あいかわ ゆき著『日本の神様の物語~縄文時代の指導者たち』(仮題) より抜粋 7 まるやま きょうへい 2024年5月21日 20:49 イサナミさまは、そうおっしゃると、八人のシコメ(醜い女性)に、イサナギさまを追わせました。 剣をふりふり逃げまどいながら、イサナギさまは、エビカズラの実(ぶどうの一種)や竹ぐしを投げつけましたが、シコメは、気にもとめません。なかには、竹ぐしをかみ砕いているシコメまでいます。 「なんと、恐ろしい」 イサナギさまは、そばにあった桃の木に隠れ、「これでどうだ!」とばかりに、やわらかな桃の実を投げつけました。 すると、美しい女性を思わせる桃にシコメはたじろぎ、ようやく退散していきましたとさ。 *あいかわゆき さん との コラボ企画* (あいかわゆきさんの愛の溢れる文章に、””マルちゃん””こと丸山恭平が””をしてアート””の挿絵を担当します。) #ホツマツタヱ #をしてdeART 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート