あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋

画像1 それは、いつになく、お日さまがジリジリと照りつける日のことでした。  イサナミさまは、お山を焼いて、少しでも栄養のある土をつくろうと、懸命になっていました。  すると、いきなり風の向きが変わって、イサナミさまめがけて、火が押しせまってきたのです。 「なんとかしないと!」  イサナミさまは、火の神カグツチを生んで、火をしずめようとしましたが、なかなか思うようにいきません。  カグツチに、もっと力を与えようとしたときです。たけりくるった火が、イサナミさまをのみ込みました。  自分の体が燃えつきる前に、なん・・
画像2 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。)

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