達し、自分らしく歌えるようになる。同じように、恋愛も自分らしさを大切にしながら、相手とのリズムを合わせることが大切だ。無職という現実があっても、趣味を大切にし、自分に自信を持つことで、きっと素敵な出会いが待っているはずだ。

これからもカラオケで熱唱し、漫画の世界に没頭し、公園でリラックスしながら、僕は自分のペースで恋愛を楽しんでいこうと思う。焦らず、少しずつ、音楽のリズムを刻むように恋愛のステップを踏んでいくのが、僕のスタイルだ。無職であっても、心の中には大好きな趣味があり、それが僕を支えてくれる。これからも、自分らしさを大切に、恋愛に挑戦し続けていこう。

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