あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋

画像1 ヤマタノオロチ その2  その晩、ソサノヲさまは、姫のすがたに身をやつし、門の前に八そうのお酒を準備して、オロチがやってくるのをまちました。  あたりが暗くなり、生ぬるい不気味な風が吹くと、八つの頭をもつヤマタノオロチがすがたをあらわしました。  ひとつの頭は、お酒には見むきもせずに、前へ前へと進もうとしましたが、つぎの頭が、お酒のにおいに誘われて、ガブリ、ガブリと、飲み始めます。それをあいずに、頭という頭が飲んだくれ、ついにはひっくりかえって、その場に眠りこけてしまいました。  ソサノヲさまが・・・・
画像2 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。)     *この文章は、只今作成中の あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋させて頂いたものであります*

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