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白人至上主義


白人至上主義
Black Lives Matter

トランプが大統領になった時に、トランプを応援してる人は白人至上主義の人が多いだとか、black lives matter っていうムーブメントが起きて、言葉自体は有名になってきてたり、人種差別があるって言うのは、ちょっとずつ理解が広まってきてるかもしれない。

でも私は、日本という島国に生まれて、異なる民族や、宗教が違う人と暮らすっていう経験をしてこなかったから、あんまり人種差別が実際にあるという認識がなかった。

私がアメリカに留学に行ったのは、2016年秋から。丁度アメリカ大統領選を目にして、オバマ大統領からトランプに変わる時期を目の当たりにした。

私が住んでいたのは、カリフォルニア州のサンフランシスコから電車で40分程度のところで、ホームステイをしていた。ホストマザー(75歳ぐらいのおばあちゃん!笑)が、白人至上主義だったのだ。白人至上主義とは、白人が最も優れてる!って思って、黄色人種や黒人は、白人に比べて劣ってるとする、人種差別の立場や考え方みたい。留学当時は、英語が全く聞き取れなかったが、ホストマザーはいつも何かに対して不満を口にしていて、違和感は感じていた。が聞き取れるようになって来た時、彼女が白人至上主義だと気づいたのだ。例を挙げたらキリがないが

・隣に住んでいるメキシコ人を犯罪者扱いする
・障害がある子が私に話しかけてきてくれて、握手をしてくれたので、返そうとしたら、それを見ていたホストマザーが手を払って、病気がうつると母親と子供の前で言う
・ホームレスに対して、LGBTの人達に対して、黒人、移民に対して嫌悪感を表に出す
・私がボランティア活動で、ホームレスのボランティアを希望したが、駄目だと裏で学校に電話をかけて教育のボランティアに変更する

ちなみに、彼女は元看護師なので、病気がうつらない事は、(まず病気でもないし)知識としてもちろんあるはずだし、彼女の孫はメキシコ人とのハーフだ。また、ホームステイのドン(取りまとめ役)をしており、黄色人種である私を受け入れているのも不思議だった。
ホームレスに対しては、努力してないからそうなったのよ、ホームレスが悪いわ、と言っていた。

孫の誕生日(私の大好きなイザベラちゃん❤️)にも、お父さん(メキシコ人)が、イザベラちゃんとイザベラのお母さん、姉を車で誕生日パーティー会場のレストランに連れてきたが、父だけ帰っていき、違和感があったが、後から思えば決裂があり、お父さんを認めていないようだった。

大統領選挙の日、サンフランシスコは比較的、クリントン支持者が多い中、私のホストファミリーはトランプ派で、決まった瞬間、私に抱きついてきた、その日は家はパーティ騒ぎであった。
一方町中は、なんだか暗い空気で、先生達は泣き喚きながら授業をし、トランプをゴキブリ扱いし、4年間冬眠するわ!と怒りを表していた。なんとも複雑な心境だった。

留学中は、色んな国の人に出会って、学校のボランティアで一緒に活動してた子が、現地の高校生の黒人だったり、障害のある子のサポートもして、最初は暴れるし、授業を聞いてくれなくて、どうしたらいいか分からなかったけど、接してるうちに心を開いてくれて、隣に座ったら、しっかり授業を聞いてくれたり、メキシコ人のクラスメートがいたり、大好きな知り合いがレズだと知ったり、でもそこで出会った人達が、私は本当に心から大好きで、だからこそホストマザーがそういう人達の事を悪く言うのは、悲しい気持ちでいっぱいになったし、怒りが込み上げて来た。

でもここに来なかったら、知り得なかった事だし、色んな人が、考えの人が世界にはいるんやなってことに気づく事ができた😌💕

だからこそ、私は色んなことを受け入れて、知って、そんな考えもあるのかーって思えるようになりたいって思った。当時は、悲しくって、ストレスだったけど今の私を作ってる経験。みんながみんなこうじゃないはずだし、偏ってる情報かもしれないけど、こんな事実があったよーって事が伝えられたらなぁと思いました。

読んでくれてありがとう❤️❤️❤️大好きな国またいつか行くよ❤️❤️❤️

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