あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋 9 まるやま きょうへい 2024年5月27日 20:19 それにしても、この人里はなれたところにひっそりと立つヌナカワ姫のすがたは、神秘のベールにつつまれたシラユリのような美しさです。 オホナムチさまは、ヌナカワ姫のひとみにすいよせられるようにいいました。 「わたくしのつまになってくださいますか」 ヌナカワ姫はおどろいて、オホナムチさまを見つめました。 すっとせすじののびた、たのもしいおすがたで、真剣なひとみを向けてくださるオホナムチさまは、なんとりりしいのでしょう。 ヌナカワ姫は、胸の高鳴りをおさえながらこたえました。 「ありがとうございます」 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。) #ホツマツタヱ #をしてdeART 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート