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食欲って美味しいものを食べたいっていうのとは違うんじゃない?

美味しいものを食べるより同じお金で機材を買いたい。
こんばんは、うにもちです。

何の話かというと、僕の三大欲求は物欲と所有欲と独占欲なんじゃないかっていう話……
ではなくて、食欲はあるんですよっていう話。
でもそもそもこの「欲」って何なんでしょうね。

この三大欲求って欲するものっていう意味も勿論あると思うんですけど、多分もっと単純に生きる上で必要なものを欲求って言ってるんじゃないかなって思います。

生きている以上エネルギーその他諸々を消費するので、体外から何かを摂取しなければならない。動物等の口がある生き物は基本的に何かを「食べ」てそのエネルギー諸々を補給している。食欲

次に生命活動を行っている間は細胞やらの体組織あれこれが常に活動を行なっているわけだから、必ず休息をとらなければならない。
休息の方法として一番確実なのは「眠る」こと。睡眠欲

そして(ここでは広義の意味として話します)生命をつなぐことが生き物としての最大の目的なので、子孫を残さなければならない。その方法は(こと哺乳類では、三大欲求はそもそも人間の話なので)今のところ「性行」一つ。性欲

ここで最初に戻るのですが、僕が思うに多分眠いだとか美味しいものを食べたいだとか好きな人と会いたいだとか。
そういう感情は勿論欲求ではありますけど、それでも純粋な三大欲求とはまた別なんじゃないかなーと。

眠いっていうのは「憂鬱」な気分の表れかもしれませんし、惰性で眠り続けていたいだけの「怠惰」かもしれません。

美味しいものが食べたいというのはより良いものを知りたいという「知識欲」かもしれませんし、まだ見ぬ美味しさを求める「探究心(これは殆ど同じですかね)」かもしれません。

好きな人と会いたいというのは離れたくないという「(ある種)独占欲」かもしれませんし、独りが嫌だという「孤独(恐怖)感」の表れかもしれません。

つまり何が言いたいかというと、人間の感情が含まれると純粋な欲求ではなくなるんじゃないかな、と。

そもそも人間は大事なところは割と理屈ではなくて感情で動くものなので(それでいいと思います)、きっぱり割り切れるものではないはずなんですよね。

餓死寸前や過労死寸前の状態にまで追い込まれた時に初めて「生きるため」の欲求が顔をもたげるというか。

男性諸君が日頃感じている面倒な朝のアレや授業中のアレも、元はと言えばまさにそうですし(意思とは関係ないという意味でも)、
女性が月一でくるアレも体が必要だと判断して行なっていることではあるので、本人の意思とは全く関係ないですが(ある意味)体が欲しているから起こることなのではないでしょうか。

そういうわけで(結構回り道しましたけど)、僕は食欲はあるんですが、美味しいものを食べたいという欲求はない(低い)わけなんです。
ただ何故かそれが理解されづらい。

勿論「どうせ食べるなら美味しい方がいい」というのは大賛成です。
けれどそれは最早「1万円と1円のどちらかをあげると言われて1円を取る人はいないでしょ」っていうレベルの話じゃないですか(言葉通り受け取ってくださいね)。選ぶまでもない。

そういう話なんですよ。
別に人気なものを食べるために6時間並ぶだとか、半人前の量で他の店の5倍以上の値段を取るところとか、そういうお店や行く人を否定したいわけじゃなくて、ただ一個人としてそういう人もいるぞっていうことなんです。
趣味趣向レベルの話です。これに関してはNoと言ってはいけません

多分最後の一文あたりに関しては、また別にノートを書くと思います。

それではまた。

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