あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋

画像1 ヌナカワ姫は、さっとほほを赤らめていいました。 「でも、お父さまは、ぼくたちと、いつも一緒には、いてくださらないね。お母さまは、さみしくなあい?」 「お父さまは、出雲のお国を治める大切なお方ですから。わたくしたちだけで、ひとりじめすることはできないのですよ」 「そうなんだね。でも、お母さまのことは、ぼくがお守りするから、大丈夫。早く大きくなって、誰よりも強くなるからね!」 「まあ、なんて頼もしいことでしょう。でも、あなたは、今でも充分、お母さまの力になってくれていますよ」
画像2 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?