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生きる弱さを知ったきっかけ

私の人生はなかなかエネルギッシュで
まだ40代前半だけど
もう第三の人生位終わっちゃって
あとは余生かな?
そんな感覚。

病気や怪我や事故も盛りだくさん
転職や引越しも多い方で
結婚や家庭も2つも経験した。

そのどれもが駆け抜ける感覚
ずっと走り続けて居る感覚
迷いや惑いを起こして居る暇なく
ただひたすらに駆け抜けて来た
そんな人生だった様に思う。

そんな中で
自分が想定して居たのとは
はるか予想を超えた角度とタイミングにより出会った恋は
今までのあらゆる何もかもをいとも簡単になし崩し
ある意味奈落の底に突き落とされ
はて、私は今までの何をもって生きて居たと言って居たのだろう?
はて、私は今までの私のどの部分をもってして 私と理解して居たのだろう?
そんな感覚と向き合うきっかけとなった。

それまで気丈に生きてきた
私が構築し大人として完成して来て
培って来た、そう信じて疑わなかった部分が
あれよあれよと崩れ去り
裸んぼうな気持ちをまるで生まれて初めて気づいたかの様に
私ってものを知らなかった私に
ある意味情けなくなった。

ありとあらゆる側面
自分の性格、性質、生き方、好きな事、嫌いな事、仕事、生き甲斐、生き様に
台風や嵐や雷が鳴り出して
どんがらがっしゃん概念という概念をぶっ壊された。

そんな感覚 。

本当の恋に出逢うと
人はこんなにも弱く儚く脆くなるのか
そんな青天の霹靂。

大好き!楽しい!嬉しい!
毎日がワクワクする!

そんな可愛らしい恋しか知らなかったのかも?
散々深い愛についてや家族愛についてもやり遂げて来た筈なのに
ここに来てこんな知らない世界があるなんてなぁ〜
そんな感覚を知り
私は私の本当の弱さを知った。

人は本当の弱さを 見たくないし
見たら終わりだ!みたいに取り繕って
強いふりして生きて居たりする。

でも、それは飽くまでもふりだ。

ふり。

それに気づく事ができたなんて
なんて倖せな事だろうか、と
ふと気づいた魚座満月🌕

覚え書き的に書き残す。


2018/8/27

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