あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋

画像1 「お母さまから離れて、北端という重要な地へ・・・・・・」 「そうです。海に突き出た半島の先端は、越の国の最前線です。そこに身を置き、人柱となって守るのです」  しばらくの沈黙の後、ミホススミ姫は、背筋を正して答えました。 「お母さまの御心に沿えるよう、しっかりお役目を果たして参ります」  こうして、ミホススミ姫が移られたお宮が、現在の能登半島珠洲市にある須須神社です。  二千五百年もの長きに渡り、この地域をお守りくださっているミホススミ姫。 二〇二四年の元旦に起きた能登地震でも、神々さまと力をあわ・・・・
画像2 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。)

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