ホ-1文 きつのなとほむしさるあや(7)

画像1 (三十侍を左右に たたづませ 各々共に)歌わしむ “厭虫祓ふ ワカのまじない” 『田根・畑根 大麦・小麦・盛豆 大豆・小豆らの そろ葉も蝕めぞ 虫もみな締む』 繰り返し 三百六十歌ひ 響ませば
画像2 虫 飛び去りて 西の海 さらり蝕更り 穢を祓ひ やはり若やぎ よみがえる そろに実りて 射干玉の 世の糧を得る 御宝 喜び返す (紀州国)
画像3 うたはしむ いなむしはらふ  わかのましない たねはたね うむすきさかめ まめすめらの そろはもはめそ むしもみなしむ  くりかえし みもむそうたひ  とよませは むしとひさりて  にしのうみ さらりむしさり  ゑおはらひ やはりわかやき  よみかえる そろにみのりて  ぬはたまの よのかておうる  おんたから よろこひかえす  (きしゐくに)
画像4 *以上の文章に付きましては「ほつまつたゑ 解読ガイド」 より抜粋させて頂きました*

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