あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋

画像1 ニニキネさまご一行が、高島(滋賀県高島市)をでて、音玉川(注1)という小さな川にたどりつくと、肩はばの広い、見るからに強そうな大男が川辺にねそべって、そこから先の山へつづく道をふさいでいました。  鏡のようにかがやく大きな目に、存在感のある鼻。なにがおきても怖くないというような、よゆうしゃくしゃくの姿におじけづいて、ニニキネさまのお供は、だれも前にでようとしません。  そこで、ニニキネさまは、スタイルがよくてどきょうのあるアメノウスメさまに、その男がなに者なのかを聞いてくるよう命じました。 ・・・・
画像2 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。)

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